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コナモンの日
コナモン
粉もん
粉もんと言えば、お好み焼きとかたこ焼きとか、そういう”だし系”の粉もんが思い浮かぶけれど、”粉もん”を”粉からできているもの”と捉えたら、パンケーキとかパウンドケーキとかも粉もんになるんじゃない??
あとはうどんとかパスタとか・・・
でも、それらを”粉もん”と呼ぶにはいささか違和感がある。
これは「粉もん」という響きに内包された出汁の風味のせいか。
そんな粉もんにまつわる私の思い出といえば。
上京して間もない頃、大学の新入生で集まる機会があって、それがちょうどお好み焼き屋さんで開催された。
出身が大阪であることを自己紹介で話したら、渡されるヘラ、かけられる言葉は「大阪なんだったら、ぜひ。」
お好み焼きが特段好きだったわけでもないし、なんなら年に数回しかお好み焼きが登場しない我が家の食卓、お好み焼きをひっくり返した数なんて片手で足りるくらい。
そんな私が関東の皆さんの前でお好み焼きをひっくり返す・・・だと・・・?
「ここで私が失敗したら、”大阪の人ってよく食べてる割にお好み焼きひっくり返すの下手なんだ〜〜〜”って思われてしまう・・・!」
と謎に大阪人を代表してしまったようなプレッシャーの中、震える手でお好み焼きをひっくり返した・・・
というもの。
今になって思えば、多分失敗したとて下手だと思われるのは私だけだし、そんな大きなプレッシャーを感じる必要はなかったのだけれど。笑
無事にひっくり返せたお好み焼きの味を思い出せないほど、すっかり緊張してしまった私はきっと、若かった、ということなんだろう。
えりぴ
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