これまで一緒に取り組んできた、過去mocteco生たちの特徴を4つにまとめてみました。
2018年からスタートして第5期を迎える高校生・大学生むけ創業支援プログラムmocteco[モクテコ]2022。
エントリーしてくれた学生から…「『起業!』『ガツガツ!』って感じじゃなかったんですね。話聞いてイメージ変わりました(笑)」と、言われることが多くて、そんなイメージのギャップを埋めるために記事を書きました。
これまで4年に渡ってサポートしてきたmocteco生達の特徴を、コーディネーター目線で勝手に分析します!
はじめまして!
はじめまして!学生の伴走役を務める、コーディネーターの浜中です。moctecoでは色々な分野で専門的に取り組んできたコーディネーターがmocteco生の3ヵ月を支えます。私自身も学生起業家で、moctecoの発起人でもあります。
これまでサポートしてきたmocteco生の顔を思い浮かべながら、特徴を書いていきたいと思います(OB/OGのみんな、勝手にごめんなさい汗)。
1.「起業したい!」は2割くらい
「起業したい」「起業に興味がある」と言ってエントリーしてくれる学生は、全体の2割くらいだと思います。
それ以外の学生達は「起業」そのものをあまり意識していなくて、「気になっていることがある。」「好きなモノがある。」「誰かに伝えたい!」っと、自分の興味や関心をカタチにしてみたいと思ってエントリーしていることが多いです。
あと「何にも無いんですけど、何かしたいんです。」っという学生も2割くらいいて、これまで経験してきた約20年をコーディネーターと一緒に振り返っていく中で「あ、そういえば、これ、いっつも関心持ってました!」っと、話していくうちにテーマが見つかることもあります。
2.大なり小なり、悩んでいる
高校生なら「このまま受験していいんだろうか」、大学生なら「就職活動でいいんだろうか」「このまま学年を重ねていっていいんだろうか」。
やりたいことは漠然とあるけど「踏ん切りがつかない」、やってはみたけど「なかなか大きく育たない」、とか自分の中にあるものをどのように外に表現したらいいか、悩んでエントリーしている学生も多いと思います。
「挑戦したい!(キラキラっ✨)」としている子もいれば、「どうすりゃいいんだろう(モンモン…)」としている学生も多い。
moctecoでは「ワクワク」だけじゃなく、「悩み」や、感じている「違和感」も価値の源泉になると思っていて、その感情をどうやって社会の中で表現していくか、一緒に話ながら生み出していけたらと思っています。
3.不器用な面も?
表現が難しいところですが(笑)「起業・創業」と聞くと、なんでも器用にサクサクできるイメージがあるかもしれません。
けど、既存の社会の仕組み中で器用に立ち回れるなら、そもそも起業・創業は選択肢に入ってこないんじゃないか…とさえ思います。
スキルというよりは心情的に、学校や受験や就職など、既存の枠組みの中で効率よく立ち回ろうとする自分に違和感があって、そこに悩んだり、自己表現の方法を探りに、moctecoにエントリーしてくる学生が多い気がします。
多くの人が「そういうもんだよね」と思って気に止めていないことに、「あれ、本当にそうだっけ?」「もっとこうした方が良いんじゃない?」っと立ち止まってしまう、いい意味での不器用さを持っていることでもあります。
各コーディネーターは、決して急かしたり、無理やり背中を押したりはしないので、安心できる環境で、心ゆくまま自己表現を探求できる環境だと思います。
4.やることは変わっていく
最初にやろうとすることが、途中でどんどん変わっていきます。それでいいと思っています。
3ヵ月のプログラムの中で変わっていく人もいれば、moctecoプログラム後に、ガラッと変わるメンバーもいます。
カタチにしていくと、おぼろげだった「やりたいこと」が見えてきて、それに合わせてやり方を変えて、少しクリアに見える。このプロセスを2~3回繰り返すと、そもそものやりたいことは変わってないけど、やることはどんどん変わる。
だから…最初っからやりたいことがはっきりしていなくていい、と思います。
おぼろげながら見えているものに進んでいくと、だんだん自分の目的がはっきりしてきます。やりながら違和感に気付いて、変えていって、を繰り返すことで少しずつ自分の感覚がカタチになっていくことを目指します。
最後に
事務的な話半分ですが、moctecoへのエントリーの方法は「①プレエントリー」⇒「②本エントリー」の順番で進んでいきます。
①プレエントリーはいわゆる「面談」になります。
コーディネーターと話してみて、今の持っている感覚を伝えて、moctecoの話も聞いて、自分のタイミングに合っているなと思ったら②本エントリーに進んでもらいます。
①プレエントリーの締切が2022年7月29日です。
もし、自分の中に「気になっている何か」「カタチにしたい何か」があったら、是非問い合わせてみて下さい。
コーディネーターと話をすることで、何かが変わっていくきっかけになるかもしれません。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!