ガジェットを買い替えるタイミング
PCを買い替えたい
僕のメインマシンであるMacbook12インチ(2016)が購入から4年になろうとしているので売却と新マシンの購入を検討している。
4年でPCを更新するのは早い、と思うかもしれないが、PCやスマホなどガジェットは早めに売ることで
・故障率が低いまま使える
・高く売れる(売却益が高い)
のメリットがある。もちろん故障率が低ければ仕事に安定して使えるし、故障していなければ高く売れる、ということでもある。
この故障率について考えるときに参考になるのが、「故障率曲線」または「バスタブ理論」という考え方である。
「一般的に「バスタブ理論」と言われているものは、時間経過に伴う故障率の変化から、次の3つに分類される。
故障率減少型 (Decreasing Failure Rate : DFR)
時間の経過とともに故障率が減少していくもの。主に設計や製造上の欠陥による故障。
故障率一定型 (Constant Failure Rate : CFR)
故障が時間の経過に関連のないもの。主に突発的事象による故障。
故障率増加型 (Increasing Failure Rate : IFR)
故障が時間の経過とともに増加していくもの。主に磨耗、損耗など特定の不良モードによる故障。」
図と説明はwikipediaの「故障率曲線」より引用
「故障率一定型」に入るのは購入から何年目からはわからないが、メーカー保証が概ね1年ということから、購入1年間は「故障率減少型」、2年目から「故障率一定型」に相当するのかもしれない。
ここから「故障率増加型」に入らないうちに売却するのが理想。故障品は売ったときの価格が著しく下がるからだ。
売却相場を知る
次に、売却するときの相場を確認する。僕はいつもメルカリを利用している。
メルカリで「Macbook 12 2016」で検索すると、
概ね60,000円台で売れていることがわかる。僕が買った時は約120,000円で、もし4年使用して60,000円で売れたとすると
12万-6万÷1,460日=41円/ 日になる。意外と安い。
ちなみに僕はApple製品を好んで使用しているが、それは使っていて心地よい、とか、デザインがいい、に加えて、この「リセールバリューの高さ」も理由の一つになっている。4年近く使って半額で売れるのはすごいと思う。一般的に高価とされるApple製品は、売却を前提に考えるなら「実質半額」だと思う。
何を買おうか考えることは楽しい
基本的にPCではExcel、PowerPointくらいしか使わない。でも、「今後動画やるかもしれないからMacbook 16インチがいい?」とか、「大画面で生産性をあげたいからiMacかな」とか「でもPCは毎日触らないから大きな額は投資するべきじゃない」など考えるのは無茶苦茶楽しい。今の12インチの前はMacbook Airの11インチを使っていたが、Retinaディスプレイになった時の感動は大きかった。あと僕は評判の悪い「バタフライキーボード」が結構好きでもある。今度のPCにもそんな感動を求めたい。