アトピー対策備忘録6: 治療経過3
・治療記録6
一部サプリメント等の副作用もあり、その種類を絞り摂取方法も明確に区別する。
・亜鉛含むミネラル: 経皮吸収に限定。入浴剤や軟膏により肌に吸収させる(経口摂取の5倍以上の吸収効率とも、家庭で行う湯治とでも言えば良いだろうか)。そもそも皮膚の修復と抗菌作用、むくみ解消が目的であるため経口摂取を行う利点がほぼ無かった(前述の通り効率も悪く腎臓にも余分に負担をかける形となる等、デメリットがむしろ目立つ)。
入浴法についてはただ湯に長く浸かるのではなく、家風呂サウナの様に「入浴→水シャワー→風を通して外気浴(10分・1〜2分・10分、適宜短縮可)」といった形で行うと尚良いか(合間に水分補給も挟む、何セットか繰り返しても良い)。長風呂によるセラミド等肌の保湿成分の流出を防ぎつつ、発汗促進とミネラルの経皮吸収を適切に行う事が出来る(湯温は必ず41℃以下に抑える)。
欧米人が入浴剤でのミネラル吸収に拘る理由が漸く腑に落ちた、といった所。日本人の湯治の習慣や海水浴での改善もまた理解出来る。可能ならばその理由まで教えて欲しかった、というのが本音ではある。
・各種ビタミン: ビタミンC・ビタミンD(痒み止めとして効果的、乾癬の治療においても用いる)・ナイアシン除くビタミンB群。サプリメントにより経口摂取。
・整腸剤・DHA・EPA: 各種ビタミン同様に経口摂取。
・タンパク質:食事・間食にて摂取。プロテイン・ヨーグルトでも何でも自身に合う形で積極的に摂る。
また肌の状態を見て適宜ステロイド薬・保湿剤・痒み止めを用いる。
必要な栄養のみならずその摂取方法も明確に定まる。肌の状態も落ち着き始めたため継続して治療を行う。
図らずも統合医療的な治療にはなったが、皮膚疾患にはその形がどうやら適しているようである。
特にミネラル温浴とビタミンC・ビタミンD、整腸剤(乳酸菌)の摂取はとても効果的であった。
やはりビオチン摂取をここに加えて「ビオチン治療+ビタミンD+ミネラル温浴」がアトピー性皮膚炎対策としては最善だろうか(ビタミンA・Eを加えると尚良い)。ミネラル温浴の濃度は通常より薄くした方が肌への刺激も少なく良いかと思われる(多少薄くとも高効率なため充分に効果が期待出来る一方で、反対に濃すぎると肌荒れに繋がる)。
注: この記事は他者に自己治療を推奨するものではない。専門の医院にて治療を行う事が最善であり、その補助となる知識を自身の為に纏めたものである。
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