minor 2-5における両方のコードでメロディックマイナー系のスケールを慣らす譜例
minor 2-5でメロディックマイナー系を狙う場合は
EØ7 にはEロクリアンナチュラル2
A7 にはAオルタードスケール
が使えるというのが一応一般的に言われてたり言われてなかったりする(まあ普通A7のところだけAオルタードだけを狙いそうな気もすんだけど)
こういうbackingの場合、以下のようにぞれぞれの対応スケールをなぞってもokという事になる(サウンドが好みかどうかはさておき)
ここではロクリアンnat2とオルタードの詳細な説明は大幅にカットするが、同じメロディックマイナー系の配列になっているスケールなので、同じような音階でフレーズを作る事ができる。
実際にはこんなにフレットが飛ぶ事はないと思うんだけど、どうしてもフレーズが出ない場合は一度こんな感じで組み立てておいてから、フレットを寄せたりして馴染ませたりするのもいいのかもしれない。
重要は話としては、両方とも「メロディックマイナー系」のスケールではあるのだが、同じ軸にいるわけではない、つまりDドリアン=Fリディアンみたいな関係ではないという事なのだ。だからこれをアドリブで使う場合はある意味ではモードの切り替えと同じような脳の切り替えが必要になる。これは結構辛いので修練が必要になってくる。
スケールを並べる以外のアプローチとしてはこのように3つくらいの音符で割っていくというのもあり。これはよくみれば最初はAugコードで、次はdimコードになっております。
まとめ
マイナー2-5の2ではロクリアンナチュラル2が使える
マイナー2-5の5ではオルタードスケールが使える
両者は切り替えて使わないといけない
ただし、同じような音の配列なので同じようなフレージングも可能
大変な場合は3つくらいブツ切りにして考えてみる事ができる
ここでは「使える」と言う例なので「使わなくてはならない」ではない。ましてマイナー2-5の場合は一拍に2つ詰めこまれている場合もある。このような場合はどちらかを選択すればokの事もある。この辺に関してはそれぞれのスケール特性をいずれ書けたら書く、かも。