宝塚歌劇月組観劇

本日は宝塚歌劇観劇でした！

月組さんの『夢現無双-吉川英治原作「宮本武蔵」より-』
『クルンテープ　天使の都』

久しぶりの時代劇お芝居で渋かったです。「宮本武蔵」も「佐々木小次郎」もなんてカッコよいのでしょう！！

SS席前から6番目というVIP席でしたので、ジェンヌさんたちの眼差しから指先まで細かく拝見でき、彼女たちの鍛え抜かれた技にまた感動いたしました。

美少年という設定の佐々木小次郎役の美弥るりかさん、なんというはまり役！この演目で退団ということもあってか、そのあふれ出る気品に圧倒されました。

レビューの「クルンテープ」はタイのバンコクがステージ。エキゾチックで、情熱的なショーでした。

こちらも退団ということで、美弥るりかさんの出番が、2番手でもしっかりと用意され、イキな計らいでした。本当に中性的な美しさを惜しみなく出されていて、退団が残念です。宝塚ならではの魅力を出せる逸材でしたのに。

それでもタカラヅカはこうやって新旧の入れ替わりが激しいから、いつも新しさを感じられるのだと思います。

一つのところに長く居るものではない…

これも一つの真理なのでしょう。

宝塚の世界で培った力をセカンドステージで活かしてほしいと思います。

それにしても宝塚歌劇をみるといつも元気がもらえます。その一番の理由は、タカラジェンヌたちがプロとして徹底して舞台に全力で挑んでいる姿を目の当たりにするからなんだと思います。

3時間、踊り続け、歌い続け、セリフを間違えることなく、団体で一糸乱れず、シーンが早変わりなため着替えも素早く、着こなしも美しく、メイクやヘアも速やかに変身し、何より観客をうっとりさせるよう魅力的でありつづけなければならない…　聞いただけでもう超人的だと思いません？それを80人全員がやり抜いているから素晴らしい舞台が成立し、感動を生むんですね。

まだ宝塚歌劇未体験の方は、ぜひ一度見ておかれることをお勧めします！

大劇場のテラスから望む桜も美しかったです🌸🌸🌸  この時季の特権ですね😉