メディアコントロール

 下記記事、J事務所のメディアコントロールを試みていた人物についての記事ですが、デジタル対策についての話が私的に非常に興味深かった。

 ジャニーズを去った白波瀬傑氏 最後までメディアコントロールを試みた"クレーム"の内容 | ENCOUNT

 引用します。

 私はその後、別部署の管理職を経て、ローカルテレビ局に転職した。白波瀬氏とはキャスティングなどでやり取りを続けたが、21年9月に今の会社に転職し、ENCOUNTに関わり始めてからは距離ができた。理由は白波瀬氏がWEB媒体に「壁」を作っていたからだ。再会した際もいったんは目をそらされた。インタビュー、ライブ取材はできない環境になり、「時代は変わりました。WEB媒体も(テレビ、新聞と)同じ場に立たせてください」と言っても受け入れてくれなかった。
 理由は白波瀬氏が、ジャニー氏、メリー氏のマインドをかたくなに守っていたからだったと感じている。事務所の2大権力はネットニュースが当たり前になった2010年代も、ネットでの写真使用を禁じていた。結果、主演でもジャニーズタレントが入っていないキャストの集合写真がネットに載っていた。理由は「肖像権の保全」だったが、新聞紙面では写真は使いたい放題で二次使用も可能。「紙」を大事にしている証しだった。その後、ジャニーズは「1イベントにつき、WEBで写真使用は3枚まで、二次使用は禁止」のルールを作った。
 だが、こんな規制を敷く事務所はどこにもない。私はこのジャニーズルールについても「前時代的で、早く撤廃すべきです」と訴えてきたが、周囲は「白波瀬さんが……」と顔を曇らせた。そして、このルールは8日時点で変更されていない(白波瀬氏の退任を機に変更を再要求)。

ジャニーズを去った白波瀬傑氏 最後までメディアコントロールを試みた"クレーム"の内容 | ENCOUNT

 この話が事実ならば、白波瀬という人がいたから、サブスクなどのデジタル配信についても後ろ向きだったのかなと思った次第です。とはいえ、おそらくジャニー氏とメリー氏が亡くなってから力が弱くなっていたのだろうとも思えます。


 


 これからどうなっていくんだろうな…。
 

 

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