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タケルライコex入門【全文無料】

はじめまして、こんにちは。

静岡県中部でポケカを嗜むアラサーポケカプレーヤーの負け犬です。
私は2024年9月に行われたCL東京はDAY1、DAY2ともにタケルライコオーガポン(以下ライコポン)を使用し9勝6敗と何とも言えない結果で終わったものの、2024年6月よりライコポンをずっと使用しており愛知県で行われた自主大会SHOW杯で全勝優勝するなど自主大会で2度の優勝をし、ライコポンの知見を蓄えてきました。

本記事はCL東京でも優勝した絶賛流行中のライコポンをこれから使ってみようと思っている方、また使っているけど中々勝てないといった方に向けた記事になります。
基礎の基礎から書くつもりなのでかなり長くなってしまうかもしれませんが、興味があれば是非最後まで読んでみてください。


デッキ紹介


まず、ご存じの方が多いとは思いますがライコポンというデッキについて話をすると

‘‘速い、強い、硬い‘‘

を体現しているデッキであると認識しています。(硬いに関しては‘‘若干‘‘という前言葉が必要かもしれません)

それぞれ詳細に説明すると
速いという部分は後攻1ターン目に200以上のダメージを与えられる点
強いという部分は場のエネルギーを参照にして青天井の火力が出せる点
硬いという部分はアタッカーであるタケルライコexのHPは240である点
これらを総合して‘‘速い、強い、硬いを体現しています。

このデッキは後攻1ターン目からわざ‘‘きょくらいごう‘‘を宣言していき、対戦相手に準備の時間を与えず試合のテンポを取り、早期に対戦を決着させることを目指すデッキタイプであり、初心者の方でも握りやすい使用難易度の比較的低い良いデッキです。


前談はこれくらいにして、具体的にデッキレシピを基に採用カード及び採用候補カードの説明をしていきます。

CL東京DAY2で私が使用したデッキ
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正直に話をさせていただくと私自身が使用しているレシピはあまり一般的ではない点もあります。
そのため最後に私がこれからライコポンを握るにあたっておすすめのレシピも貼り付けておくので最後までお楽しみください。

①ポケモン

・タケルライコex 採用優先度★★★
本デッキの顔であり、メインアタッカー。個人的には後攻を取った際、このポケモンでスタートしたいことも踏まえて4枚採用したいカードになります。

・オーガポンみどりのめんex 採用優先度★★★
手札にある効果のない基本草エネルギーに”山札を1枚引く”というとんでもない効果を与えつつ本来1ターンに1枚しかできない手張り権を複数回使わせてくれるデッキにおけるエネルギー貯蔵庫兼サブアタッカー兼ルーティングポ効果を持ったポケモンです。一人三役と大谷翔平もびっくりのカード。
先攻の際に始まってうれしいカードであり、後攻でもこのカードから始まればいれかえカートを使用せずとも1ターン目にきょくらいごうを狙っていけるため可能であれば4枚採用したいです。

・イキリンコex 採用優先度★★★
手札が渋くて手札をリフレッシュしたり、手札のエネルギーをトラッシュに送りつつオーリム博士の気迫を探しに行けたりする序盤最強鳥。
負け筋にもなりえますが、イキリンコを出さなければそもそも試合にならないことも多々あるので個人的には必須カード。

・キチキギスex 採用優先度★★★
基本的にはライコポンは縦引きデッキになるのでその最大の補助輪。
終盤ベンチにいるかいないかで最終盤の山作りに大きな差が出が出ることが多いのでタイミングを見てベンチに置きたいカードです。

・スナノケガワ 採用優先度★★☆
ライコポンのサブアタッカー枠。正直出す対面がかなり限られることもあり、DAY1では入れてませんでした(2敗までは許容できるのでミミッキュについては切ってました)。
出す対面についてはルギアVSTARデッキのチラチーノを下技で倒すとき、サーナイトexデッキのキルリアやミミッキュを倒すときくらいしか積極的には出しません。ミミッキュで詰みたくない方は1枚は入れましょう。

・かがやくゲッコウガ 採用優先度★★☆
ドローソース兼基本雷エネルギー及び基本闘エネルギーをトラッシュに貯める役割を持つポケモンです。
あまりに便利なカードなので現状ライコポンのかがやく枠はゲッコウガ一強だと思います。

②グッズ

・ネストボール 採用優先度★★★
序盤はタケルライコexやオーガポンex、イキリンコexなどを持ってくることが多く、中盤以降でもキチキギスexを持ってくることで使う序盤から終盤まで使うカード。コストもないことから4枚必須枠。

・ハイパーボール 採用優先度★★☆
ネストボールの4枚目以降の役割を果たしつつ、序盤は手札のエネルギーをトラッシュに蓄える役割と終盤は手札の不要札をトラッシュに送ることで手札干渉から復帰しやすい山づくりの役割を果たしてくれます。
しかし、コストが重たいこともあり2枚から3枚の採用が多い気がします。

・大地の器 採用優先度★★★
ライコポンにおいては4枚採用以外ないと思うくらい便利なカードです。手札のエネルギーを捨てながらエネルギーを山札から2枚持ってきて「みどりのまい」を2回使用することで1枚のカードから山札から4枚のカードを抜くことができることから山札から引きたいカードを引ける確率を上げてくれます。

・ポケギア3.0 採用優先度★★☆
ライコポンは基本的に毎ターンオーリム博士の気迫を使用していきたいデッキになるのでその可能性を上げてくれる良カード。何も考えず使うのではなくできる限りほしいサポートを引きやすい状態にしてから使用するように心がけましょう。

・いれかえカート 採用優先度★★★
タケルライコexとオーガポンex以外でバトル場でスタートした際いれかえカートかプライムキャッチャーがなければきょくらいごうを宣言できないので、違うポケモンでスタートした場合、初めの山確認でいれかえカートが何枚山に残っているのか確認しましょう。
あとドラパルトex対面などのダメカンをばらまく系統のデッキに対しては30回復が有用に働くことも多いのでうまく活用しましょう。

・エネルギー回収 採用優先度★★★
きょくらいごうを宣言するたびにエネルギーがトラッシュに溜まっていくので継続的に火力を出すためには必須であり、ついでに草エネルギーを回収することで必要なカードを山から探しに行ける便利カード。手札干渉後に引けると嬉しいので可能であれば山に残しておきたいカードです。

・夜のタンカ 採用優先度★★★
ライコポンはポケストップで山札を掘る道中キチキギスexやオーガポンexなどのポケモンがトラッシュに落ちてしまったり、エネルギーが思ったよりもトラッシュに落ちてしまったということが多々あります。そうしたときにトラッシュから手札に直接回収できるリソース回復札となります。正直初動に使用する札ではないので2枚くらいが妥当であると思います。

・ともだちてちょう 採用優先度★★☆
夜のタンカと同様にポケストップによってサポートカードがトラッシュに落ちてしまうため、毎ターンサポートを使っていくためには1枚はほしいカードになります。

・プライムキャッチャー 採用優先度★★★
オーリム博士の気迫を使いつつ、ベンチを呼びだせるライコポン標準搭載のacespecのカード。サイドに落ちてない限り基本的に使わなくていい対戦の方が少ないです。

③ポケモンのどうぐ

・勇気のおまもり 採用優先度★★☆
タケルライコexのHPを290に底上げしてくれることで”硬い”部分を補強してくれるポケモンの道具。ライコポンに採用されているポケモンは基本的にすべてたねポケモンになるので対面によってどのポケモンにつけるかは考えましょう。

➃サポート

・オーリム博士の気迫 採用優先度★★★★★★★
4枚必須サポートになります。
基本的なゲーム進行として毎ターン使用し、盤面に途切れることなくエネルギーを供給していくことを目指します。

・ジャッジマン 採用優先度★☆☆
手札干渉枠になります。比較対象であるナンジャモとの違いを説明させていただくと、
ジャッジマンは序盤オーリム博士の気迫が使用できないときに相手を1ターン止めることが役割になります。仮想敵としてはリザードンexやドラパルトexなど先攻1ターン目に盤面を作りつつ、最後にロトムVの「そくせきじゅうでん」で手札を増やして2ターン目から潤沢のリソースで対戦を進めてくるデッキです。それらに対して後攻1ターン目にジャッジマン+はじけるほうこうで自分だけ手札リソースを整えつつ走りきれるようにするのが主な役割になります。正直中盤以降使用してもあまり強くない印象です。
ナンジャモについては、ライコポンが苦手とする古代バレットやそのほかサイド1アタッカーで攻めてくるデッキに対して有効になります。
使用タイミングとしては相手の残りサイドが2枚の時にプライムキャッチャーでベンチのキチキギスexなどのシステムポケモンを呼び出しながら、ナンジャモを使用し高耐久のタケルライコexの押し付けを行ったりする際に使用することが多く、対戦の終盤に使用することが多いです。
ジャッジマンを採用するのであれば序盤に使用することから2枚、ナンジャモであれば終盤に使用できれば良いので1枚採用であることが多いです。
好みの部分であるため両方試してみるのがいいと思います。

・ボスの指令 採用優先度★★★
どのデッキでも1枚は採用した汎用カード。
ライコポンではこのサポートを打つ場合、前のターンにラケルライコexにエネルギーを残しておくという準備が必要になります。そのためサイド進行を考えながらきょくらいごうでトラッシュするエネルギーは選びましょう。

⑤スタジアム

・ポケストップ 採用優先度★★☆
ライコポンというデッキは先述した通り、縦引きで必要なカードを揃えていくことになります。且つデッキの24枚(40%)がグッズで構成されていることから、山札を作りつつ、必要札を揃えることができることからデッキコンセプトと強力なシナジー効果のある1枚です。
ゼロの大空洞型も存在しますが、私の知見がそんなにあるわけではないので割愛します。

⑥エネルギー

エネルギー配分については基本雷・基本闘・基本草3・3・6枚が最低枚数な気がします。枠を増やせるなら草エネルギー1枚足すのもよいと思います。

採用検討カード紹介


①ポケモン

・ハバタクカミ 採用優先度★★☆


スナノケガワとの選択枠①(サイド1アタッカー)
強み
(1)逃げエネが1であることからハバタクカミでスタートしても入れ替え 札なしできょくらいごうを目指せる。
(2)特性が強力でロストデッキのキュワワーなどに対して時間稼ぎが可能。
弱み
(1)わざに必要なエネルギーが3エネのためオーリム博士の気迫を使用しても1ターンで起動ができない。

・チヲハウハネ 採用優先度★☆☆

スナノケガワとの選択枠②(サイド1アタッカー)
強み
(1)ねっしょうどとうで環境に多いキチキギスexをワンパン可能。
弱み
(1)逃げエネが3であり、入れ替え札以外での交代が現実的に困難

・タケルライコ 採用優先度★☆☆

スナノケガワとの選択枠③(サイド1アタッカー)
強み
(1)ベンチ狙撃が可能である。
弱み
(1)逃げエネが3であり、入れ替え札以外での交代が現実的に困難

・テツノツツミ 採用優先度★★☆

個人的に評価がかなり高いカードになります。ミラーやレジドラゴVSTARなどのサイド1のポケモンが少ないアグロ系統のデッキに対し、ボールが実質ボスのような役割を果たしたり、序盤動けていない相手に対しベンチにいる取られたくないポケモンを取りに行ける良カード。私もDAY1では上記レシピのスナノケガワをこのカードにして出場していました。

 ラティアスex 採用優先度★☆☆

サポートポケモン枠になります。ただ個人的な評価として現状ラティアスexを出しておけるほどベンチに余裕がないため優先度は低めです。デッキ構築の中で入れ替え札をどうしても捻出できない場合検討してみてもよいかもしれません。大空洞型であれば採用優先度は上がるかと思われます。

②グッズ

・トレッキングシューズ 採用優先度★★☆

何度も説明しているようにライコポンは縦引きで必要札を集めるデッキの性質を持つことから縦引きをサポートしてくれるこのカードはとても相性が良いです。ポケストップでも拾うことができ、またうまくいけば山札の基本エネルギーをトラッシュに送りながら必要なカードを集めることができるため採用優先度は高めです。このカードが採用されている場合ハイパーボールと入れ替わっていることが多いです。

・ポケモンキャッチャー採用優先度★★★

ライコポンは前述のとおり毎ターンオーリム博士の気迫を使用し、盤面にエネルギーを供給しつつ攻撃することが望ましいことから、サポート権を使わずにベンチのポケモンを呼び出すことができるこのカードとは相性抜群です。個人的にコインの裏表で勝負がついてしまうというカードの性質が好みではないため不採用ですが、基本的には採用することが望ましいカードです。

・スーパーエネルギー回収採用優先度★☆☆

エネルギー回収との入れ替え枠。スーパーの名の通り回収できるエネルギーは2倍ですが、コストが重たい印象です。ライコポンは序中盤の手札干渉に弱いデッキではあるので手札干渉を打たれた返しで引いても使用コストが重たく使用しづらさがあるのでリソース管理に慣れてきた方は問題ないですが、リソース管理に不安がある方はエネルギー回収の採用をおすすめします。

・ロストスイーパー 採用優先度★☆☆

環境デッキのペパーの採用率が高く、ポケモンの道具が非常に多い環境であることから採用が検討される枠になります。リザードンのヒーローマントやミラーの勇気のおまもりといった耐久を上げてくるカードの除去を行ったり、ドラパルトexに採用されているポケモンリーグ本部などの妨害スタジアム除去や自身が貼ったポケストップを除去することで手札干渉をより強く使うことができるカードになります。使用用途は多岐に渡りますが、耐久が増えた相手に対しては青天井火力を活かして倒すことやポケモンリーグ本部については貼ってくる相手が限られるので、ポケストップを温存することでケア可能なので優先順位は低めです。

・アンフェアスタンプ採用優先度★☆☆

第2のacespec枠になります。全体採用率は1桁%のため、対戦相手の意表を突くことができ、刺さる相手には刺さります。しかし確定サーチができない中、使用タイミングが限られるカードにacespec枠を割くことが厳しいと感じており、基本的にはプライムキャッチャーでいいと思います。

③サポート

・ナンジャモ 採用優先度★☆☆

かわいいです。基本的にはジャッジマンとの選択枠になります。詳細についてはジャッジマンのところで説明しているので割愛します。かわいいです。

・ブライア 採用優先度★☆☆

条件はあるものの序盤のサイド1ポケモンを気絶させることが正当化されるカードになります。しかし注意しなければならないこともあり、テラスタルポケモンで気絶させなければならないので、ライコポンではオーガポンexで相手のバトルポケモンを気絶させなければならないので気を付けましょう。少し前の環境であればリザードンexのかがやくリザードンの採用率が低めだったので刺さりがよかったですが、ライコポンの増加によってケアされることの方が多く中々使用ができないカードあることから現状では採用優先度低めの印象です。

・アカマツ 採用優先度 ☆☆☆

オーリム博士の気迫0.5枚分くらいのパワーを発揮してくれるカードになります。トラッシュにエネルギーを落とせていない場合オーリム博士の気迫よりも使用感がよく感じるかもしれませんが甘い罠です。山札からカードが引けていないため手札も山札も強くできず、ジリ貧な戦いが後には待ってます。基本的には採用しなくでもよいかなと思います。

基本的な戦い方

ライコポンはじゃんけんに勝利したときに先攻を取るのか、後攻を取るのかという議論があると思いますが、私は基本的には後攻でよいと思っています。
理由としては後攻1ターン目にサイドを取れる場合試合のテンポを取りやすくなることはもちろんですが、何よりも相手に後攻を取らせてサポートなどを使用し、サイド1のポケモンだけの盤面にしてゆっくりと準備をされることが嫌だからということに尽きると思います。
特にリザードン対面が顕著でリザードンに後攻を取らせた場合、相手にライコポンの知見がある場合サイド2のポケモンを盤面に出すことはなく、ペパーなどを使用しつつヒトカゲやポッポを盤面に並べてこちらがサイドを取るまで悠長に準備されます。
またボールの採用枚数も少なく先攻をとってもなかなか展開できないことが多いことを鑑みても後攻選択が丸いと考えます。


ライコポンは可能であればすべてのデッキに対しサイドプラン2-2-2を目指していくデッキになります。
ロングゲームには向いていないので、早期決着のために最短ルートを目指しましょう。

ライコポンの基本的に目指す盤面としては
バトル場 
タケルライコex
ベンチ 
タケルライコex オーガポンex×2 キチキギスex イキリンコexもしくは
かがやくゲッコウガになります。
特殊な対面でない限りこの盤面を目指しましょう(基本形)。

基本的な戦い方は以上となります。
これから環境に多いデッキに対してどのような進行で勝利を目指すのか紹介していきます。
環境デッキの選定方法としてポケカ飯様のポケカデータラボより楽園ドラゴ―ナ環境のteir表を基に紹介していきます。

タケルライコex(ミラー) 五分

ミラー対面はサイドプラン2-2-2を目指します。
ミラー戦は基本的に先にサイド2を取った方が勝利する確率が高いです。
後攻を取った側は相手のバトル場がサイド2のポケモンの場合全力で倒しに行きましょう。
後攻を取ったけど、相手のバトル場がサイド1の場合はこちらもバトル場をサイド1のポケモンにし待つことになります。
この対戦においてタケルライコexを倒す手段がタケルライコexしかないのでボスを使用する頻度も少なく、基本的にはバトル場のタケルライコexを取り合う展開になります。
そのためサイド1を取る価値がほぼなく、かえって対戦相手に先にキチキギスexのさかてにとる権利を与えてしまいテンポを取られる原因にもなるので待ちを選びましょう。
睨み合いになり、ベンチ呼び出し札を先に引いた方が有利になっていきます。

もしサイドを先に2取られてしまった場合、捲る手段としては、手札干渉札を打ちつつ、ベンチにいるキチキギスexを倒しに行くことで相手に1ターン攻撃できないターンを作らせることだけになります。
かなりハードルが高いので、頑張りましょう。

盤面の作り方は基本形となります。

リザードンex 不利

リザードンex対面はサイドプラン2(ロトムV)-2(リザードンex)-2(ピジョットexもしくはキチキギスex)を目指します。

この対面は可能であればイキリンコexとかがやくゲッコウガは出したくないです。
イキリンコexは唯一サイドが進行してなくてもバーニングダークの素点で気絶してしまうルール持ちポケモンのため。
かがやくゲッコウガはカースドボム、ブライアの1ターンでサイド4取られるのをケアするため。
どうしても出さなければならない場合は優先的に勇気のおまもりをつけましょう。
また、リザードンex対面は勝利のパターンが少なく目指すルートが明確であるため、詳しく紹介します。
~理想進行~
先攻①(リザードンex)   
ヒトカゲやポッポ、ロトムVを展開しそくせきじゅうでん(残りサイド6)
後攻①(ライコポン)
ベンチにオーガポンなどを展開し盤面にエネルギーを貯めつつ、ジャッジマンなどの手札干渉。バトル場のタケルライコに雷か闘エネルギーを手張りしてはじけるほうこう(残りサイド6)

先攻②
ペパーなどを使用しつつ盤面の準備、そくせきじゅうでん(残りサイド6)
後攻②
ボスの指令やポケモンキャッチーを使用してベンチのロトムVをきょくらいごうで倒す。(残りサイド4)※この時ベンチに2体のオーガポンを展開し、きょくらいごう宣言後オーガポンのエネルギーは1枚ずつ残しておく。

先攻③
カウンターキャッチャーなどを使用しつつリザードンexでベンチのオーガポンを倒す。(残りサイド4)
後攻③
ベンチのタケルライコにオーリム博士の気迫でエネルギーを加速しつつ、みどりのまいと手張りでオーガポンexに3エネ貯めてリザードンexを倒す(残りサイド2)

先攻➃
手札干渉をしつつ、かがやくリザードンでオーガポンexを倒す。
後攻➃
プライムキャッチャーやボスの指令を使ってベンチのピジョットexかキチキギスexを倒して勝利。

基本的にはこのプランを通していきたいですが不利対面であることは事実です。覚悟を決めて対戦しましょう。
最初にサイド1を取ってしまうとサイドレースが間に合わなくなるのできょくらいごうが宣言できたとしても我慢しましょう。

ドラパルトex 五分

ドラパルトex対面はサイドプラン1-2-2-1もしくは1-2-2-2を目指します。
この対面については相手の型次第で戦い方が変わります。
ただし大前提としてこの対面で意識してほしいのは
①序盤にタケルライコexを2体出さない
②必要のないキチキギスexは出さない
上記2つはどんな型にも共通して言えることなので意識してください。
①の理由は2回のファントムダイブでタケルライコexを2体倒されつつ、手札干渉を受けた場合、オーリム博士の気迫が手札干渉後の回答札にならなくなるためです。
盤面から古代のポケモンがいなくなってしまうとオーリム博士の気迫の対象がいなくなってしまい、手札干渉からの復帰がかなり難しくなります。
②の理由はドラパルトexは複数体のポケモンを同時に気絶させることができることからキチキギスexの特性を使用できるタイミングが限られます。また最近では重力玉などの採用も見られ、なんとなく出してしまったキチキギスexがバトル場で縛られてしまうこともあるので、どうしても必要な場面以外では出さないように心がけましょう。

相手がピジョットきらめく結晶型の場合は毎ターンドラパルトexを1ターンで倒すことができれば相手の準備が間に合わないのでテンポを取って勝てます。
相手がネイティオ型の場合は無理に1ターン目きょくらいごうを狙いに行った返しにアンフェアスタンプが刺さることがあるのでしっかり準備してから相手のポケモンを倒すようにしましょう。
共に勇気のおまもりやいれかえカートを駆使して、3回のファントムダイブでサイド6枚取られないように注意して試合を進めてください。

この対面でも盤面は基本形を目指しますが、前述のとおり2体目のタケルライコexを置くタイミングだけは気を付けましょう。

ルギアVSTAR 五分

ルギアVSTAR対面のサイドプランは2-2-2もしくは2-1-2-1を目指します。
正直この対面に関しては対戦の中で相手の行動に合わせて有効なルートを探していくゲームになることが多く、ゲームプランの言語化が難しいです。
また、ルギアVSTARのデッキの性質上進行の上振れ下振れがかなり激しいためアーケオスをトラッシュに落とせずテンポを取ってそのまま勝ちということもありますし、逆に先攻2ターン目にアッセンブルを決めてレガシーエネルギーがついたチラチーノが爆誕した場合お手上げとなります。
この対面はサイド2のポケモンにレガシーエネルギーをつけることで疑似的に盤面をすべてサイド1のポケモンにすることができるためサイドを複数枚取れるうちに取っておくことも大切です。

この対面でも盤面は基本形を目指します。

サーナイトex 不利

サーナイトex対面のサイドプラン1-2-1-2もしくは1-1-2-2を目指します。
正直この対面はリザードンexよりも明確な不利対面です。毎ターン手札干渉を打たれながらサイド1のポケモンでサイド2枚ずつ取られていくので相手の出遅れを拾うしかありません。
序盤は優先的にキルリアを倒していく意識は持ちましょう。タケルライコにできる唯一の抵抗です。

この対面でも盤面は基本形を目指します。

レジドラゴVSTAR 有利

レジドラゴVSTAR対面のサイドプランは2-2-2を目指します。
この対面に関しては基本的にかがやくリザードンをいかにしてかわすかということに尽きます。
そのためタケルライコexのエネルギーをできる限り残しつつボスの指令を打てる準備をし続けることが大切になります。

そのためこの対面の理想盤面は
タケルライコex×2、オーガポンex×3、キチキギスexもしくはイキリンコexとなります。

テツノイバラex 有利

この対面は少し特殊なため説明します。
まず目指す盤面としてはタケルライコex×2のみです。
オーガポンexもキチキギスexも置物にしかならないので出さないようにしましょう。
この対面で意識することは山づくりとリソース管理だけです。
使用したいサポートもオーリム博士の気迫だけになるので山札と手札には
オーリム博士の気迫、エネルギー回収、エネルギー現物、夜のタンカ、ともだちてちょう、いれかえカート、ポケギア、ポケストップだけになるように山札圧縮をし続けます。
4エネルギー以上盤面にあるときだけきょくらいごうを打ち、それ以外の時ははじけるほうこうをし続けます。よっぽと手札干渉が刺さる場合を除き基本的には有利です。

おわりに

本記事でライコポンの魅力は皆様に伝わったでしょうか

私自身この記事を書いていてもっと詳細に書きたいけれど書ききれない部分も多々ありますし、この記事には書いていない疑問点・不明点などがある方もいらっしゃると思います。そうした方は気兼ねなく私のX(@mochio_pok)までご連絡ください。時間があるときに必ず返信いたします。
ルールを覚えたての初心者の方でも勝利体験を積み上げやすいデッキタイプですので、皆様是非ともライコポンライフをお楽しみください。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
最後におすすめのライコポンのサンプルレシピを掲載いたしますので参考にしていただけたら幸いです。

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初心者向けの記事も書いてますのでお時間あれば是非読んでみてください。

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