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滞在制作について
中之条ビエンナーレの大きなテーマとして
●地域との交流によって、独自の文化や風習に触れながら多様な作品が生み出される。
●日常とは異なる場所に身を投じて滞在制作すること、地域の人々が生活を送っている場所で展覧会を行うこと。
ということがあります。
参加アーティストたちは地域でのリサーチを重ね、長期に渡って滞在しながら制作をする人も多数います。僕自身も7月末から10月にかけては延べで1ヶ月以上は滞在していました。
その間、関東や岩手のメンバーも入れ替わり立ち替わり来て制作に参加してくれました。
滞在するのはビエンナーレの事務局がアーティスト用に空き家だった家を借りて用意してくれたレジデンスという宿泊施設。
部屋が複数と台所、シャワーがあり、シーツと布団、調味料と米が用意されていて後のものは持ち込みで自炊生活、
なんだか学生の頃に戻ったみたいで楽しいです。
コロナの状況下ですから宴会などはもちろん禁止でしたが、感染予防に心がけながら他のアーティストの皆さんと話をすることができました。美術家の皆さんと音楽家の自分とは全然違う部分と重なり合う部分とがあり、いろいろな発見や刺激があります。
地元の方から新鮮な野菜や卵の差し入れもいただきます。
赤岩集落の美しい家並みやのどかな山村風景に囲まれての制作は気分も上がります。
差し入れていただいたスイカは山から引いた水で冷やしていただきました。
近所の子どもが遊びに来て、にわか草笛ワークショップになったり。
車で7分ほどのところにある応徳温泉、足湯もあって最高です。