EBSのディスクが溢れて困ったンゴな話
まあこういうのは減らすか増やすしかねえけど、増やしとくかあ。現状
admin@ip-172-31-31-170:/backup % df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
udev 895M 0 895M 0% /dev
tmpfs 187M 660K 187M 1% /run
/dev/nvme0n1p1 20G 18G 1.3G 94% /
tmpfs 935M 0 935M 0% /dev/shm
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
/dev/nvme1n1p1 30G 27G 898M 97% /backup
/dev/nvme0n1p15 127M 148K 127M 1% /boot/efi
tmpfs 187M 0 187M 0% /run/user/1000
30から50に増量する
でまあディスクはでかくなってもファイルシステムはでかくなりませんよ、みたいな事になるわけだよね。この辺は昔から物理ディスクを触ってきた人間には手慣れた話かもしれないが…
# cfdisk /dev/nvme1n1
GPT PMBR size mismatch (62914559 != 104857599) will be corrected by write.
The backup GPT table is not on the end of the device. This problem will be corrected by write.
Disk: /dev/nvme1n1
Size: 50 GiB, 53687091200 bytes, 104857600 sectors
Label: gpt, identifier: 6B403226-E710-B64B-9A98-2D303FEA9628
Device Start End Sectors Size Type
>> /dev/nvme1n1p1 2048 104857533 104855486 50G Linux filesystem
┌────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ Partition UUID: 76B7E2AA-793B-6F4A-B994-0C1247767739 │
│ Partition type: Linux filesystem (0FC63DAF-8483-4772-8E79-3D69D8477DE4) │
│Filesystem UUID: 0f268c61-d355-4dac-b93a-4940565b4f61 │
│ Filesystem: ext4 │
│ Mountpoint: /backup (mounted) │
└────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
[ Delete ] [ Resize ] [ Quit ] [ Type ] [ Help ] [ Write ]
[ Dump ]
Partition 1 resized.
resizeしてwrite
その後でresize2fsを仕掛けるが、特殊なfsを使ってる人は注意
Filesystem at /dev/nvme1n1p1 is mounted on /backup; on-line resizing required
old_desc_blocks = 4, new_desc_blocks = 7
The filesystem on /dev/nvme1n1p1 is now 13106935 (4k) blocks long.
# df -h /backup/
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/nvme1n1p1 50G 27G 20G 58% /backup
増えましたね。終わり。
ところでIOPSとかについてちゃんと考えたことあるか?
ということ
ここでは
150/3000
1 GiB あたり 3 IOPS のベースライン、最小 100 IOPS、3000 IOPS にバースト可能。
と書いてある。ちなみにtune2fsとかで調べてみてもいいけど何も考えずにfsを作るとたいてい4kbブロックになっているはずだ。
1GBのファイルをこの条件で転送するときに何秒かかるかというのは大体計算できるのでchatgptにやらせる
このようにバーストできるか、できないかでかかる時間が全然変わってきちゃうんだよね。なお、このバーストできるかできないかは残ってるクレジットに依存する。クレジットなんて見たこともねえわって人は見といてもいいかも。なお
このボリュームタイムだとサイズに応じてIOPSやクレジットも変化するのでまあ基本的に「デカい方が速い」と考えていい(gp2は)。
それ以外のタイプ
gp3
gp3はセッティングがさらに細かい。ここでもChatGPTに解説してもらおう。
マグネティック
一番安価であるがIOPSの設定がない。速度は使ってみないとわからんということだけどまあ大抵遅いってことになるはずだ。基本的にはもうこれは選択しないと思う
io1
既にエラーになっているが30Gで1500IOPS(最大)を常に保証しつづける。
io2
まあ基本的にここまでものものは用無しだと思う
30Gの価格
https://aws.amazon.com/jp/ebs/pricing/
1USD=150JPY
gp2はクレジット制でベースラインがちょっと高い。gp3は安いんだけど設定によってはちょっと高くなることもあるよ、って感じ。何も考えたくないならgp2にするべきだけどクレジットの数はモニタリングしといた方がいいかもしれないね(大事なサービスなら)
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