日記 転職と恋愛とお弁当と公園
転職活動を始めた。
転職活動を始めてからというもの、
刺激的なことがいっぱいあるので
体験談をnoteにまとめようと思っていたのに
時間がなくてなぁなぁになってしまっていて、
書きかけの保存ページが虚しく眠っている。
体験談を綴ってあわよくばバズろうなんていうのは
甘えた自己顕示欲の現れなのでちょうど良いのかもしれない
それをやり遂げるだけの胆力もわたしにはないのだ
転職活動をするのは、とても気分が良い。
今の環境を変えようと活動するってのは、
今の自分のダメさは、環境のせい、ってことで
片付けることのできる行為だから。
痛みを消化して前に進めちゃうから。
今の自分から逃げようとして
転職を選んでいる自覚があるゆえに
転職が進めば進むほど、
「また似たような状況になって、うまくいかなくなったらどうしよう」
という恐怖が頭をもたげる。
また うまく人と打ち解けられなくなって、
うまく自己開示する場所を失ってしまって、
永遠にかぶりものの自分のまま
淡々と仕事をこなすような日々になったら?
それだって立派な大人のやり方の一つだから
そのやり方でも辛くない(1人でも黙々とやれるとか、
労働時間と待遇的に辛くないとか)
仕事を探そうとしているのに
悩んでも仕方のないことで 悩んでばかりだ。
彼のことを好きになったのは
なにがあっても前向きで、
自分の中にある向上心を何の躊躇いもなく前面に出せて、
とにかくチャレンジして成長してゆこうとするのが、
常に進み続けようとすることに
何の疑問も、辛さも、躊躇も抱かずに
走り続けようとエンジンをかけ続けている姿が
昔の自分そっくりに思えて
眩しく見えたからだったのかも。
そしてそれが羨ましかったからなのかもしれない。
彼を見ていると今の我が身を恥じてしまうけれど
きっとなにも恥じることはない、
わたしにはわたしの良いところがあって
それは、今もまだ、ちゃんとあって
きっとわたしには見えていないだけなんだよね、と思う。
担当してくれたエージェントさん、優しい人だった。
過大評価なくらい私のことを褒めてくれた。
お世辞だったし営業トークだったかもしれないけど
不器用な褒め方がとても優しかった。
この間のカウンセラーさんは
心のブレーキ、って言葉を使っていたな
もう一度くらい話を聞いてみたいかもしれない
本当は向き合えていない心の弱さに
きちんと向き合わないと
心の底からの自信を持てない気がするから
樹木希林さんが
「一度ダメになった人が好き。人の痛みを分かっているから」
と言っていたというのが
いつまでも自分の心を救っている気がする
あれだけの人がそう言うなら
一度ダメになった自分にだって、
いや、一度ダメになった自分だからこその、
魅力があるんじゃないか、と思えるから。
今日のお弁当は美味しくできた。
あんなに早く食べたから味がしないかと思ったけど
ちゃんと、おいしい、お弁当の味がした。
人のいない公園で、一人ひっそりとお弁当を食べる
それってちょっと惨めかもしれないけど
見ようによっては
サイコーの私の隠れ家じゃない?
大学の時には見つけられなかった、
私の 一人になれる場所を
とうとう見つけたのだ 私は この社会で。
明日はちょっと遠い方の公園行ってみようかな。
明日は恋人に大好きだと言おう。
明日の仕事もそこそこに頑張ろう。
今日よりもっといい1日が
これから先ずっと 続きますように。
夜更けにばいばい、
おやすみなさい。