LOL 脅威MFとクリティカルMFについて
MF(ミスフォーチュン)というのはLOLというゲームのADCと呼ばれるポジションのキャラクターで、主にダメージを出すのが仕事である。MFにおいてビルドが二極化されており、その違いについて今回は話します。
1.脅威MF
脅威MFの強みはスキルダメージが高くなることである。集団戦においては相手をずっと殴り続けることは難しいため、レンジが長いスキルでダメージを与えることは重要である。特に範囲も広くレンジも長いRのダメージは、アイテムが5つできているときも脅威MFのほう少しだけ高い。(ほぼ一緒)ルーンは彗星、アイテムは赤月あたりを積む。
2.クリティカルMF
クリティカルビルドの強みは、足を止めて殴れる相手に対して爆発的なダメージを出すことができることである。ADCの役割であるオブジェクトを取ったり、ファームして育ったりする際に強さを見せる。ファームが早いので3アイテム以降ができるのも早い。しかしながら、範囲が広いスキルのダメージは2コア時よりもわずかに低い。ルーンはプレスアタック、アイテムはクラーケンスレイヤー等のクリティカルアイテムを積む。3アイテム目にインフィニティエッジを買わないとダメージがかなり下がるので注意する。
3.比較
以下のグラフはシングルターゲットに対してすべてのスキルを使いながら3秒くらい殴った際のDPSである。Rのダメージは省いてるため集団戦での実際のダメージとは異なる。横軸の数値はアイテムの数である。
グラフを見ると分かる通り、3アイテム時に圧倒的にクリティカルビルドのほうがダメージが高くなる。記載していないがRのダメージも3アイテム時にほぼ追いつくため、3アイテムができるまで試合が傾かなければ、クリティカルビルドのほうが圧倒的に強いことが分かる。ダメージに大きく差が出る理由は3アイテム目に購入するインフィニティエッジで、クリティカルが60%を超えたときのDPSが一気に上がるからである。つまり、3アイテム目までに試合が傾くようなオブジェクト(バロン、4ドラ)が取れるような試合ならば、脅威ビルドが強いと言える。一般的なソロランクの試合はダイヤ程度でも3アイテム目くらいまでは、オブジェクトを取り切ることが少ない。2アイテムで試合を決めようと思ったら、ADCだけでは難しいので、味方のチーム構成に注目する必要がある。味方の構成をみて、20分でバロンが触れそうなときは脅威、それ以外はクリティカルという選択肢を取るのが良いだろう。
4.ビルドについて
OPGGに書いてあるビルドを真似するだけでは、最高のパフォーマンスを出すことができない。ビルドを構成するときの考え方をメモしておく。
①1アイテム目はビルドのコアとなるミシックを購入する。阻害が必要なときは阻害がつく材料だけ買う。
②2アイテム目はダメージが上がる(ファームできる)アイテムを購入する。
③3アイテム目はクリティカルならインフィニティエッジ。他ならば相手に応じたアイテムを買う。
④4アイテム以降は相手の構成に合わせる。
例 アサシンが多い→ガーディアンエンジェル
タンクが多い→ジャイアントスレイヤーがついてる武器
相手のハラスがつらい→ブラッドサースター exc
まとめ
相手や味方の構成によって装備を変えることが大事であり、アイテム選択をあらかじめ考えておくことでプレイに集中できる環境を作ろう。MFはほとんどの場合はクリティカルビルドのほうが有効である。