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雪と紅葉のあいだに②立山黒部アルペンルート(信濃大町→室堂)2021年10月18日

いざ立山

朝起きてカーテンを開けると...

立山が...っ!!!見える!!!!(感涙)

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おめでとうございます!!!快晴です!!!日頃の行いが良いというより日頃何も行ってないお陰なのかなんなのか、この上ない天候に恵まれました。

お願いしておいた、おかみさんの手作りおにぎり(前日にお願いすれば+500円で注文可能)を片手にレッツゴー!

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立山黒部アルペンルートは様々な乗り物を乗り継いでいきます。ケーブルにトロリーバスにロープウェイに...ああ!めくるめくアルペンワールドにワクワクが止まりません!!!

信濃大町→扇沢

信濃大町駅前バス乗り場7:10発、扇沢行です。Webきっぷはスマホ画面を乗務員さんに見せるだけでOK。乗客は私入れて3組くらい。キャンペーン時期でもなければピーク期でもないので現地で買っても問題なさそう。

40分の山道、標高がどんどん上がるのが楽しくて脆弱な三半規管に酔う隙を与えることなく扇沢に到着。

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すでにもう美しい!!!澄みきった空気に浄化される思いです!紅葉した樹木に霧氷が付いてキラキラと輝いており、とてもキレイでした。

この駅、なんだか記憶にあるなぁ...とふと。

立山は遠い昔に一度、両親に連れてきてもらったことがあります。しかし、とにかく人混みと乗り物酔いで辛かった、という記憶しか有りません...本当に両親には申し訳ない話なのですが。

確かこの時のトロリーバスも大混雑で、ギュウギュウに押し込まれて弟が挟まれたまま寝てしまい、抱えられて出てきたんだよなぁ、あの頃の弟は本当に可愛かった(遠い目)

...と、思い出に浸りながら母親にLINEしてみたら「わすれたね!」と一言。えぇ...冷たすぎん...?(寂)

扇沢→黒部ダム→黒部湖

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思い出話はさておき、電気バスの改札が始まります。係りの方が「消毒液で濡れた手で乗車券を触らないように〜」としきりに言っていたけど、Webきっぷで発券した乗車券は普通にペラペラ紙なので確かに気を使う。しかも終点の立山駅まで使用するので無くさないようにしないと。

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電気バスは2019年にリニューアルしたばかり。ナンバープレートがついてないのは関西電力の敷地内だから、っていうのは後から聞いた。

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トンネル内でスピードを緩めることなく速やかに県境を迎えます。トヤマー!!!!!

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黒部ダム到着!殆どの人がダムに直行する中、私は展望台へ!

220段の階段の先に現れた光景に思わず声がでた。紅葉と雪のコントラストが美しすぎる...!

凍結で外階段には出られませんでしたが、ケーブルは次の時間にずらしてコーヒー飲みながらゆっくりしました。

...ってかマジで誰も来ないじゃん...混むよりいいけどさ。

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下に降りて黒部ダムを満喫しながらM字の上を横断するように15分ほど歩いて...

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トンネルの中の駅、ケーブルカー乗り場に到着です。フォントがかわいいな。

黒部湖→黒部平→大観峰→室堂

ここからググッと昇天しちゃいますよん。

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乗る人も少ないので好きな席に座ります。

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ぐんぐん下界が遠のいてゆく...!すんごい傾斜だ。

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下りとのすれ違い。ワープ感溢れる写真が撮れた。

黒部平に到着。

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す、すごーーーーーーーー!!!!!

あんなに遠かった立山が目の前に。雪と紅葉のグラデーションがはっきりと分かります!素晴らしい!こんなの見た事ない。

日差しが強いからかポカポカしててビックリしました。霧氷が溶けて滴り落ちる音が心地良い。

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こりゃロープウェーは良席で堪能したいぞ!って事で早めに改札に並んで乗車。

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ダンボ平を見たかったので黒部平側の隅っこをキープ!

色とりどりの紅葉がホントに絨毯みたい!その中に下りのロープウェーが吸い込まれるかのように降りていくのが良かった。

支柱を立てないロープウェーはワンスパン方式っていうらしいんですけど、ほんと浮いてるみたいで静かなんですね。支柱があると途中でガガガガガン!ってなって怖いじゃないですか、これはスーッと滑るように連れてってくれる感覚ですね。こっちの方がよく考えたら怖いんですけどね。

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大観峰到着!さぁ室堂まで断崖絶壁、立山の真下をぶち抜いて参りますよ。

トロリーバス楽しスギィ〜!!!

この動画何回でも見れますわ、前の席に座ってよかった。通り抜けるのはあっという間だけど、これを時間も命もかけて掘り進めた人達がいるんだもんなぁ、偉大です。

室堂到着

10時前には到着しました!ターミナルを出ると...

ファァァァ...!!!!

ぐるっと室堂360度絶景が広がります。これが標高2450mの世界ですか...!桜島の倍、足立山(地元)の4倍...!(もはや全くピンと来ない)

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雲があんな下に!

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みくりが池温泉

まずは本日宿泊する「みくりが池温泉」まで歩きます。遠くにちょこんと見えるのがそれです。徒歩15分とは聞いてたけど歩きにくい石畳を上がったり下がったり...結構しんどいです。

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最高の天気になりました!どっから撮っても絶景!真正面に見えるのが主峰、雄山です。

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やっと到着!小腹も空いた事だしベンチでおかみおにぎりを食べよう!

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こんな贅沢ある?ルンルン!!...と、食べ始めた、わずか10秒後...

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ビシャーーーーー!!!うわぁぁぁぁ!!!(水筒のコーヒーを派手に倒した)

幸いおかみおにぎりは無事だったしコーヒーもズボンで受け止めたので室堂を汚染せずに?済んだが、ズボンにかかったコーヒーが猛スピードで冷えて体温を奪い始めたではないか。冷たっ、寒っ、...死んじゃう(大げさ)

そのさらに10分後

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みくりが池温泉内の喫茶店で、ぜんざい食べて一息ついてました。甘くて美味しい餅大好きラブ。喫茶「みくり」...逃げ恥ファンがこぞって来店しそうな名前です。

宿の人にお願いして乾燥室を使わせてもらい、ついでにチェックインも済ませました。たいがいのお騒がせBBAですわ、とほほのほ。

一の越へ

ズボンも乾いたので(さすがワークマン)準備をして標高2700mの一の越まで登りました。

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みどりが池は静かな水面に映り込んで絵画のよう。

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登りやすい方なんだろうけど石畳の凸凹が慣れるまではしんどい。ノルディックウォーキング用に買っ(て放置してい)たポールを持ってきておいて大正解でした。

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休み休み登ったので1時間半くらいかかったでしょうか、一の越に到着!

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みくりが池がもうあんなに遠くに!

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山肌の濃淡がくっきりとしていて、それでいてなめらかで、バキバキに仕上げた筋肉のよう。

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さらに雄山の頂上まで登ることができるのですが、ここで断念。時間も押してたし。

ベンチで春雨ヌードルを食べましたが水筒のお湯がぬる過ぎて食べれたもんじゃなかった、食べたけど。隣に居た2人組が手馴れた様子でソーセージを焼いてるのが羨ましかった....私も極太のベーコンをただ焼いて食べたい。

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下りようとしたら、パリピなカップルが音楽をガンガンかけながら先を行った。その音楽がまたチューチュートレインだったものだから、とても近づけない雰囲気でビビった私はそっと距離を空け...。この後みくりが池で再び遭遇したのだが、彼氏が岩の上にスタタン!と登り「あーーーっ、立山、やっぱカッケーわ!!!お前が居なかったら来る事は無かったよ!!!」って言ってて、その姿があまりにも眩しくて直視できませんでした。漫画みたいだった...若いって素晴らしい。

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宿に戻り温泉で汗を流します。ちょっと熱めのとろみのあるお湯がじんわりと身体に染み渡る、この感覚が癖になってしまい結局この日だけで3回入ってしまいました。

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17:30夕日が沈み始めたので外に出ます。このクッソ寒いのに宿のつっかけで気軽に出る、ってのが良いんですよね...

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最高の1日が終わっていく...

晩ご飯は18時半からですが、山登りしたからかお腹が空いて待ちきれなかった(笑)たくさん動いて、たくさん食べるって幸せだ!!

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山小屋とは思えない豪華な夕食、お野菜もふんだんに。

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メインの寄せ鍋。山の上で蟹が食べれるとは!

夕食後、すっかり日が暮れていたので少し外に出てみたら、雲海が晴れて富山の街が見えました。こんなに高い場所からなのに、とても近くに見えてキレイでした。

観光地のど真ん中に泊まって、移り変わりを存分に味わい尽くす楽しい1日となりました。

また明日!




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