感染症
新型インフルエンザやSARSなど、感染症の流行は近年頻繁に発生している。特に現在、新型コロナウイルスは世界規模で流行しており、WHOによってパンデミックと宣言された。我が国でも外出自粛や長期休校など未曽有の対応を迫られ、国民の健康、経済をはじめ様々な面で大きな打撃を受けている。中でも特別区は、大都市という性質上密集・密閉・密接の三密になりやすく、感染症が拡大しやすいと考えられる。感染症は人々の健康を直接脅かし、今回のコロナウイルスに関しては患者の増加による医療崩壊も大きな問題となった。感染症の拡大、医療崩壊を防ぎ、国民の生命、財産を守ることは行政の責務であり、特に地域住民や企業の生命、財産を守ることは特別区職員をはじめ地域の行政官の使命である。これらを踏まえ、特別区職員は感染症についてどのように取り組むべきか。以下具体的に述べる。
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