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私が雑貨屋さんを始めた理由。好きな仕事の始め方。【軽すぎるモロッコ人編】

こんにちはmocoMOROCCOあすかです。
フレンチモロッコスタイルの雑貨をデザイン販売しています。


今日は、私がモロッコ雑貨屋さんを始めることになった理由についてお話しようと思います。

今でこそモロッコ雑貨に囲まれた暮らしをしていますが
実は昔から「お店をやろう!」と”自分の好き”に生きていたわけではありません。むしろ自分は何をやってもうまくいかない。そういう悲しい思い込みにずーっと縛られてて、
まさか自分でお店を持ちそれで生計を立てていくなんて思ってなかったです。


興味あることに素直に動くといつか点と点が線になる

雑貨屋さんをしてみようと動き出すことができた理由は大小たくさんあります。些細な気づきや、大きな閃き。ソワソワするくらい最高な本との出会い。
その時その時に興味があることに素直になっていると、点と点がつながり線になっていくように、いろんなことが影響して
「私なんて無理でしょ」の蓋に閉じ込めていた「私のやりたいこと」が飛び出してきたような感覚。

モロッコでのお仕事部屋

でも私の中で最初にじわじわじわじわ「雑貨屋さんを始める」に繋がってきたのはモロッコのベースにある「軽さ」に触れれる環境があったから。

私はモロッコ人の夫と国際結婚をしていてモロッコで暮らしていた時期がありました。
その時にリアルな現地の人の生活を見ていて思ったことが一つ。

モロッコの暮らしで感じた
『え?起業って簡単すぎん?』の感覚。

モロッコで度々わたしはこのような場面を見てきた。

✔︎去年までは市場で適当にバブーシュ屋さんをしていた叔父さんが
今年会ってみると旅行会社を立ち上げてる。
(しかもなんか大きな家建ってる🙃)

とか

夫の小さい頃のエピソードを聞いてると
✔︎小学生の時市場で買ってきたスイカを広場で売って、その売上で友達みんなでプールに行ってた。

とか

夫と歩いてて街でたまたますれ違った友達と会話したあとに
✔︎あの友達と服屋さんしてたんだ。
って教えてくれる。

とか。
(結婚して数年、夫が服を作ってたなんて初耳だった。笑)

みんなめっちゃ気軽に起業して、
ダメだったらすぐ辞めてまた新しいことしてる。
こと。

人生も起業もノリ命。

私も雑貨屋さんをしたいという思いはあったけど
潜在的にそれは一部のセンス抜群な天才が経験を積んで
開店資金を用意して・・・ってなんかとんでも無いことをしてるイメージだったんです。

だけどモロッコの方のこの軽さが
「思ってるより全然簡単なのかもしれない」という現実を
どんどん目の前で見せてくれていた。

「私も雑貨屋さんやって見たいんだ」って相談するとみんな
次の瞬間にはすぐ言ってくれる。
「めっちゃいいよ。やりな。」って。笑

いくら開店資金があって、今までどんなことをしてとか背景なんて全く関係ない。

全部揃えなくていい。まずはお小遣いで買える範囲で買い付け。

モロッコ人のこの軽さに知らず知らず影響されて
私は開店資金を貯めたりすることなく
3万円くらいお小遣いで買える範囲でオリジナルのバブーシュ(スリッパ)
を作ることから始めました。

うっとりかわいいでしょ?mocoMOROCCOの高品質バブーシュ。


気持ちいい人と仕事する。

マラケシュにあるバブーシュ工房をいくつか尋ねて
工房の方の雰囲気がいいところ
少しだけのオーダーでも嫌がらず引き受けてくれたこと
が決め手となりバブーシュを作ってもらう工房が決まりました。

安く作ってくれるところは他にもあったけど
職人さんの人柄で決めてよかったな。と今でも思います。
日本でも売れるクオリティのバブーシュを作って欲しいとか
要望を聞き入れてくれたり
最近はこちらから何も言わなくてもmocoMOROCCOには特別にクオリティの高い革の仕入れをしてくれたり
お取り扱いのバブーシュのクオリティがどんどん上がって
綺麗になっていくのがすごく嬉しい。

人ってだいじ。夫の優しいとこも大好き。

お仕事といっても結局は人と人とのやり取り。
私は絶対に「誰から買うか」を大切にしています。

その選択で救われたこともたくさんあります。

バブーシュはできたのにやっぱり怖くて開店できない

気持ち的に起業することが簡単に思えた♡
実はそれでも数年間、
バブーシュを売ることができず
悶々していました。
だけど次の背中を押してくれた出来事は
素敵な本と出会えたこと。


まぁまぁ、生活感ある写真で失礼します。



ということで次回予告?
引き寄せの法則との出会い✖️雑貨屋さんの開店について記事を書こうと思います。






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