FA

FAってなんぞや！！
と思ったそこのあなた。

大丈夫、私も知らずに見たらそう思います。
FAは、ファンアートの略だそうな。

Twitter上で開催された漫画『コレットは死ぬことにした』（幸村アルト、白泉社）のファンアート企画。
何を隠そう私はこの漫画の大ファンだ。単行本はかかさず集めている。
ならば！！と参加を決めてはや１ヶ月。

締め切りは本日11月20日。
描きあげたのも本日11月20日。

・・・もっと早く描きなはれ！！

というツッコミは各々心の中でやってくださいね、間違ってもコメント欄に記入しないように。笑

構想は浮かんでいたのですが、なかなか・・・ねぇ。あつ森がねぇ。←責任転嫁

というわけで、せっかくなのでここにもUPしちゃおうかな！と。
思った次第であります。

この作品読んだことない！という方のためにあらすじを書いてみよう。

『コレットは死ぬことにした』とは

ワーカーホリックの薬師、コレット。朝から晩まで仕事に追われ、ゆっくり食事をすることもできない。どんなに寝不足だろうと徹夜だろうと、朝でも昼でも夜中でも、そんなことはお構いなしに患者はやってくる。心身ともに削られ、ついに限界が来たコレットは”どこか遠くへ行ってしまいたい”と衝動に身をまかせ、井戸へ飛び込んでしまう。井戸の先に繋がっていたのは死者の国、冥府で・・・
人と出会い、ときに迷い、悩みながら全力で生き抜くコレットのものがたり。

と、こんな感じでしょうか。

魅力を語れと言われればいくらでも語れてしまうほど魅力的な作品なのですが、全てを文字にして残してしまうのはあまりにも無粋なので、少しだけ。

とにかく登場人物が魅力的！

コレットはもちろん、登場する人物がそれぞれとにかく魅力的。それは、それぞれの心情がきちんと描かれているから。
きっと１巻、いや、１話を読み終わる頃にはコレットのことを好きになってしまっていることでしょう。
そして既刊をすべて読み終わったころには「みんな魅力的すぎて誰が好きとか選べない・・・！」と言っているはずです。（私のようにな！フハハ！）
元々読み切りだったそうで、１話はかなりボリュームがあります。量というか、中身のボリューム。そもそもそれで完結できるように作られているので、かなり濃い気がします。

抜群の演出力！

読み始めたらどんどん引き込まれる感じ、心を鷲掴みにされる感覚・・・
これらはアルト先生の演出力によるものだと思っています。
いいシナリオだけでも、綺麗な絵だけでも、こんなに魅力的な世界はきっと作れない。演出力が鍵を握ると言っても過言ではないかもしれません。
コマ割りやモノローグ、セリフの言い回しなど、細かなところまできっとこだわって作ってらっしゃるのだろうなと感じます。
この演出力にやられて何度涙を流したことか・・・！

会話が楽しすぎる

登場人物同士の会話が面白すぎて思わず吹き出してしまうシーンもあるほど。外でやると怪しいので、自室で読むことをオススメします。
ときどきあるシーンを思い浮かべて笑ってしまったり、ほっこり癒されたりすることもあるくらい、私はこの作品の会話がだいすき。
主人公不在のシーンですら面白い。面白さが渋滞している。
多分それは、登場人物がみんな個性的だから。ものすごい個性の強い面々がどんどん出てきます。でもただ個性的ってだけじゃなくて、たくさん出てきててんやわんやでよーわからんでもなくて、ちゃんと個々の魅力が引き立っていて、それぞれの心情が描かれていて時に共感したりするという・・・ここでもアルト先生の演出力、表現力が光っています・・・！あなおそろしや・・・！←

心に届く言葉たち

コレットが人と関わる中で誰かが言う言葉、コレット自身の言葉、誰かの心の声、コレットの心の声、新たな気づきや思い出すこと、コレットたちが経験を通じて得た言葉たちは、画面を超えて私たちの心にも響きます。
その言葉たちは時に心を癒し、時に勇気を与えてくれる。
そんな言葉のギフトをたくさん届けてくれる作品でもあります。

と、まとめるとこんなところでしょうかね。ネタバレにならぬよう魅力を書くのはなかなか難しいということを知りました。
たまたま読んだ方が『コレットは死ぬことにした』を読んで、そうして誰かの好きな作品との出会いのきっかけになれたなら、そんなに嬉しいことはありません。

ちなみに私はコミックス派のため最終巻収録分はまだ読めていないのです・・・早く読みたい・・・！！
いやでも終わってしまうのは寂しいからやっぱり読みたくない・・・！！
”あんたが読まなくても終わるもんは終わるから”
とツッコまれようとも未だフクザツなこの私の心情・・・読みたいけど読みたくない・・・でも読みたい・・・分かる人には分かる・・・よね！？（必死）

というわけでこれから読むというみなさま、最終２０巻は12月20日発売だそうなので、その日をともに待ちましょう！！

それでは今日はこのへんで！
とたけけさんのライブ聴きに行ってきます！
（結局あつ森ぃぃぃ）

えりぴ