いぬらぼ6(メタルナー編②)ポン拳を打たせなければいいんじゃね?
メタルナーといえば、PS版においては唯一のガッツ回復6種族であり、その圧倒的なガッツ回復の速さと凶悪な性能を誇るポン拳を武器に、最強の名を欲しいままにしてきたモンスターです。
最近では対メタルナーの研究も進み、昔のようにメタルナー一強という空気ではなくなっているものの、今なお対メタルナーが課題となっている種族が多いのも事実です。
実際、ポン拳は数ある技の中でも703という、最高の評価値(G6)を誇っており、簡易相性評価表で計算してみても、メタルナーに対しリード率50%を超える種族はひとつもなく、間違いなく最強ということが分かりました。
しかし、MF2バトルマニアにも記したように、メタルナーが最強なのはG6だからではなく、ポン拳の性能がG6というガッツ回復と噛み合うのが原因であるため、ポン拳を打たせなければ、少しはマシになるのではないかと思い、検証してみました。頑張って相手のポン拳をかわし、宙ポン拳を誤射させましょう。宙ポン拳の評価値は470(G6)のため、少しは勝機が出てくるはずです。
【表の見方】
相手:相手モンスター。各種族から1体、比較的強いとされる個体を選出しております。
ポン拳:ポン拳を主力にした場合のリード率(単位:%)
宙ポン拳:宙ポン拳を主力にした場合のリード率(単位:%)
差:2つのリード率の差
【注意点】
双方とも、ストレス型(ワル・人気100・ストレス100)という想定のもと計算しています。
【調査結果】
いや、いくらなんでも下がりすぎじゃないですか?笑 メタルナーの強さの秘密は、間違いなくポン拳であることが証明される結果になりました。ポン拳を極力打たせないように立ち回り、宙ポン拳だけを打たせるようにすれば、ほぼすべての種族が互角かそれ以上の戦いができるようになることが判明しました。試合時間残り15秒までの45秒間で打てる宙ポン拳はおよそ5回なので、1回誤射させることができれば、単純計算で3~4%リード率が低下するという結果が出ました。ただでさえメタルナーは強敵ですから、これを狙わない手はありません。自分と相手の移動テクとの相談になるのですべてのポン拳を回避するのは難しいですが、勝利のためにも、一発でも多く相手の誤射を狙いたいところです。