大腸がんの関連図と看護問題・看護診断
この記事では、
大腸がんの関連図の見本
個別性を出すためのチェックポイント
大腸がんの基本情報
についてまとめています。
※写せる関連図は記事下にあります。
もちゆき関連図とは?
もちゆき関連図とは、関連図が書けなくて困っている看護学生さんのためにまとめた、病態関連図のことです。
もちゆき関連図がオススメな人は、
疾患別の関連図を書きたい人
全体関連図ではなく、病態関連図の基本を知りたい人
うつしたことが教員にバレたくない人
このような人たちです。
もちゆき関連図を使えば、実習記録にかかる時間が大幅に削減ができて、睡眠時間の確保ができます。
ただ、無料で公開してしまうと、教員が検索して写したことがバレて困る学生さんがいるので、有料とさせてもらいました。
教員や指導者ナースは、ネットに挙がっている関連図をそのまま写していないかチェックしている人もいます。
ここにある関連図は、無料では簡単に閲覧できず、教員や指導者の手にも入りにくいので、写したことがバレないです。
全然関連図の書き方がわからない人
どうしても時間が無くて徹夜になってしまう人
他のことに時間を使いたい人
このように困っている人に活用してほしいです。
しっかり睡眠とって、体調バッチリで実習をしてきてくださいね!
大腸がんの基本情報
大腸がんの原因
大腸がんの主な原因は次のような要因が挙げられます:
遺伝的要因: 遺伝子に関連する変異や家族歴が大腸がんの発症リスクに影響を与えることがあります。家族に大腸がんの症例が多い場合は、遺伝的要因を考慮する必要があります。
食生活: 高脂肪、低繊維、加工食品や赤肉(牛・豚などの肉)の摂取が増える食生活は、大腸がんのリスクを高めるとされています。
運動不足: 運動不足や座りっぱなしの生活習慣は、大腸がんの発症リスクを増加させる要因となります。
肥満: 肥満は大腸がんのリスクを増加させる可能性があります。
喫煙とアルコール: 長期間の喫煙や過剰なアルコール摂取も大腸がんの原因とされています。
炎症性腸疾患: 過去に潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患を患ったことがある場合は、大腸がんのリスクが増加します。
これらの原因を理解し、予防に努めることが大腸がんのリスクを減らすために重要です。
バランスの取れた食生活や適度な運動、禁煙・適量のアルコール摂取など、健康的な生活習慣の維持が大切です。
また、遺伝的要因が関連する場合は、適切なスクリーニングや検査を受けることも重要です。
これらの原因を理解して、関連図に反映させていきましょう!
大腸がんの病態
大腸がんは、大腸内の細胞ががん化してしまう疾患です。主な病態は次のようになります。
ポリープ形成: 大腸内にはポリープと呼ばれる小さな腫瘍ができることがあります。これはまだがんではなく、良性のものですが、一部のポリープは時間とともに悪性(がん)に進展する可能性があります。
がん化(悪性化): 一部のポリープが時間とともに増大し、大腸の内壁にがん細胞が形成されてしまいます。これが大腸がんの発症です。
転移: 大腸がんが進行すると、がん細胞が周囲の組織やリンパ節に広がることがあります。これを転移と呼びます。
大腸がんは、早期発見が重要ですので、定期的な健康チェックや腸内検査を受けることが推奨されます。
早期に発見し、適切な治療を行うことで、治癒率が向上する可能性があります。
また、健康的な生活習慣を維持することも予防に役立ちます。
これらの病態を理解して、関連図に反映させていきましょう!
大腸がんの症状
大腸がんの主な症状は次のようになります。
血便: 血便や便の形や色に異常が見られることがあります。便が鮮血や黒っぽくなること、細かく固まったり、ゆるかったりすることがあります。
腹部不快感: 腹部に軽い痛みや膨満感があることがあります。特に大腸の左下部に不快感を感じることが多いです。
便秘または下痢: 大腸がんによって便の通り道が詰まることで便秘が起こることもあれば、逆に腫瘍が大きくなって便の通り道が広がり、下痢を引き起こすこともあります。
体重減少: 突然体重が減少することがあります。大腸がんによって栄養の吸収が妨げられるため、体重が減ってしまうことがあります。
貧血: 大腸がんによって便中に隠れた出血がある場合、貧血を引き起こすことがあります。
これらの症状が一般的ですが、注意すべきは大腸がんの初期段階では症状がほとんど現れないこともあります。症状がある場合や不調を感じたら、早めに医療機関を受診し、専門家の診断を受けることが重要です。
早期発見で治療の成功率が上がりますので、健康チェックや腸内検査などの予防的な措置も重要です。
これらの症状を理解して、関連図に反映させていきましょう!
大腸がんの看護問題・看護診断
大腸がんの看護問題・看護診断の一例を挙げてみますね。
便通障害: 大腸がんによる便秘や下痢、便の異常(血便、色・形の変化)が見られる場合に立てられる診断です。目標は、正常な便通を回復させるためのケアを提供することです。
疼痛: 大腸がんによる腹部の不快感や痛みを伴う場合に立てられる診断です。目標は、患者の疼痛を軽減し、快適な状態を促進することです。
栄養不足: 大腸がんによる食欲不振や体重減少、栄養の吸収障害によって栄養不足が生じる場合に立てられる診断です。目標は、適切な栄養摂取を支援し、栄養状態を改善することです。
不安: 大腸がんという診断や治療による不安や心理的な負担を抱える場合に立てられる診断です。目標は、患者の不安を軽減し、心理的なサポートを行うことです。
知識不足: 大腸がんについての知識が不十分な場合に立てられる診断です。目標は、患者と家族に対して適切な情報提供や教育を行い、理解を深めることです。
大腸がん|もちゆき関連図
関連図は、ここから下に画像ファイルとPDFファイル両方を貼っています。
見やすい方を利用してくださいね!
また、個別性を出すためのチェックポイントも載せています。
参考にして、より個別性のある関連図を使ってみてください!
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