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買った。届いた。読んだ。
と言う訳でこちら。
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内容は本当に様々ですが、私のnoteなので共通戦術装輪車についてのみの感想を。
雑感
とにかく、共通戦術装輪車について書籍で解説することに価値があるのかなと。
現時点で防衛装備庁、陸自共に「メディアの取材に応じる」と言う形での情報公開はしていないと思います。そんな中でも解説を形にして掲載をし、多くの人がこの装備に興味を持てるなら、それで良いのかなと思いますね。
そういえば…
解説文の中で量産1号車の配備先予想がありましたが、「ICV型が偵察戦闘大隊に配備される可能性」が自分の中に無かった事に気付かされましたね。確かに偵察戦闘大隊の戦闘中隊には96WAPCが配備されていますし、十分可能性はありますね。
ただ、LCCコスト計算に用いられた「150両」と言う数からすると…。即応機動連隊の各普通科中隊に8両配備するだけで152両ですし、既にカツカツ。正直よくわからないところですね。
配備予想は難しい
現在明らかとなっている情報は
①共通戦術装輪車ICV型は機動戦闘車と連携した火力戦闘を行う
②調達数は150両が基準
の2点
①の条件に基づくと即応機動連隊の普通科中隊と偵察戦闘大隊の戦闘中隊に配備されている96WAPCはICV型で更新されると予想できますが、すると②の条件が邪魔になる訳ですね。明らかに足りない。
実際の配備対象の部隊が予想よりも少ないのか、実際の調達量が予想よりも多いのか。ここの疑問が解消されない限り、どんな配備予測も「あやふやな妄想」の域を出ないと思いますね。
だからこそ、メディアによる取材に基づいた「予測」が出来るようになればなと思う訳です。
ぜひ購入検討を
この本の中で共通戦術装輪車の情報が占める割合はごく一部です。とはいえ、UUVや05JX等、他の内容も素晴らしい物が多いので、興味を持たれた方はぜひ。(アフィリエイトじゃ無いよ)
かっこいい共通戦術装輪車の画像は本の中はもちろん、X(旧ツイッター)にも沢山あるよ!
おしまい。
文中が全て「共通装輪戦術車」になっていたり、武装が「35mm」になっていたり、「初めて共通戦術装輪車の情報に触れる人もいる」事を考慮して細かいところにも気を配って頂きたかったですね。
筆者は過去に「共通戦術装輪車」が「30mm」機関砲を搭載していると言う記事を書いていますし、単なる誤植・校閲漏れだと思いますが。
https://armsweb.jp/report/3817.html