青森旅行と美術館
ずっと前から気になっていた青森へ
一泊二日で弾丸旅行に🚅
東京から新青森まで車窓の東北の景色を眺めながら3時間程、、、やっと着きました
青森県立美術館
青木 淳さんの建築です。
隣にある三内丸山縄文遺跡の発掘現場から着想を得ての設計らしいです。(詳しくはリンク先ホームページを見てみて下さい。)
真っ白なエレベーターで地下に降り、
「あぁ、、、」
思わず息が漏れました。
深く、巨大な白い壁と天井、
土の床のコントラストは圧巻です。
美しい地底異空間が広がります。
そして、シャガールのアレコ
この美術館でしか、この作品でしか
という唯一無二の組み合わせだと思います。
館内ではアレコの作品紹介をライトアップして詳しくしてくれます。
ライトによって作品も表情が変わるのでより楽しめます。
そして有名な
奈良美智さんのあおもり犬ですね。
冬季は室内からのみの鑑賞で、
この日は後ろにクレーン車があったので写真映えではなかったのは残念でした。
が、
優しい物寂しげな巨大なあおもり犬が人気な理由は行けばわかります。
その他の展示物、企画展も作品数が多く1時間半程滞在していました。もっともっと時間をかけてじっくり鑑賞することも全く可能だと思います。
これで大人一人 510円は本当に破格です。
カフェに行き忘れた事には悔やまれます(涙)
行こうかどうか悩んでいる人は
迷わず行ってください
行かないと絶対後悔しますよ
是非空間と作品を体感して下さい。
※美術館内の撮影可能作品は撮影可能ですが、建物内の撮影は禁止だそうです。
といっても、スケールの大きい建築なので写真では全く良さが伝わらないので撮っても意味ないなと思いました。
その後、青森市内ではのっけ丼食べたり、ホタテ食べたりして
次の日、移動時間はかなりかかりましたが行ってきました
十和田市立美術館
西沢 立衛さんの設計です。
廊下の柔らかいアーチ、展示室の配置、
存在感があるのに周りの住宅地の環境を乱さず、なお且つ埋れず
本当に素晴らしい。
Sanna の金沢21世紀美術館は元より
西沢さんの豊島美術館も大好きです。
展示物では
Ron MueckのStanding womanが印象的でした。
室内に入った瞬間、
この女性の存在感に圧倒されました。
大きさもありますが、皮膚の色味や髪の毛、体毛も恐ろしくリアルで、
今にもこちらを振り向くんじゃないかと思いました。
また、
エルヴィン・ヴルムのFat houseや草間弥生のカボチャなど屋外の展示物も沢山あり、小さい美術館ながらじっくり楽しめました。
私的にはHans op de beeck のlocation
という展示物が好きでした。
静かな夜中のドライブインのダイナーカフェの薄暗い窓から
オレンジのライトがぼんやり当たる高速道路をぼんやり眺めるのはまるで映画の中の一コマに入り込んだようで、
ずっと展示物内に居たいと思いました。
素晴らしい建築の現代アート美術館が
二つもある青森県
少し遠いですが、とても楽しかったです。