転校

小学校に上がると突然母が、『お家を建てるから引っ越しをするわよ』

と言い出した

私は、えっ！お友達と離れるの嫌だ

楽しい小学校生活が突然引っ越しだなんてさびしい

とすごく残念におもっていた記憶がある

新しい自分のお部屋が決まるとワクワクもしたが小さい私は仲のいい友達と会えなくなる事が一番さびしかった

そして、新しい学校に行き全校生徒の前で挨拶をした。また、クラスに戻り前に立ってもう一度挨拶をした。するとみんながクラス中から転入してきた私や兄を見に来た

ただ、自分がおもっていたより転校っていいな

ってその時感じていた。

だって、また新しくお友達が増えるんだもん

そして何より新しい土地に行くことに慣れると何処に行こうが不思議と無敵な気分になる

そんな気持ちが小さいながらに自然に身に付いた。

自分がおもっているより物事はいい方向に進むんだ

小学生の頃に学んだ経験は今でも活かされている

そして

こういう経験をさせてくれた親には本当に感謝だ