速くなりすぎる仕事術【すべての作業に当てはまる8つの原則】
【まえがき】
仕事を速くするには、
どうすればいいのでしょうか。
僕は10ヵ所以上の会社で仕事をしてきました。
いつも新人時代、「遅い」と言われてきました。
今では、
速くやりすぎると、先輩を抜かしてしまうから、ゆっくりする。
速くやりすぎると、雑にやっていると思われるから、ゆっくりする。
速くやりすぎると、あとが暇になるから、ゆっくりする。
速くやりすぎると、
仕事量が2倍、3倍になって疲れるから、ゆっくりする。
そうすることが多くなりました。
どこに行ってもいちばん速く仕事ができるようになる自信があります。
もちろん、頭の回転の速い人、センスが違う人、
自分より体力のある人にはかなわないこともあります。
タクシーの運転手になったとして、運転と道順を覚えることが苦手な僕は、速く目的地に着くことはできません。
新しい仕事で、10年以上勤務している人に、
1週間くらいでは勝てません。
でも、仕事を覚えていくと、必ずその人よりも速くなっていきます。
なぜなら、ほとんどの人は、仕事を覚えてしまうと、
慣れてしまい、「もっと速くしよう」という気持ちが
なくなっていくからです。
仕事を速くするには、
優先順位を決める
段取りを考える
TO DOリストを作る
シングルタスクがいい
マルチタスクがいい
〇〇というアプリで時短
〇〇という文具を使う
PC作業を速くする裏技
これらはもう出つくしていると思います。
人それぞれに合う、合わないがありますが、
それでもどんどん、その種類の本が出版されていきます。
私の仕事を速くする方法は、
どこにいっても使える方法です。
実際、どの職場でも使うことができました。
家庭でも使えます。
スポーツでも使えます。
勉強でも使えるでしょう。
覚えることもほとんどありません。
しんどくなく、反対にどんどん楽になっていきます。
仕事を覚えていくと、ある程度の速さで作業ができます。
でも、ほとんどの人はそこでストップしてしまいます。
先ほども書きましたが、その方法に慣れてしまい、
「こうしたら速くなる」ということを考えないようなるからです。
言い換えれば、考える必要がなくなるからです。
1時間で終わることで、きちんと利益が出て、
損はしないということであれば、
50分で終わったところで、あまり変わらないからです。
製造の作業でも、「今日は早く終わったな」くらいしか考えないのです。
これが、30分で終わるようになると、変わってきます。
2人を1人に減らし、人件費を半分にできるからです
また、速くする方法を常に考える人にとっては、違います。
人が「今日は忙しいから、疲れるぞ」と思っていても、
「さて、どうやって早く終わらせようかな」とワクワクでてきるのです。
コンビニでバイトをしていたとき、土曜日は納品が多く、忙しい日でした。
でも私は、その日が楽しみでした。
毎週、「こうやったら速いな」ということを考えていました。
会社で新人になると、ベテランの人からやり方を教わります。
その人は仕事のやり方が固まっています。
経験により、速い方法が出来上がっています。
最初は、その方法をそのままやります。
そして、要領がわかってきたら、
「もっと速くできる方法はないかな?」と考えます。
そうすると、そのベテランの人よりも、速くなっていきます。
私が考えた仕事を速くする方法は、多くの仕事場での経験から、
すべてに当てはまる方法を考えました。
仕事は、基本的にはルーティーンが多いです。
毎日やることを、
「少しでも速く楽にできる方法はないか?」と考えることで、
仕事を楽しくしていました。
よく言われたのは、
「え、もうできたのですか?」
「速くしすぎたら、あと暇ですよ」
ということです。
驚いたのは、ゆっくりやったつもりでも、
人に「速い」と言われたことです。
3人でやって間に合わない作業を、
1人でルールを守りつつ、1時間やり切ったこと。
きちんとやったら4時間かかると半年先輩の人に言われ、
入って1か月ほどの私が、きっちりやって1時間半で終わらせたこと。
2つの作業があり、もう1つをすることは、
さすがに1人では無理だろうと思われていた作業が
手伝いにきてくれたときには、1つが終わっていたので、
2つ目をやろうとしていたこと。
速くやりすぎて、掃除くらいしか仕事がなくなったこと。
他の人は大変そうにしていた作業があったが、速く楽にこなしていたこと。
毎回在庫覚えて、毎回確認しに行っていていたやり方を、
メモに1度書くことで、何回も確認する必要なくなったこと。
新人なので、まだまだだろうと思われていたが、
「もうそんなできてるんだ」と言われたこと。
やり方を変えることができれば、この4台の機械5人じゃなくて、
1人か1人半くらいでできるかもなあ、と考えたこともありました。
仕事は、生活のために必要です。
それならば、速く、楽に、丁寧にできた方が、気持ちに余裕ができます。
反対に、仕事がつらいと、人生の辛さは跳ね上がります。
お金持ちでなくても、生活できて、
仕事の負担が減れば、幸せを感じることができます。
収入が増えても、それに比例してストレスが多くなると、
支出も増えやすいです。
自制心が強ければ、お金を多く手にしても、
生活レベルを保つことができます。
でも、ほとんどの人は、
収入が増えれば使うお金も多くなってくるでしょう。
「これだけ頑張ったのだから、
これくらいは買ってもいいだろう」と思ってしまうのです。
仕事が楽になると、ストレス発散することが減り、
使うお金も減っていきます。
無駄なものを買わなくなってきます。
そうすると、良い循環ができてきます。
今から書くことを意識すれば、
すぐに人よりも速く仕事ができるようになるでしょう。
また、速くなっていくと、単調な作業も楽しくなっていくと思います。
体も楽なので、どんどん余裕が出てくることでしょう。
仕事終わりに「今日仕事したかな?」という感覚を持つかもしれません。
体が疲れていないので、運動したくなるかもしれません。
毎日が月曜日(昨日は日曜日だったかな?)
という感覚を持つかもしれません。
前書きが長くなりました。
楽な仕事を探すよりも、
現在の仕事を徹底的に楽に快適にする方法を考えていきましょう。
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