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気がつけば乳ガン その6

そういえば、LINEで「乳ガンになった」夫の反応はどうだったのか?というと。

「まじかぁ…」
だけです(笑)

帰宅後に報告するも、泣くわけでもなく(泣かないのは知ってる!(笑))、淡々としてました。

「なったもんは、しゃーない。治療あるのみ」

ま、そりゃそうだ。

生検結果を聞く

悶々とし、生殺し状態だった2週間がたち、いよいよ結果をきく時が来ました。

夫は仕事のため、母だけ同席。

待合室で待つ時間は、癌だとわかってても、生きた心地がしないものです。

そして、診察室に呼ばれました。

(癌じゃなかった、と言われたい…!)

「検査結果は、やはり乳ガンでした。
浸潤していたので、ステージは1です」

「ガーン😱」

(浸潤とは、乳腺の中に留まってなくて、外に根を伸ばした状態)

ちなみに、乳ガン患者のほとんどが、浸潤した状態で発見されるそうです。

わかってた、わかってたけど…再度ショック😱を感じました。

「そっか、わたし、乳ガンになっちゃったんだ…」

病院を紹介される

ここは街のクリニックだから、癌となるとそれなりの病院に行かなければなりません。

幸いなことに、私が住んでいるところの近くに大きな病院がいくつかありました。
このときばかりは、都会に住んでて良かったと実感。

「あなたの場合、ここが一番近い病院だけど」

「え?!こんなとこに病院あったんですね!
もちろん、悩むまでもなくここにします!(しかも、がん専門の病院)」

「予約をいれるので、都合の悪い日は…」

「仕事はいつでも休めます、上司にも状況は伝えているので大丈夫てす、だから予約のとれる一番早い日程でお願いします」

仕事なんかより命が大事。
その時は、仕事の都合なんて、正直どうでも良かったです。

幸いなことに比較的すぐに予約を取ることができました。

そして乳ガンは次のステージへと進むのです。


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