暁山瑞希が抱えている苦しみについて
はじめに
みなさんは、プロセカ公式のこの告知はもうご覧になられましたか?
はい、ついにこの時が来てしまいましたね…瑞希がこれまで引き延ばしてきた問題に向き合うことになると思われます。
というわけで、これまでの瑞希の歩みを振り返りつつ、瑞希が抱えている問題を今一度整理し、自分なりに今後の展開を予想します。
瑞希の性別について
暁山瑞希の性別については、様々な考察もとい妄想が出されています。まずは、確定している情報とそうでない情報を切り分け、瑞希の性別に関する情報を整理します。センシティブな話題になってしまいますが、これは瑞希を理解する上で必要な工程です。
確定していることから、文字で明言されてはいませんが、瑞希の身体性別は男であることがほぼ確定しています。
その証拠は中学時代の瑞希の立ち絵です。ボタンの向きから、男性用の制服を着用していることがわかります。
次に心の性別について考えます。ここが一番難しいのですが、私の結論は性別不明、未確定です。
私は、心の性別という観点では、性自認、性衝動(≒恋愛対象)、性表現の切り分けが重要であると考えています。(これはあくまで素人である筆者の持論です。)例えば一般的なストレートの男性であれば
身体性別:男
性自認:男
性衝動:女
性表現:男
と分解できます。性的嗜好のみ、対象となる性別を書いているため、誤読に注意してください。
同様に一番有名なLGBTを分解してみます。
L(レズビアン)
身体性別:女
性自認:女
性衝動::女
性表現:人によって異なる
G(ゲイ)
身体性別:男
性自認:男
性衝動:男
性表現:人によって異なる
B(バイセクシャル)
身体性別:関係なし
性自認:関係なし
性衝動:男女両方
性表現:関係なし
T(トランスジェンダー)
身体性別:性自認と逆の性別
性自認:身体性別と逆の性別
性衝動:人によって異なる
性表現:性自認と同じ性別の場合が多い
上記の分類をもとに、それぞれのセクシャリティに当てはまる条件を考えます。
LGはどちらも、所謂同性愛者と呼ばれるものです。故に、身体性別と性衝動が同じ性別であることが第一の条件となります。また、トランスジェンダーと区別するため、性自認が身体性別と一致していることも条件となるでしょう。
Bは両性愛者です。条件は性衝動が男女両方に向いていることで、それ以外は特に条件はありません。
Tはトランスジェンダー。身体性別と性自認の不一致が条件となります。
ここまで細かく分類してきましたが、これらの区分けはどれも身体性別、性衝動、性的嗜好によって大まかに分類できます。性表現もある程度関係はあるとは思いますが、性表現のみでセクシャリティを決めつけることは難しいでしょう。このことを踏まえた上で瑞希も同様に分解してみます。
瑞希
身体性別:男
性自認:不明
性衝動:不明
性表現:女
瑞希の性自認と性衝動はわかっていません。恐らく、ライターは意図的に瑞希の心の性別を明確にしないように描いていると思われます。
事実としては、瑞希はトランスジェンダーと確定していない。わかっているのは、身体性別が男性で、女性的な服、振る舞い、容姿をしているということだけです。
ここからは私の個人的な解釈です。瑞希の性別の区分けは、①トランスジェンダー②クロスドレッサーのどちらかあるいは両方ではないかなと思っています。
①の理由は、瑞希が女性扱いをされたがっていると解釈できなくもない発言をしているからです。
瑞希にとって、ニーゴは唯一自分を「配慮のいらない、普通のシス女性」として扱ってくれる居場所です。「ボクらしくいられる」が特殊な配慮のいらない普通の友達として扱ってくれることを指すのか、そこにシス女性として扱われることも含むのかは解釈が分かれますが、含む場合は、瑞希は女性として扱われたいという願望をもっていることになるため、性自認が女性である可能性が高まる気がします。まああくまで可能性が高まるだけで、断定はできませんが。
②のクロスドレッサーとは、
身体性別:性表現と逆の性別
性自認:無関係 または 身体性別と同じ性別
性衝動:無関係
性表現:身体性別と逆の性別
となるセクシャルマイノリティです。御覧の通り、条件だけ見れば瑞希と完全に一致していますね。ただ、クロスドレッサーは、トランスジェンダーとかぶる要素のない完全に別物として区別するために、身体性別と性自認が一致していることも定義に含む場合があります。
つまり、身体性別と性表現が一致していないため、クロスドレッサーという表現が最も近いと思われるが、瑞希の性自認によってトランスジェンダーも含まれる可能性があるし、クロスドレッサーという言葉の定義によっては、トランスジェンダーであり、クロスドレッサーではないという結論にもなりうる。といことになります。
と、ここまで長々と瑞希の性別について語りましたが、男の体に生まれたというだけの理由で、様々な理不尽にさらされていることが瑞希の苦しみの根源であり、性自認がどうこうといった話は、瑞希が抱えている問題の本質とはあまり関係がないと考えています。
これは、瑞希が度々口にする「ボクはボクでいたいだけ」という言葉にも表れていると感じます。
ストーリーを振り返る
瑞希の物語の中で、個人的に重要だと思ったエピソードを、出典とともに時系列順に並べます。
小学生時代
【変わらぬあたたかさの隣で】
・幼少期から姉の暁山優希の作るかわいい服が好きで、小学校に着ていくが、クラスメイトから変と言われ大ダメージを受ける。
・姉に「かわいいものが好きな自分」を肯定してもらえたことで回復。
【そしていま、リボンを結んで】
・自分でも服やアクセを作るようになる。
中学生時代
一部順番が完全に判明していないものがあるため、暫定で表記します。
【そしていま、リボンを結んで】
・小学生時代はリボンやアクセを作っていたが、作らなくなる。
・自分を押し殺し、男子生徒として生活する。
【シークレット・ディスタンス】
・(恐らく中学2年初めごろ)周囲の人間とは馴染めていない、距離を置いている(置かされている?)
・桜が綺麗に見えない
【KAMIKOU FESTIVAL!】
・周囲の人間と馴染めず、学校をさぼって屋上に行くようになる。
・屋上にて神代類と出会う。それ以降、「孤独な仲間」として類と屋上で度々会うようになる。
【そしていま、リボンを結んで】
・類が中学を卒業する。
・まわりからは普通ではない人として好奇な目線を向けられ見世物扱い。瑞希の性別に関することが周知の事実になっている可能性が高い。
・趣味で動画制作を始める。
・自分のハンドルネームの由来にもなっている、好きなアニメが最終回を迎える。
・姉が海外に行くことになる。
・類、アニメ、姉、自分の生きる理由や味方が消えていき、不登校になる。
・宵崎奏の曲に出会い、救われる。
・東雲絵名のイラストを使用したMVを作る。
・MV作成をきっかけにニーゴとしての活動に勧誘されるが、過去に拒絶されたトラウマから、加入していいのか葛藤する。
・姉に背中を押され、ニーゴに加入することになる。リボンとトルソーを姉から貰う。
高校時代(現在)
【メインストーリー】
・髪を伸ばして女子生徒の制服を着て学校に通う。
【ボクのあしあと キミのゆくさき】
・面倒を避けるためにクラスメイトに自分の性別について説明する。
【メインストーリー】
・自分の性別について学校では噂が広まっていて、中学時代と変わらず、周りから普通ではない人扱い。
・朝比奈まふゆの境遇を自分と重ねる。
【KAMIKOU FESTIVAL!】
・学校祭に行くことになる、クラスの出し物の準備には参加していない。
・クラスTシャツの着用を拒否
・白石杏の配慮を受け、クラスTシャツを自分なりにアレンジして着る。
【シークレット・ディスタンス】
・桜が綺麗に見えるようになる。
・ニーゴが瑞希にとって初めてのずっと一緒にいたいと思える居場所であることを自覚。自分の性別のことを話していないことに対する罪悪感を覚えるようになる。
・絵名、瑞希の変化に気づく。
【お悩み聞かせて! わくわくピクニック】
・類:瑞希の様子が変わったことを心配する。
・絵名:瑞希の悩みを聞き出そうとピクニックを企画するが失敗。友達として、絶対に悩みを聞き出すと決める。
・瑞希:絵名の気遣いに気づく。
【カーネーション・リコレクション】
・奏を励ますために過去に自分が奏の曲に救われたことを話す。
・進み続ける奏を見て、自分も進みたいとポジティブになる。
【灯のミラージュ】
・1人で考え事をする頻度が上がり、セカイによく来るようになる。
・まふゆにアドバイス
・察しがよく、相手が本当に考えていることがわかってしまうため、過去にトラブルがあったことをニーゴリンに言う。
【ボクのあしあと キミのゆくさき】
・瑞希:街中で偶然ビビバスの4人と会う。ニーゴに自分のことがバレるのではないかと怯える。このことをきっかけにメンタルと体調が急激に悪化。
・絵名:瑞希の不調に気づき、悩みを聞き出そうとするが、ニーゴMEIKOに話さないほうがいいこともあると説得される。
・絵名:瑞希が話せるようになるまでずっと一緒に待ち続けると宣言。
・瑞希:今の関係を少しでも長続きさせるために、話さないことにする。
【空白のキャンパスに描く私は】
・絵名の悩み相談に乗る。
【白熱!神高応援団!】
・瑞希:応援団長の依頼を受け、類を演出家に勧誘、プロジェクションマッピングを作成。
・瑞希:新しいアイデアが受け入れられるか悩んでいる類を応援する。
・類:打ち上げの参加を遠慮している瑞希の背中を押す。
【ボク達の生存逃走】
・徐々に自由を奪われていくまふゆのために何かできることはないか模索する。
・過去に瑞希に対して嫌なことを言っていたモブ生徒と偶然再会。当時の発言は悪意があったわけではなく、瑞希への無理解から来るものであり、今も昔も仲良くしようとしていることに気づく。
・瑞希自身の経験を重ねつつ、まふゆに「逃げる」という選択肢もあることを伝える。
【仮面の私にさよならを】
・まふゆ:母親と対峙し、自分のことを説明するが拒絶される。逃げることを選択、奏の家に居候することになる。
【変わらぬあたたかさの隣で】
・瑞希:姉が海外から一時帰国。楽しいひと時を過ごす。
・瑞希姉:瑞希がニーゴのみんなとずっと一緒にいられることを願い、シュシュをプレゼントする。
・瑞希:姉から貰ったシュシュと言葉のおかげで、保留している問題について少し前向きになる。
【灯を手繰りよせて】
・まふゆ:家出してから定期的に会いに来てくれている父親に対し、母親に拒絶された経験から、父親も同様の反応をするのではないかと怯え、本当の自分について話せないでいる。
・瑞希:姉が自分にそうしたように、まふゆの背中を押す。
・まふゆ:瑞希とニーゴリンの応援のおかげで、父親に受け入れてもらうことに成功する。
・瑞希:すぐに前に進むことが出来たまふゆを見て、自分も進みたいと決意を固める。
・絵名:学校祭の準備をしている瑞希のクラスに接近。
瑞希の苦しみを分析する
ざっくりと瑞希の物語を振り返りました、ここからが本題です。
瑞希が抱えている苦しみ・問題は大きく分けて2種類あります。
①周囲の人間(主にモブ)の無理解から生じる不愉快なコミュニケーション。
②ニーゴのみんなに自分の性別についてのことを隠し続けていること。
①について
具体的な例を見るのが一番わかりやすいと思います。
見ての通りです。瑞希は小学生時代から、自分のアイデンティティを否定され続けてきました。中学時代は不登校になるほどでしたが、高校生になってからはニーゴという新たな心のよりどころが出来たおかげか、学校に通えるようになっています。しかし、高校も少し不登校気味で、最低限の出席日数しか通っていないため、学校という空間はまだ瑞希にとって苦しい場所であることには変わりないようです。
②について
瑞希はこれまで、①で説明したような境遇に苦しみながらも、類や家族などの理解のある人に助けられながら生きてきました。そんな瑞希にとって、ニーゴは唯一自分を「普通の同性の友達」として扱ってくれる居場所であり、最も自分らしくいられる安息地になっています。
しかし、ニーゴに自分の性別を打ち明けてないことに対する罪悪感を自覚してからは、瑞希は「話したい」と「話したくない」という相反する気持ちで板挟み状態になっています。
そして、板挟みになってしまった瑞希の心情は【ボクのあしあと キミのゆくさき】でかなり詳細に描写されています。その心情への自分なりの解釈を、ここから書いていきます。
瑞希が想定する話した場合の分岐パターンは2つです。1つはこれまでの経験と同様に拒絶されてしまう場合。
もう1つは、瑞希を受け入れつつ、傷つけないよう配慮してくれるようになる場合。瑞希はニーゴのみんなを信じている(信じたい)ため、願望込みでこちらのパターンになる確率の方が高いと考えていますが。このパターンも瑞希が望むものではありません。
私は、瑞希がそう考える理由を「これまでの関係が変化し瑞希の立ち位置が『配慮のいらない同性の友達』から『性別の問題を抱えていて、配慮する必要のある友達』になってしまうから」だと思っています。
瑞希は人よりも察しが良いため、みんなの配慮にきっと気づいてしまいます。
そして、これまでの関係が不可逆に変化したこと、(たとえ優しさからくるものだとしても)みんなに配慮を強いるようになってしまった事実に苦しむことになるでしょう。
そんなわけで、瑞希は自分のことを話して、みんなとの関係が(+でも-でも)変わってしまうことを恐れています。しかし、話さないで保留するという選択肢にもデメリットはあります。それは、バレるかもしれないという恐怖に常にさらされ続けるということです。実際にバレそうになった時は、瑞希のメンタルと体調が顕著に悪化していました。
それでも、瑞希はいつか必ず来る崩壊の未来から目を逸らし、今この瞬間を少しでも長く楽しむことを選択しました。
これは、瑞希がこれまで選んできた「逃げる」という手段と同一であると言えます。自分の身体性別のせいで、上手く長期的な人間関係を構築できなかった瑞希には、未来を見据えたものではない、広く浅い交友関係を作るしか選択肢が残されていませんでした。そうして、今この瞬間さえ楽しければいい「刹那主義」的な思想で自分を守ってきました。
ですが、自分の性別を隠して深く仲良くなってしまったニーゴでは、この城はいつか瓦解します。「逃げる」のではなく「進む」ことを選ばざるを得なくなる時が必ず来るでしょう。
いつ来るかわからないその日に怯えながら、現在のみに目線を向けて逃げ続ける、そんな生活が苦しくないわけがありません。この苦しみから解放されたいという思いから出たのがこの発言です。
実際に、ニーゴのみんなが瑞希本人ではなく第三者から秘密を知った場合はどうなるのでしょうか。
最も瑞希にとって都合がいいのは、3人がこれまでと全く変わらない関係を維持し、瑞希が秘密を知られたことに気づかないパターンです。これなら、瑞希本人が話せるようになるまでみんなで待ち続けることが可能ですし、なによりも、秘密を知りつつも変わらずにいてくれたという実績が瑞希の希望になります。
逆に最悪なのが、秘密を知られたことを瑞希が感づいてしまうパターンです。明らかな態度の変化がなかったとしても、瑞希の察しの良さが悪い方向に働き、これまでの時間が終わりを迎えたことを悟ってしまう可能性は十二分にあります。このパターンは、逃げて保留し続けた先の時間切れ、崩壊の瞬間であり、強制的に進むことを強いられます。
問題の解決策を考える
瑞希が抱える問題を説明したので、その解決方法をいくつか考えようと思います。
①について
この問題の根本的な解決は不可能です。多様性への理解が叫ばれ、実際に進んでいる現実世界でも、セクシャルマイノリティに関連する対立や衝突はまだまだなくなりません。瑞希にとって不愉快な出来事はこれからも起き続けるでしょう。しかし、瑞希自身の力によって、瑞希の周りの狭い範囲の世界を変えることは可能であると私は考えます。
学校のモブの発言は不躾で失礼なものが多いですが、明確な拒否を示すもの以外は、瑞希という特殊な存在とのコミュニケーションの正解がわからない、無理解から生じているものが大半です。なので、無理解、わからないといった状態を解消できれば、瑞希の学校をめぐる問題は一気に改善に向かう可能性が高いです。
実際に私が中高生だった当時、男なのに女の制服を着ていて女にしか見えない生徒がいたと仮定します。そんな生徒と上手くコミュニケーションをとれるでしょうか?私には自信がありません。仲良くなりたくても、いつ地雷を踏んで嫌われるかわかりませんし、その生徒は不登校ぎみであまり学校に来てくれません。正直、今の瑞希と仲良くするのはかなり難易度が高いです。
瑞希は現状、過去の経験から広く浅い交友関係を徹底しており、人に合わせる・協調することを半ば諦めてしまっています。しかし、自分を殺さずに「普通」に合わせる手段がないわけではありません。瑞希自身、過去にそれを実現しています。それがクラスTシャツです。
「普通」の象徴として一度は着用を拒否したクラスTシャツを、ストーリー終盤で自分なりにアレンジして着ることにしました。私はこのエピソードを、瑞希らしさを損なわずに周囲の「普通」に合わせることが可能であることを間接的に表していると解釈しています。
瑞希自身が「進む」ことで自分に理解のある環境を作ることが、この問題の解決方法だと私は考えます。
とはいっても、不愉快なコミュニケーションを受けながら、相手に自分を理解してもらうために行動することは簡単ではありません。道中で様々な苦痛が待ち受けているでしょう。そんな時には、瑞希の心の拠り所となるような、安心できる、信頼のおける居場所が必要になると思います。その役割に最も適しているのは、そう、ニーゴです。
②について
前章で今のニーゴとの関係がどう変化するのか、分岐を考えました。現状では瑞希は保留という選択をしています。「前に進む」=話す覚悟が完成し、瑞希が変化を受け入れられるようになることが、この問題の解決策、ゴールでしょう。実際、瑞希の心情は徐々に前向きになっており、最新のストーリーである【灯を手繰りよせて】では、自身のアドバイスをきっかけに前に進み始めたまふゆを見て、自分も進もうと強い決意を示しています。
そして、受け入れてもらうことに成功すれば晴れてニーゴは本当の友達になります。この成功体験は瑞希が前に進む大きな手助けになるでしょう。
次回のイベントの展開予想
イベントの展開予想をします。
まず、【灯を手繰りよせて】ラストにて、絵名が意味深に瑞希のクラスに近づいている描写、書下ろし楽曲を担当したなきそ氏のコメントから、絵名が瑞希の秘密を知ることになるのはほぼ確定だと思います。
ここから先ですが、書下ろし楽曲から得られるイメージを材料にします。
サビ前:何かが迫ってくるような緊迫感、恐怖、焦り。タイムリミット。ホラー
サビ:アイディスマイルに近い曲調だが、そこに悲しさ、儚さ、諦めなどのニュアンスが足されている。ビターエンド?
最後の部分:崩壊、Xデー、緊急事態
私はこの音楽に上記のような印象を覚えました。
曲のイメージと瑞希が抱える問題の解決策の分岐パターン整理から、イベントの展開をこのように予想します。
①絵名が瑞希の秘密を知ってしまうが、そのことを隠そうとする。
②瑞希が絵名にバレたことに気づく。
③ついにバレてしまい、これまでの関係が終焉を迎えたことで諦め交じりの覚悟が固まる。
④カミングアウト
かなり大雑把ですが、音楽のイメージから、ついに来てしまったその日に対して、諦めながらも向き合う覚悟を決めるビターエンド的な展開になると予想しました。
③の段階で、瑞希がニーゴとの関係を無理やり断ち切ってしまう可能性も考えましたが、これまでのストーリーで積み上げてきた瑞希の覚悟を無視する展開になるため、ないと判断しました。
打ち明けた後にどうなるかは正直予想がつきません、絵名が受け入れてくれる可能性は非常に高いと思いますが、それが瑞希にとって良い受け入れ方になるかまでは予想できませんでした。
最後に
ここまで素人の長々とした駄文を読んでいただきありがとうございました。なんとかイベント開始までにこれを完成させることが出来ました。
Twitterでは、イベント開始日の10/11がカミングアウトデーであることが話題になり。その後に公式からイベント開始日が10/11から10/12に変更になったと告知がされてさらに話題になりましたね。果たしてこの日程変更の理由はなんなんでしょうか、深読みしちゃいますね。
このnoteに関するご意見感想があれば、気兼ねなく書いてくださるとうれしいです。喜びます。