母とルービックキューブ
母はルービックキューブが好きで、私が子どもに与えたルービックキューブを手に取ると延々とやっている。ので、誕生日にルービックキューブをプレゼントした。ネットにはちょっと検索すれば解き方が転がっているが、自力でそこに辿り着きたいそうで、もう一年以上やっている。あと数ピースで完成までに漕ぎ着け「壊したくないよー」と言いながら壊し、またイチから組み直す。聞けば小学生の頃からそうやって解けるまで算数の問題を考え続けるのが好きだったそうである。
私は数学はからっきし駄目だが似ているところもあって、文章などを読んで謎が残ったとき自分が納得する答えが出るまで一人で組み立てるのが好きだ。
先日PearlとXを見てから「わたしの答え」を見つけるのに夢中になっている。とにかくめちゃめちゃおもしろかった。ヒットありきでなく、はじめから三部作を見据えた作品なのだと確信したが、初めにXをお出しするやり方も好きだし震える。ネットを検索すれば答えは転がっているかもしれないが、私だけに価値のある私の答えを見つけたい。小論文のテストの時のように謎のアドレナリンが出てたのしいのだが、兎に角途中で中断しなきゃいけない事が多くて丸一日かけても纏まんない。早く終わらせてスッキリしたい!出すもの出したい!母はこれを1年以上耐えてるんだからすごい。
ルービックキューブはもう二つ程追加でプレゼントした。