先輩ライターの取材に同行したよ
初取材に行ってきました!
文字にするとかっこよさげに見えますが
体感としては、近所のカフェにちょっと立ち寄って、たまたま居合わせたお客さんと話し、その人が作ってる商品を見せてもらったといったところ。
先日の会議で隣の席になった、とても親切な女性ライターさんが
向こうから「今日取材するからよかったら同行どうですか」とお声かけ頂きました。
ふたつ返事で「ぜひ!」ということで迎えた今日。
待ち合わせの取材場所へ
取材対象者との待ち合わせが10時。
場所は先輩ライターさんが住宅街の一角で営んでいる自宅兼ケーキ屋さん。
向かう道中、ワクワクとちょっぴりの緊張感をもちつつ、手帳を携えてる自分のことを「ライターぽいなぁ」なんて考えていたらあっという間に到着。
取材対象者の自宅がNGの場合は、自宅兼お店の室内で取材することが多いとのこと。
聞けば会社の会議室を貸してもらうことも出来るのだとか。
着いてから店内で世間話をしていると、程なく10時になり取材対象者の女性がプラスチックケースを抱えて店内に入って来られました。
取材開始
この方、パールを中心に天然石などでアクセサリーを手作りし、マルシェやフリーマーケットなどで販売しています。
先輩ライターさんとは、たまたまマルシェで知り合ったもよう。
そういった事前情報を「同行だから」と全く頭に入れておらず、直前に確認したことを反省。
自分一人で取材するなら…ともっと想像して準備しろよっ!と頭の中でつっこみつつ
今日は横から勉強させてもらおうと、先輩ライタさんーが取材している様子をじっと聞いていました。
気付いたこと
市民ライター歴10年超のこの方、ボイスメモなどは一切使わず、直接ノートに書き込むスタイル。
頭の中でおおまかな記事の構成を考えているかのように、大事なポイントを四角で囲ったり、下線を引いたりしています。
そして最初から最後まで、沈黙はほぼない。
話ながら、どこを記事にして欲しいか相手にさりげなく聞いている。
最後の写真撮影の際には、どういうポーズで撮るかなどを相手に細かく指示。
取材前後、少し談笑してから本題へと入っています。
思ったこと
上で書いたことは全部、ライターとして当たり前のことなのかもしれないけれど、ライター1年生の私にとっては勉強になることばかり。
雑談のように話を聞きだし、メモをとっているパイセンの手元を見ながら、「10年やり続ければこうなれるのか」などと考えていました。
今の私にとって、話をつなげながらメモをとることは、チンパンジーが文字を書くこと並みにむずしいことのような気がするので、ボイスメモは必須。
取材中、アクセサリーをネット販売をしているかが気になって直接質問してしまい、
「あとで聞こうと思ってたのよ」と、パイセンに言われる始末の大馬鹿野郎。
そりゃそうだ、そんな大事なこと聞き忘れるはずないのにね。
帰り道には、頭の中で「私一人で取材出来るのかな?いや、やるんだよ!」
と脳内一人つっこみ。
終始頭の中での会話が忙しかった、初取材同行日でした。