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「まいりました、先輩」 萌えキュンで甘くて優しくて乙女心を狙い撃ち♡読者がまいりましたですからぁ〜。

高校1年生の世理奈ちゃんと1学年上の水川先輩の初々しくて甘いお話です。

個人的に思い入れのあった、井の頭線が出てくるからそこにも惹かれちゃったかな。ふふふ。

放課後委員会活動で使われた教室で、誰かが世理奈ちゃんの机の上に書いたラブソング。 そこにキモイと書いた世理奈ちゃんと友達。後日反論のコメントが書かれていて、どんな人がこれを書いたのか気になる世理奈ちゃんは書いた人を探します。

ようやく探せた落書きの主、水川先輩。でもなんだか冷たい素振り?

そして校門で張ること3日目、もはや周囲の友達にも存在しない疑惑を囁かれたその瞬間、水川先輩登場!

やっとの思いで声を掛けるんだけど、やっぱり軽くあしらわれて友達に脈ゼロ発言されちゃうし、なんなら読者も脈ゼロって思うわけ。

世理奈ちゃん、水川先輩にお気に入りの曲の入ったCDとお手紙を自分の机の中に忍ばせておき、それを読んだ先輩は線路の横から電車に向かってお礼をします。 それだけじゃ足りない世理菜ちゃん、友達に鞄を託して一駅全力疾走で舞い戻り、先輩に告白!大胆ー!

で、こっからがやっぱ少女漫画。ィよっ、待ってました!(拍手+ドラの効果音)

で、そのお返事がコレ。

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高2男子こんなこと言ってくれちゃう?やぶぁーい、少女漫画脳炸裂ー!!! 

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で、こうなりました。

ちょっとー、どうなるのこれ。ドッキドキ♡♡ 

まず世理奈ちゃんの性格がすごく良いわけ。先輩も優しいの。だから揉めることがないのね。 でも、そんな2人だから途中で他の異性にも好かれ(たりチャチャ入れられ)たりするんだけど、お互い好き過ぎるから揺るぎがないの。何この関係。 

ただ、先輩の受験前なんかにちょっと雲行き怪しくなる期間もあって、読者は切なく苦しく2人を見守るでしょう。

性格悪い嫌なヤツも出てこないし、先輩のセリフはグッとくるものも多いし。 これは女子の心のツボにガツンと来るんじゃない?これ、恋愛したい男子にもオススメかも、

若くて純な感受性ゆえの受け取り方と、ぐっとくる言葉の重み。 何よりいちいち純粋でかわいくて、だけととっっっても切ない場面もあり、涙を誘うの。

女子からめちゃモテの曾口先輩から好かれちゃったら、私グラグラしそうよ?けど、そんなこと全然なく最後まで悪くない感じで過ごせちゃう。曾口先輩完全なる当て馬なんだけど、最後言うこと良かったよ。泣いた。若くないのに、泣いた。

全編通してすごく甘くて良いんだけど、最後は割とサクッと終わっちゃった感アリ。そこを差し引いても、最高だけどね。

ここまで読まない人多いと思うから書いちゃうけど。私も中学から高校の時、一つ上の先輩と付き合ってて、その彼も井の頭線の学校通ってて、うわぁ、懐かしいー!となりました。 私は中央線だったから、吉祥寺まで行き帰り一緒。ほんと毎日そんな生活だったな。お互い音楽好きだったから、CD交換したり、つまんないことで別れちゃったけど、若い頃の自分と共通点多過ぎて、フラッシュバックしたわ。

違うの点は、お互いここまで性格良くなかったから別れちゃったってとこ?(笑)ン10年経つと見事に忘れてることも多いけど、懐かしいわ。あの彼どうしてるかなー。絶対調べない派です、ワハハ。

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