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続・アトピー対策備忘録3: 体質改善2

  先ず今回の体質改善検証の結論として、自身にとってグルテンフリーの効果は大であった。ビオチン治療を始めた時も皮膚の修復速度の変化や鼻炎・胃腸炎の改善に驚き、ビタミンDを飲んでは痒みの消失に驚愕したが、今回は炎症自体が消失した事に驚かされた。自身の体感ではあるが、どれも処方薬並に効果が有ったのは事実である。

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上画像は根強い炎症部位があった箇所(手首部位)。炎症が弱まり、かなり通常の肌に近い状態まで修復が進んでいる。手の甲に対し指は肌が荒れ易く治り易い。暫くミネラル温浴を怠っていたため炎症が復活してしまっている。

 化学物質や毒に許容量というものがあるのは周知の事実だが、炎症にも身体全体としての許容量というものがあるそうである(恐らくは内臓による身体の恒常性維持機能の限界を指す、そしてアトピーの理解に内臓機能の知識が必要な理由でもある)。以前はそんなものを無視して好きにグルテンを摂っていたわけだが、今回主食から排する形で出来る限り制限をした。

 グルテンフリーによりアレルギーの主要因が無くなり炎症自体の総量が減った事で、軽度のアトピー性皮膚炎患者である自分は数日に一食程度なら小麦加工食品を口にしても特に問題が無くなっている様だ(アトピー特有の藪蚊に刺されたような堪え難い痒みではなく、ほんのりむず痒い様な感覚に襲われる時は有るが)。

 後で気付いた事だが、あれだけ受け入れ難かったナイアシンに対しても耐性というより許容量が上がったのか、ある程度問題無く摂取出来る様になっていた。

 早い話がアレルギーにより身体の恒常性維持機能に炎症の許容量を超える総量の過負荷が掛かり続けており、結果として一部内臓機能が常に余裕の無い状態であったため様々なものに対する耐性や許容量が下がっていた、というのが実情の様である。

 そのせいでナイアシンの様な摂取する事で少々デメリットが有るものの多大なメリットも有るような栄養素まで受け付けなくなり、虚弱体質の負の連鎖の様な事が起きてしまっていたと思われる。

 恐らくではあるが、私の様な軽度の患者であればグルテン消化酵素のサプリを適切に飲めば必要以上に食事制限はしなくても良いのかもしれない。勿論それでも一日に一食を小麦加工食品にする程度に抑えるべきではあるし、ナイアシンの様に受け入れるべき負荷の許容量が減る事を考えれば隔日に一食程がやはり理想であるのだろう。

 

 現状不満が無いレベルで体質改善の成果が出ているが、更なる改善の余地としてはグルテン消化酵素サプリの導入、代替食品のバリエーションの増加が有るだろうか(白米のみではどうしてもカロリー過多、食物繊維やミネラル不足になってしまう)。可能な範囲で継続し進めて行きたい。

 またミネラル温浴もやはり皮膚のミネラル吸収によるむくみ・炎症予防や抗菌に効果的であるため、体質改善のために併せて継続していく。

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