Em一発ものペンタ(3) 4th buildの可能性

この辺からちょっと濃くなっていくるぞい。まあ多分全4回か5回かくらいなので。

まず普通にEmペンタ。前回はこれに13thを加えたのを見たけど、今回はそこから離れていってこの配列でちょっと頑張ってみるぞと。

ペンタはそのまま上行下降するとちょっと微妙

ってまあ上記の例からして単に下に降りてるだけだが、このやり方だとまあ何というか微妙感が出やすいので、もうちょっと考えてみよう。そのまま降りると微妙ならちょっと飛ばしてみる(しかない)

とまあ雑に出鱈目に弾いてもそれっぽいのがペンタって感じだけど、もうちょいみてみよう。

(完全)4度のインターバル

この、ルートからみてすぐ上の間隔を「完全4度」と言い、ペンタだと11thと書いてあったけどまあそれはテンションの扱いって事にしていたのでここでは4thでもいいわけだ。それはさておき、すぐ上に積まれているのが重要。っていう事は、どんどん積んでいくと

ここにm7が現われるが、これは「4thからみて完全4度」である。さらに

m7から4度積むとm3が現われる。ギターという楽器は罪な楽器なので2弦だけこのようにズレてしまうのはokすよね。さらに

積んでいくとb6(b13)の音になって、これはペンタ外なので、これは避けときたいとなる。

なるほど今Rootから見て使える4度積みの形が出来た、が、ペンタつのはもう1つ似たような形がある。そろそろ答えだけ書きますね。

とまあこの辺が使える形となりそうだ。

とまあこのように「いつものペンタ」とはちょっと雰囲気が違うものが出来あがってくる。これはベタっとしたリズムになっているけど、この辺のリズムを変えてうまいこと料理するともうちょっと変わった感じになると思う。ペンタのいい所は音が少ないのでリズミックなアプローチを取りやすい所でもある。

もうちょい見てみよう

5弦ルートの形だと、とりわけこの配列が使いやすそうである。

ここで、右の構成音を見るとR→5→9というadd2みたいなコードが出来てくる。これをちょっと意識してみよう。

だったり

だったりするけど、こっちはペンタのボックスを飛び出ちゃうのでちょっと使い辛いかもだが、まあ似たような事をもう1つのR,11,m7とかで組みあわせたりもできるから結構無限大にパターン化されていく。

コードそろなんて何もわかってなくても何となくこの組合せでちょっとそれっぽくなるし、もちろん、バラしてもいい

まとめ

一発モノは宿命としてクタクタになりやすいのでネタの引き出しがあるとまあまあ延命できますw。まあ、あとペンタ特有の芋っぽい響きにならないというのもある(これは良くも悪くもで、悪い面もまあまあある。ペンタっぽさというのは時に大事やからね)

1つのアイデアとしてどーぞ。まあ理論はあんまわからんでもこの何となくの響きから導き出せる事もあるかもしれんしね。


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