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12/2月曜日よる

色々と一日働いて、うまく行かずに
とてもイライラしていた。
自分にもだし、周りにも、どんどん気分が沈み

何もかも、無くならないかと
考えて落ち込んで来て、自分みたいな
人間は人様と関わってはいけないと
思い始めてるなか、仕事が定時に終わらず

上司から残業を願われて、了解して。
そのまま、少しばかし、色々と仕事をして
明日の為の仕込み的な事もして

ロッカールームに行き
いそいそと着替えてる時に
自分は本当に、人間失格だなと考えてて

でもそれだと、太宰治のような
あんなにも、好かれる同時に嫌われるような
魅力的な人間と同列な訳が無いと

我に帰り、そういえば、「人間失格」の出だしは
なんだっけと、きちんと靴紐を緩めて履かずに
踵を踏んだまま足を靴に突っ込んで
そのままだと脱げるからと、人差し指を
踏んだ靴の踵のところに突っ込み

きちんと履いてるときに、あぁ、、、、そうだ
「恥の多い生涯を送ってきました」だと
思い出して、少しスッキリしつつ

ロッカールームを後にして、会社の玄関に
向かってる途中で、先輩と遭遇して
少しばかし、立ち話をして

最近の悩みを見事に見透かされてて
それに伴ったアドバイスを貰い。

最後に自分でも、よく無いと感じていた
痛いところを突かれたが、それも含めて
先輩のありがたさを感じつつ

また明日と、別れて、会社を出て
一人駅に向かって歩きながら
なんの気無しに、息がハァァと漏れたら

真っ白くて驚いて、2度3度と息を吐いて
白さに驚いていた。駅に着いて
電車が来るまでの間に
先輩の話をメモして、また明日それを
踏まえて頑張ろうとなったとさ


電車に揺られて、家の最寄りのスーパーに、
寄って好きなソーセージパンが一つあり
買って、家まで我慢できずに
備え付けの電子レンジで温めようとして

解凍など色々ある中で、強。と設定になっていて
なら1分と温めてレンジの扉を開けたら
餅のように膨れ上がったパンが

手に持った瞬間熱くて、食べずに
少しばかし、直接持たずに、服の袖で
掴みつつホッカイロ代わりにして、帰宅したとさ。

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