アカデミーと散策隊
(※ポケットモンスタースカーレットの内容についての記述があります。まだ始めていないという方、ネタバレ回避のため今すぐUターン!)
(※超序盤のおはなしです。笑)
姉と楽しく進めているポケットモンスタースカーレット。
前回のポケ日記では、
まだ学校に辿り着いてすらいなかった我々ですが。
無事アカデミーに入学できました!
(ヒュ〜〜!!!)
我々のここまでの流れとしてはこうだ。
19日に家を旅立ち、21日から22日へと日付が変わるころ、ようやくアカデミーのある街、テーブルシティに辿り着いた。
お向かいのお家のネモさんが何やら私に関する手続きを買って出てくれたので、手続きをしてくれているあいだに街を散策。
街だけでも迷いそうなくらい入り組んでいて、地図を見てもお互いが今どこにいるのかよく分からない。(爆)
いろんなお店を覗き込んで、いろんな人の話を聞いてみて、屋根に登ってみたりもして。
横にいた母から「はよ学校行きや!」と言われながら街を散策し続ける我々・・・
夜も更けてきたため、その日はそのままセーブすることになった。
(ネモさんごめん笑)
同日夜、再びSwitchを片手に・・・いや、両手でしっかり持ってテーブルシティを散策。(また!?)
横にいた母から「はよ学校行きや!」と言われ(デジャヴ)、「そろそろ行くか・・・!」と重い腰を上げてアカデミーへと向かった。
その後一悶着ありつつ、手続きを終えたネモさんとも合流して、無事に入学を果たした。
(ちなみに学校で出会った人たちはみんなキャラが濃くて、こっちの話をちっとも聞いてくれない)
入学してなんやかんやしているうちに宝探しという名の課外授業が始まって。
どこから行ってもいい自由感を噛み締めて、今度は学校を飛び出した我々は・・・!!
テーブルシティの西門を出たあたりでひたすらうろうろ。
ジムにも行かずヌシの住処にも行かず、ひたすらうろうろ。
そのまま、
今日に至っている。
(世界で一番スローリー)
でもいいんだ・・・!
学校の前で粘りに粘って、クワッスと一緒に写真撮れたから・・・!!
(スローリーの原因のうちのひとつ)
進まずとも楽しく遊んでいる我々だが、スローリーの弊害は思わぬところにもあった。
25日から行われていたという「イーブイテラレイドバトル」というイベントに全然気がつかず、ようやく知ったのは27日の夜。終了はまさかの翌日28日の8時59分・・・
期間内に知れたのはよかったけれど、如何せん時間がなさ過ぎる・・・!
行けるところだけ行ってみよう!と気を取り直し、姉と二人でうろうろ・・・するも、すぐに我々はある壁にぶち当たることになる。
イーブイのテラレイドバトルはマップの至る所に出現する。
テーブルシティの西門を出たあたりをうろうろしていただけの我々。
当然行ったことのない場所のほうが多い。つまり。
出現しているほとんどのテラレイドバトルに辿り着けない・・・!!
これが我々がぶち当たった壁である。なんたる悲劇・・・!
(さっさとジム行きなさいよ)
それでもめげない我々。
なんとか辿り着けるようにと努力を始める。
トライした努力は次のとおり。
努力その1 極力ポケモンにぶつからない
努力その2 こまめにレポートを書く(セーブする)
努力その3 とにかくポケモンセンターを目指す
努力その4 強すぎる野生のポケモンとぶつかってしまったときは即刻ホーム画面に戻る
(リセットさんごめんなさい見逃して・・・!)
努力その5 コライドンに乗ってひたすら走る
まずは目的地を設定。一度利用したポケモンセンターには空を飛んでいけるという、なんともありがたいサービスが利用できるため、レイドバトル付近のポケモンセンターを目的地に設定する。
地図を見ながらどんな風に行けば辿り着けるか考える。
マップアプリを閉じたらひたすら疾走。
見失ったら極力ポケモンの少ない場所を選んでマップを開く。
現在地と道筋を確認。
マップアプリを閉じたらひたすら疾走。
無事にポケモンセンターについたらとりあえずレポートを書く。
を繰り返してやっとテラレイドバトルに到着・・・と思われた。
ロトロトロト・・・
とスマホロトムが鳴る。
(スマホロトムとはロトムというポケモンが入り込んだスマートフォンのことらしい。高所からうっかり落下しても助けてくれるという、なんとも優秀なスマホ。)
誰からの着信だ・・・?
キャラの濃い人々を思い浮かべる。心から着信を切りたい衝動に駆られるが、そんなわけにもいかないので仕方なく通話に出る・・・
出るんじゃなかったと秒で後悔。
不良集団スター団をぶっつぶせ!という任務をカシオペアという謎の人物から命じられているのだが、何やら目的地がスター団のアジトの近くだったらしい。
「協力してくれるね?」の問いとイエスorイエスしか用意されていない答えに、”このままなんかストーリー始まったらどうしよう・・・!”と怖くなり、思わずホーム画面に戻る。そして心に決める。
よし、迂回しよう。
幸い目的地の後ろには雪山があり、山に登って、そこから飛び降りたら辿り着けるかもしれない。
先ほど雪山にあるレイドバトルを目指して「ぎゃ〜〜〜!怖い怖い怖い〜〜〜〜!!」と叫びながら雪原を走っていた姉を見習って、私も雪山を目指す。
「ぎゃ〜〜〜!怖い怖い怖い〜〜〜〜!!」
のっそりした体の大きなポケモンや、いかにも強いですという風貌のポケモンの隙間をコライドンに乗って走り抜ける。
ポケモンたちに気づかれないよう、「私は空気、私は空気・・・」と自己暗示をかける。
そんなスリルを味わいながら(そうして疲弊しながら)、ようやく目的地の背後あたりに到着。さて、ここからどうやって降りようか、と見下ろすと・・・
思っていたより思いっきり断崖絶壁☆
あまりの高さにひえぇぇと足がすくむ。
いける?この高さで着地できる?コライドンちゃん大丈夫?
不安のあまりうろうろと躊躇っていると周りに集まってくる強そうなポケモンの群れ。
悩んでいる時間はない。一か八か、行くしかない!!
思い切って踏み切ったコライドン。
その背にしがみつく私。
落ちていくその様はまるでスカイダイビングのよう。
(誰かパラシュートちょうだい)
いよいよ着地のとき。
いける!?いける!?がんばれ!!
がんばれコライドン!!
私の応援を背に迷いなく華麗に着地したコライドン。
すごい!行けた!!!
と拍手して喜んでいると、画面がブラックアウト。
ま、まさか・・・!
ロトロトロト・・・
迂回してもあかんのかーい!!!
やっぱり鳴ってしまうスマホロトムに絶望を覚え、ホーム画面に戻って突っ伏す。
どう頑張っても行かれへんってことか・・・!?
慌ててリセットした私に姉が一言。
「話だけ聞いてみたら?」
え・・・?
あ・・・確かに・・・
話を聞いたからといって、そのままスター団と対決しなければいけないかどうかは分からない。
だったら一度話を聞いてみればいいのでは。
姉の提案に納得してから思い出す。
私今・・・リセットしなかったか・・・!?
私って・・・
私って・・・
なんて馬鹿なのかしら!!
(再び突っ伏すワタシ)
幸いにも雪山の崖の上で一度セーブしていたので、そこから再スタート。
あの凄まじいスリルをもう一度。
(動画を撮る余裕さえあれば皆様にもお伝えできたのに・・・!無念・・・)
何回もごめんなコライドン・・・!
心の中で謝りながら二度目の着地。ロトロト鳴り始めるカシオペアからの着信にも、今度はちゃんと応じてみれば。
全然ストーリーに入っていかなかった。
ということはつまり。
あのスリルを味わずともレイドバトルには参加できたということ。
私って・・・
私って・・・
なんて馬鹿なのかしら!!
(再び以下略)
みなさん。
スマホロトムの着信は、怖がらずに出てみましょう。
きっと道が開けますよ。(遠い目)
そういうわけで、スマホロトムと雪山スリル事件は幕を閉じた。
いいんだ、イーブイ可愛いから。(とても遠い目)
一連の流れから、いよいよジムに行ってみるか、という話になっている、今現在の我々なのでした。
つづく!
(散策はほどほどに)
スローリーえりぴ