本好きの下剋上 第一部
本が大好きな女子大生が事故で死んで異世界に転生するという異世界転生ストーリー。
転生した世界は紙がなく、本が高価で手に入らない中世ヨーロッパ風のファンタジー世界だった。
転生した少女マインは、本を読むために本作りを目指すが、病弱で貧しい兵士の娘という立場に苦労する。幼馴染のルッツや大商人のベンノと協力して、植物紙や印刷技術を開発する。
そんな矢先、マインは身食いという魔力の暴走による病にかかっていることが判明した。
マインは神殿にある図書室に憧れて巫女見習いになることを決めるが、神殿長に身柄を狙われたのをきっかけに、家族の助けと神官長の庇護によって、貴族と同等の青色巫女見習いとなり、どうにかその命を繋いでいく…というのが本好きの下剋上、第一部のだいたいのストーリーです。
本が大好きな主人公のマインが、異世界で本作りに挑戦する物語は、とても面白くて引き込まれました。
マインの本への情熱や知識、工夫は感動的でしたし、彼女の成長や周囲の人々との関係も見ていて楽しかったです。
異世界の文化や歴史、魔法や神殿などの設定も興味深くて、世界観に没入できました。
マインが身食いという病に苦しむ場面や、神殿長に狙われる場面などは、ハラハラドキドキしました。
第一部の最後で、マインが青色巫女見習いとなって、新たな人生の幕開けを迎えるところは、感慨深かったです。
わたしは現在第四部まで読み進めておりますが、つい読み込んでしまう程に面白く、何回も読んでしまいます。
面白そうだなと思っていただけたら幸いですね。
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