II7 - IIm7 - V7 のフレーズ(Just frinds)
II7 - IIm7 - V7というと、jazzだとTake the a trainなんかがよく出てくるので、そっちでやってもいいんだけど、今回は諸事情でJust frindsの一部分。コードで言うとこんな所
よくある適合フレーズとして紹介されるもの
G7 = Gリディアンフラット7
Gm = Gドリアン
C7 = Cミクソリディアン(あるいはCオルタード)
Gリディアンb7(リディアンドミナント)を使った譜例
スケールをベタ打ちしても意外とそこまでクールなサウンドかというと、うーん。ちなみにこの配列は 5弦ボディ側 の配列となっとりまーす。
G7(#11)を強調した譜例
基本的には上記のスケールと変わらないんですが、もういっそのこと#11を押してしまえという譜例。するとA列車で行こう感は強くなるので、もともとのテンションの指定がある場合は結構強力にハマります。ただ、それが無い場合は結構ゴリ押し感が出てくると思います。これはこれで結構いいと思うんですがね。
やはりIIvで使う場合のリディアン系スケールはサブドミナントマイナー系とは違うよなって感じがしますね。もう少しこうゴリっとした使い方の方が合ってる気がします
Gミクソリディアンを使った譜例
まあそもそもこれは#11テンションの指定があるわけでもないので、普通に通る
ディミニッシュを使った譜例
G7をG7(b9)と見たてて弾くというよくある譜例。
この場合、ディニッシュ短三度の法則により Abdim = Bdim = Ddim = Fdimという公式が発生してくる。ちなみにdimと書いてますが、中のインターバルは以下の通り
ディミニッシュコードをはめこんだらG7(b9)のrootなしになっちゃったって話。なのでコードソロっぽく使えなくもない。4弦rootでやってみると
狙いが外れてなければまあまあ使えるし、外れたとしてもディミニッシュなので何とかごまかせたりもするかもしれないw
2音くらいでのモチーフを使った譜例
今、ミクソリディアンを採用したとして、Gmではドリアンを使うとするとこの2つのスケールの最大の違いは当然ながら短三度か長三度かの違いだけなのであるから、ここだけを単純に強調しつづける。さっき作ったディミニッシュのリズムでも使ってみよう
シンプルなのでリズムのアイデアで勝負できる上に重要な所は抑えているという感じでスケールというかRootと3度と考えていいんだろうけど、高速演奏の時にいいかもしれない。ただ、この場合、今空白にしてる所はそこそこ埋める必要がある可能性がまあまあ高い。
無理無理Dm7-G7化を使った譜例
むりやりII-Vを作っちゃった例。ここまでくるとほぼアウトっぽい例になってきますが、リディアンb7がどうにも気まづいという場合はこういう譜例もありっちゃありなのかもしれません。