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【もこみち就活大全】〜地方体育会学生なりにもがいた1年〜

こんにちは。Earth出身のショウヤカワムラです。もこみちです。

今回は、ご報告などもかねて、1年弱ほどやってきた自分の”就活”をありのままに書き綴らせて頂ければと思います。

最近、友達や後輩からも色々と就活に関して、相談をたくさん受けるようになりました。ありがたい...

特にサッカー部の仲間から話を聞くことが多く、嬉しくて嬉しくてたまりません。神様、どうかみんなが第一志望に受かるように何とかしてください。あの世で何でもしますから。(世界は甘くないことは重々わかってます。だってEarth出身ですから。)

そういった背景もあって、自分の身の回りの方々はもちろん、それ以外の就活生や就活を控えている方々に少しでも役立てれば、と思い、書くことに決めました。

もちろん、これを読んでくださった方全員が当てはまらないと思うし、共感してくださるわけでもないことはわかっています。ただ、少なからず誰かのお役になれればと...

あと、企業の人事さんなどにも読んでいただきたいなとも思っています。僕は自分を「地方学生の歩く広告塔」だと思って書いていますから。

かなり長くなってしまっています...よければ最後まで...お願いします🙇‍♂️


1)何となく始めた就活

2019年の4月ごろ。ちょうど大学3年生になった春に就活を始めました。

きっかけは、長期インターン。理系院生向けの就活サービスを運営している会社でインターンをしていたので、就活に対しての知識はありました。夏のインターンがあり、申し込みが早いところだと4,5月(今年はもっと早いですよね)だということも知っていました。

それに、3月に1ヶ月間上京しインターンしていて、東京には地方で出会えないたくさんの”半端ないってな人”がいる(正確には集まる)ことをこの肌で感じていました。

「とにかくおもろいサマーインターンに参加して、おもろいヤツに出会って、おもろい体験したい」

そう思ったのが就活スタートのきっかけです。ほんまにただの好奇心です。「就職のために」とか考えずでした。一応...っていう気持ちはほんまに5%くらいです。

エントリーの基準はただ一つ。「おもろいコンテンツか、そうでないか」。

20社くらい出した気がします。おもろそうと思ったものはほぼ全て。どこで探したかと言うと、「Goodfind」と「Wantedly」、あとは直接企業ページからです。東京にいる時におもろいインターンはここに載ってると聞いて使っていました。東京にいなかったら知らないままだった可能性大。情報って大事。


2)行動ファーストで本当によかった夏

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サマーインターンの選考は結果的に3,4社ほどしか受かりませんでした。ちなみに入社予定のレバレジーズもサマーインターンではしっかり落ちてます笑。

動機は何であれ、とにかく、選考をたくさん受け、インターンに参加したことはほんまに良かったと思っています。その理由は、

①社会で必要とされている人間はどんな人か
②社会における自分の強みは何なのか
③地方学生の現状

について知れたからです。

①と②は書くと長そうですし何となく検討つくかなと思うので、③についてちょこっと。これは、実際にサマーに参加した時もなんですが、

「大学は高知大学です。」

まずここで、たいてい面接官との話のネタになります。

「高知なの!すごい!」
「四国の学生初だよ!」

高知は四国のどの位置か当てるゲームも2,3回やりました。ここでちょっと変わったアイスブレイクをする企業があったら強烈なインパクトになってたと思います。アイスブレイク、意外と覚えてます。(人事さん...)

とにかく、地方の学生、四国の学生と言うだけで珍しがられました。逆に目立てたのでラッキーではあったのですが、都会の学生との差、情報格差や行動力格差を感じました...(地方にも優秀な学生たくさんいるのに...)

そしていざ、受かった企業のサマーインターンに参加してみるとどうなったのかですが...

・とにかく楽しかった
・学歴全然関係ないやん笑
・カルチャーフィット死ぬほど大事やなあ
・「優秀な学生」と自分との対比で見えたやるべきこと

手応えすごくありました。大学名全然関係なかったです笑

カルチャーフィットに関してですが、これはかなり印象的な出来事がありました。就活にとてもとても大きな影響を及ぼすこととなります...

僕の性格は、「明るい」「ポジティブ」「笑い大好き」「ビックマウス」とかそこらへんなのですが、そういう性格もあって、とにかくインターンを楽しんでましたし、周りの人を楽しませたいと思って参加していました。

ことあるごとにプレゼンがあって、率先して自分がやっていたのですが、とにかく楽しく、面白く、印象に残るようにプレゼンしていました。(わかりやすくは言わずもがなです...)必死に笑いを取りにいっていました笑。(スベってたとか内緒。)

ある企業(最終的に迷うことになる3社にランクイン)では、自分のスタイルが受け入れられて、役員の方からも評価していただけて、優勝しちゃったりして...。部活以外でこんなに楽しいと思えることは初めての感覚でした。めっちゃイキイキしてましたね...

しかし、別のある企業では、「君のプレゼンは0点」「会社でやるプレゼンじゃない」「何か勘違いしている」と厳しいご指摘を受けました。FBを真剣にいただけることはとても嬉しかったのですが、とてつもない違和感を感じました。

「ここだと本当の自分を表現できない。」

僕が100%正しいとかそんな話ではないです。どちらもいい企業だと思いますし、どっちの企業がいいと思うかどうかは本当に人それぞれだと思います。

ただ、自分が思っていた以上に、カルチャーフィットはとても大事なんだ、自分のスタイルを大事にしたいな、っていう”自分の価値観”に気づく大きなきっかけになりました。

また、たくさんの学生と接することで、自分が強みとできること、足りていない要素、これからどうしていけばいいのかなどを、認識することができました。

22卒(今年)の方は、コロナの影響で中止になったりオンラインになったりで変則的になるかと思いますが、とにかくどんなインターンでもいいので参加してみたい!と思えるとこにぜひ、飛び込んで欲しいです。

ネットでも十分に情報は入りますが、一次情報は本当に大事です。自分からアクションを起こすことで気づくことはたくさんあると思います。また、自信もつきますしね...(自己肯定感はまじで必須アイテム)

3)「ありのままの自分を表現すること」に徹底的にこだわった

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11,12月ごろに本格的に本選考を受けました。受けたのは全部で4社。少し少ないようにも感じるかも知れません。本気で入りたいと思える企業がその4社しかなかったんです。

当たり前ですが、400万社ほどあると言われている日本の企業全てを見て、自分にあっているかどうかを判断することは不可能です。

もしかしたら自分が知らないだけで、もっと自分が入りたいと思う企業が他にたくさんあるかも知れません。ただ、そんなことを言っていてはキリがありません。

僕は、キャリア=縁だと思っています。いい企業に巡り合えることもあるし、そうじゃないこともある。出会った縁を大切にしたい。そう思って決めた”最高の4社”です。

さて、本選考中に関してですが、とにかく

ありのままの自分を表現すること

を常に意識していました。企業の選考内容や採用基準などを調べ、企業の求められている像に自分を寄せるのではなく、あくまで自分自身を素直に表現しようと思いました。(もちろん何も考えずに適当に受けていたわけではありません。笑)

理由としては、

自分に自信があった(持とうとした)、お化粧はのちの自分を苦しめることになる、”one of them”でなく”only one”でいたかったからです。

これに関しては、完全に個人の見解です。良し悪しは当然あると思っています。

ただ、あくまで自分が主人公。

企業に選んでもらうのではなく、自分が企業を選ぶ。そして企業を変える。

それぐらいの気持ちでいないといけないなと思っていたからです。自分のような人間がいっぱいいるところに行っても、その会社にイノベーションは生まれないし、求められる像を演じることはイエスマンだなと思って...

もし、自分らしさ全開で勝負すれば後悔しなさそうかなと。落ちたら仕方ない、また切り替えて就活すればいい、そう思っていました。(見る目ないなこの会社、って思うようにしてました笑)

あと、面接は結構得意だったので、どんな感じで話していたかちょろっと。(もし詳しく聞きたい方は全然お話ししますのでDMなりなんでも連絡ください笑)

学チカとか、とにかく過去の自分について聞かれたら、

ストーリー仕立てで自分の人生を表現する

ことを意識していました。それぞれの出来事が点と点といったように孤立しないように、一本の線で繋がるようなストーリーに。

自身の経験とそこから生まれた感覚/想いを伝える。

自分がどんな人間か分かってもらうために一番大切なことだと思っています。

4)自分の手で掴み取ることのスッキリさ

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1月頃は迷いに迷いまくった時期。1社選考落ち、他は内定もらったり最終選考前とかでっていう感じでした。

正直、本気で入りたいと思える会社だけ受けていたので、どこに入っても幸せだろうなと思っていました。要するに”決め”の問題。幸せ者です。

ただ、

◎「自分自身が覚悟をもって決めた」という事実が何より大事。
◎100%の答えはない。どこに決めても何かしらのモヤモヤはある。なら、決めた道を正解にすることだけ考えるべき。

それは分かっていました。分かっていたし、心の底からそう思っていました。だけど、最後の一手というか、覚悟を持ちきれずズルズル...

悩むのはまあ当たり前ですよね笑

そんな中、2月の初旬、ついに内定承諾を出します。覚悟が決まりました。

最後の決め手となったのは、

・ミッションビジョンが自分のものとほぼ一致していた。
・自分の手で地方を救いたい。そのために事業作りに徹底的に携わりたい。
・話を聞いた人のほとんどが、別の会社を勧めてきたから。

上二つは似ていて、自分が成し遂げたいことを最速で達成する1番の選択だと思ったこと。つまり、自分の”ミッション”。

自分が成し遂げたいことを最優先に考えました。そのほうがワクワクして働けると思ったから。

これが最大の理由です。

それと、何人かに話を聞いたときに(たくさんの人に相談しすぎないことは意識していました)、他の企業を勧める人が多かったのも思い切って決めれた理由です。どういうこと...?笑

僕は、多くの人が反対する道(進路)を歩んできました。周りがサッカーの強い高校にいく中、自分は進学校へ。周りが難関大学へいく中、自分はサッカーのために地方大学へ。

その度に、その道を正解にするために努力を重ねてきました。人から非難されるほどそれをエネルギーに変えて結果を出してきました。(そうです、本田圭佑が大好きです笑)

自分は弱い人間なので、自分を追い込む環境に飛び込みたい。

そういう意味で、周りが一見不正解と思う道を歩む意思決定をしました。(もちろん、自分が行きたいと思っていることは大前提です)

自分のことは自分が一番分かっているつもりです。なので、自分らしい選択をしたと思っています。

自分自身で、自分らしい選択をしたこと。それが、気持ちよく決めれた要因かなと思います。

5)結局、何を伝えたいかって言うと...

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ここまで長々と書いてきました。ほんまに長々と。結局何が言いたいねん。そういう感じですよね。

何も、僕みたいに「カルチャーフィットは絶対大事にしたほうがいい」とか「人が反対する選択をしたほうがいい」とか、そんなことが言いたいわけでは全くありません笑

今回のnoteを通して一番伝えたいことは、

とにかく自分で考え、行動しまくる。そしてまた考え、また行動する。それをやめない。

ということです。考えることから逃げてはいけません。行動することからも逃げてはいけません。(つまづいたり悩んだりしたときの休息はもちろん大切です)

周りに助言を求めたり、吸収したり、参考にすることはとても大切です。ただし、最後に決めるのは”自分”です。

そういう意味では、就活は自分との闘いだと思います。

自分で掴み取った先に、ワクワクする未来が待っていると思います。

地方大学生だから...体育会だから...

もちろんハンディがあることは間違いないですし、僕もすごく感じました。ただ、言い訳せずに、逃げずに自分で掴みにいっていただきたいなと思います。できることって意外とたくさんあります。

僕は、自分で考えて、行動して、考え抜いて決めた、という自分に自信を持ちながら、自身のミッションを果たすために行動していきます。

今回のnoteで少しでも多くの人の一助になれば幸いです。

僕は、これからも地方の学生さんはもちろん、他の学生さんも、また、企業の方でも何か僕に少しでも力になれることがあれば全力で行動させていただきます。その際は遠慮なくお声がけください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

僕が地方学生さん向けにしていることの一つです。もしご興味がある学生さんや企業様おられましたらご連絡ください。地方でも長期インターンができる仕組みを作っています。

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