カミングアウト 子供編
最近の私のカミングアウトは……
中学の頃におねしょをしたことがあることです(爆)🤣
さすがに衝撃的すぎて、ウン十年たっても忘れない出来事(笑)
乳ガンだということを、子供へ言うかどうか
私が乳ガンになったことを、子供たちに言うか否か。
これについては悩みました。
そして、夫と話し合い、我が家の場合は以下のことから、子供に話すことにしました。
⚫治療が進んで、もし抗がん剤することになれぱ、髪も抜ける。結果「正体不明の病気」で不安にさせるかもしれない。
⚫子供は大人が思ってる以上に、物事を察する力がある
⚫子供は大人が思ってる以上に順能力がある
⚫治療中は、子供たちにも負担をかけることがあるかもしれないからこそ、正直に言おう
⚫そして…そもそも、私は嘘が下手(笑)
結論「下手な嘘はやめとこう、そして子供たちの強さを信じてみよう」
ということに落ち着いたわけです。
子供へ伝えるかは、各個人や各家庭によって様々な考え方があるので、言うのが正しいとも、言わないのが正しいとも、言えません。
なぜなら、どちらも正しいから。
ただ、我が家は子供を含めた家族全員で、覚悟を決めて前に進むことを選択したのです。
そして、子供たちに伝える
子供たちには、癌疑惑の段階で言うことにしました。
なぜなら、どのみち母から電話がかかってきたら、乳ガンの話になるし、その度にコソコソ話すと「何か分からないけど、深刻な話をしてる」と、子供たちを不安にさせるだけだと思ったからです。
そして一番気を使ったのは、言うタイミング。
どうやって言うか、どんな感じで言うか…。
普段の会話の中で、いつもの通りに
改まって話すのではなく、いつもの、普段の会話のなかで伝えました。
「👩そうそう、お母さん最近病院にいったやーん?
でなー。なんか病気がみつかってさー。
癌かもやねーん。ガーン!!😱」
と、まぁこんな感じで、ダジャレを織り混ぜて
深刻さゼロ!な伝え方をしました。
「👦へーそうなんや」
と反応があっさりしてる上の子(小学生)。
ん?反応が薄い?
いや、まてよ?もしかして、癌を知らなかったりして…?
「👩えーっと…癌って知ってる?」
「👦知ってるよ、死ぬかもしれん病気やろ?」
知ってたんかーい(笑)
「👩そうそれ!正解!
でもね、お母さんの癌は、早めに見つかったからラッキーなんやで✨
いや、癌だからラッキーはおかしいねんけどな(笑)
絶対に治ると言い切れる病気ではないけど、
お母さんは、まだまだ死なないし、死ぬ気さらっさらないからね😁」
「👩あ、もし癌やったら、手術せんとあかんから、しばらく入院やから。
夜寝る時に添い寝できなくても泣いたらあかんよー😁」
「👦👧いや、大丈夫やし」
「👩大丈夫なんかーい💦(ションボリ)」
という感じで、子供に伝えました。
下の子については、まだ分からないかなーと思ったのですが、お兄ちゃんと一緒に話をしました。
それは、下の子にも聞く権利があると思ったからです。
そう、絶対治るとは言えなかったわけ
「絶対に治る」と言って子供たちを安心させた方がいいのだろうか?
ステージは低いから、きっと完治も目指せるだろうし。
…でも、100%ではない。
もし転移してしまった場合は、いきなりステージ4。
その時は心づもりをする時間もなく、母親の死(免れない死)を突きつけられる子供たち。
「👦👧治るって言ったのに!嘘つきー😭」
となる方が子供たちにとって辛いのかも、と思いました。
とにかく、この事に関しては、「もしも」が現実になった場合、単に辛い現実を先伸ばしにしただけとなり、嘘も方便にはならないと思ったのです。
なので「治るとは」言えなかったです。
子供たちには酷かもしれないけど、
「心づもりをるする」機会を奪わないでおこうと思いました。
さて、そうなってくると、今度は「死」について、子供たちに話をしなければなぁ…。
と思い始めました。
それについては、また後日、書きたいと思います。