同じ時代を生きる11人の少年たちのこと
前回はf(x)について記したので、今回はTHE BOYZ(ドボイズ)について
f(x)に対する感情もかなり織り交ざっているので、先にこちらの記事を読んでいただけたら嬉しいです。
今回もまた長ったらしく書きますが、その辺の他人が書いたつたない文章なんて日が経てばほとんど忘れてしまうものです
ながーい校長先生の話ほど大半覚えてないのと同じです(偉そうにいうな)
なので、この文章も大半忘れていただいていいですが、これだけは覚えてほしいので先に書くと
ドボイズは世界一心地いい温度をくれる人たち
ということです。
はじめに
簡単にいうと、ドボイズがくれる音楽、時間、空間って本当に心地がいい。
そして彼ら一人一人が本当に、本当に優しくてあたたかい
これは自論だが、その人やグループの温度が、自分にとって一番ちょうどいいと感じる人達をみんな好きになっているんじゃないか と思っている。
私の場合は、ドボイズの温度が一番ちょうど良く、心地よく感じる。
じゃあf(x)も同じ温度か?と考えてみたが、それはまた違う気がして、10代の私と今の私ではまた心地いいと思う温度って違うので ほんと推しとの出会いってタイミングだよなあと思う。
そんなグループなんだなというのを踏まえて、読んでいただけると嬉しい
THE BOYZ -ドボイズ とは
ファンダム名はTHE B(ドビ・더비)
「THE BEST」、「THE BOYZのビタミン(비타민)のような存在である」という意味が込められている。
一旦「メンバーを判別しよう」なんて思わなくていいので、まずこの動画を見てもらいたい。
メンバーは11人
プロフィール書くとすごい幅になるので、主観で一言ずつ添えていく。
※ポジションは全部書ききれないのでメイン・リードのみ記載
そして元メンバーのファルを入れて、デビュー当時から2019年10月23日までは12人グループとして活動していた。
12人で活動していた新人時代は、EXOのカバーステージとかもよく披露していていたので気になる方は是非見てみてほしい、完成度の高さにびっくりする。
ドボイズといえば特徴的なのが、この人数に対して「固定のセンターがいない」ことだ。
もちろん普段の挨拶の立ち位置や、パフォーマンス時の配置のセンターは大体決まっているが
全員がセンター級のビジュアルとポテンシャルを持ち合わせていて、それを基にグループを構成しているのは他にない強みだと思う。
だからこそ様々なコンセプトを消化できて、カムバックの度に新しい姿をみせてくれる人たちだ。
全員かっこよすぎて覚えられない!泣 となる気持ちはよーくわかるが
気になる方は「THEBOYZ 日本語字幕」とかで調べてみてほしい
配信やバラエティコンテンツをみればすぐ覚えられる、というのも、少女漫画のキャラクターをそのまま現実世界に放り込んだみたいな子たちなので、見ているだけで楽しい気持ちにもなれる。
所属事務所はISTエンターテインメント
Kakaoグループ傘下の中小規模の事務所。
デビュー前はLOENエンターテインメント、
その後グループ結成頃には「Cre.kerエンターテインメント」今度は社内編成の変更等もあり「ISTエンターテインメント」と名前を変えてきた。
所属事務所名については見慣れない名前が多いかもしれないが、SMエンタに詳しい人に説明するのであれば「カンジョンア女史が作ったグループ」というのが一番早いかも?
カンジョンアさんはジェシカ、クリスタル姉妹をSMにスカウトした人だ。
そんなドボイズは2017年12月6日にデビュー以降、着実に活動を続けてきた。
今年、2024年でちょうど7年目になる。
THEBOYZとの出会い
2018年には新人賞も多く獲得、その後もベストパフォーマンス賞などを受賞しながらキャリアを築き上げてきた。
ただ、本人たちの実力と想いとは反対に、成績や大衆の人気は簡単には伸びず、苦闘した時期も短くはなかったと思う。
そんな彼らにとっても大きな転機となったのが、「Road to Kingdom(2020)」というMnetのサバイバル番組だ。
「Kingdom」への出演権を手に入れるため、中小事務所のボーイズグループ同士が各々のステージで競演しあうというものだった。
そこで圧倒的なパフォーマンス力、ステージを見せつけ、堂々の1位を獲得
この番組を通してかなり多くのドビが生まれたと思う。私がドボイズと出会ったのもこの番組があったからこそだ。
2020年の5月といえば、絶賛コロナ禍・ステイホームを余儀なくされていた時期
私はというと就活も終わり、大学の授業もなかったので家で暇すぎるあまり毎日家でYouTube動画を見あさっていた。
姉と2人暮らしだったので姉が仕事の間は話す相手さえいないし。
そんな特に刺激もない日々を過ごしていたところ、
2020年5月25日、
「最近のKPOPはどんな子がいるんじゃろな~」ぐらいの気持ちでソファに溶けながら画面をスクロールしていた。
そこで「Road to Kingdom」という番組が絶賛始まっていることを知った。
最初は「え!ペンタ(PENTAGON)でてるじゃん!あとの子たちわかんないなあ!」ぐらいの気持ちで、ちょっとずつパフォーマンス動画を見始めて
とやっているうちに、関連動画で気になるサムネイル画像が目に入ってきた。
それが先ほど載せたこの「Reveal (Catching fire)」の動画だ。
「Road to Kingdom」(以下ロキン)のステージで今でも一番好きなパフォーマンスである。
当時の私のインスタのストーリーがこちら
本気で初めてレ・ミゼラブル(ミュージカル)を見た時と同じぐらいの衝撃だった。
革命。アンジョルラス。マリウス。
ミュージカルネタはさておき、空間の使い方がうますぎる。
そしてメンバーのオーラやシルエットがコンセプトにぴったり合っていて世界観に圧倒された。
そこから自分でもびっくりする速さでメンバーたちに惹かれていき、検索履歴の全てが一瞬で「THE BOYZ」に染まる事態…
また私の場合は環境にも恵まれていて、友達にドビがいたのですぐ色々と教えてもらうこともできた、本当にありがたい存在。
こうしてまんまとドボイズにハマり、11人の少年たちが一生懸命にステージに取り組む姿を見て自然と応援したくなったのだった。
桃源郷からリアルタイムでロキンを見はじめ、優勝するために投票したり、音源の公開を待ったり、再生数のためにステージ動画を回しまくったり
当時10代の私がf(x)のためにしていた行動と感情が、そのまま21歳の私に戻ってきたような、懐かしいような、久々の感覚だった。これが私のドボイズとの出会いです。
同世代のアイドルを応援するということ
番組後、ドボイズは「CHASE」というアルバムでカムバック
タイトル曲を含め収録曲は自己最高成績を達成した。
生配信していたカムバックショーケースにて、「환상고백(幻想告白)」という曲があるのだが、
涙を流すキューくんの姿を見て、なんとも言葉にできない気持ちになった。
なんとなく、彼らはずっと「今」を必死に生きていて、この世界に爪痕を残そうとしているんだなと。
決して大きくない事務所からデビューした彼らの努力が結果につながった瞬間を見れた気がして、ドビになったばかりだった私でも感極まるものがあった。
そしてこんなにも「ファン」の存在を大切に思い、言葉に出してくれるグループはなかなかいないと何度も思わされる。(というぐらい、暇さえあればドビドビ言いますこの子たち)
同世代で、同じ時代を生きている彼らがコンサートで可能な限りファンと疎通しようとしている姿を見ていると、こちらも常に「今」を大切にしなきゃと感じる。
彼らを好きな理由
先に全員がセンター級のビジュアルとポテンシャルを持ち合わせているのがドボイズの強みの一つ、と書いた。
そんなメンバーが集まっているのにも関わらず、11人全員の存在感が喧嘩せずに共存しているのがまたすごい所だ
それも彼ら自身の、お互いへの思いやりがあるからこそだと感じさせられるほど素敵なグループだ
「心地よさ」もここから来ていると思う。
最近特に実感していることだが、人間は大人になれば自然と純粋さが薄れていき、欲や自我が強くなっていく生き物だと思う
でもドボイズを見ていると、純粋な気持ちを思い出させてくれるような爽快感を味わうことができる
それが彼らを好きな大きな理由の一つだ。
「たった一人の少年」というのはただのコンセプトではなく、本当に彼ら自身を表している言葉だと感じる
f(x)が私の初めての青春であり、憧憬ならば
THE BOYZは人生で最後の青春をくれた存在かもしれない。
青春の定義って難しいけど、同じ時を共にして色んな感情を経験して、人間として成長することだと私は思う
大人になれば経験の幅って広がるけど、若い頃だからこそ得られる感情や感覚ってどうしても限られてくる- そういったことも踏まえて、自分と全く同世代の少年たちが一生懸命活躍している姿を応援してきた時間は、おそらく「青春」という括りで言えば人生で最後なんじゃないかなと。
私にとって最後の青春だからこそ、長く長く続いて欲しいなと思う
ちょうど今カムバックしているが、まさに青春の儚さと輝きを思い出させてくれるような作品になっているので
この文章をよんで少しでもドボイズのくれる温度に触れてみたいと思った方は是非見てほしい。
いつもありがとうドボイズ
今回の活動もメンバー全員が健康に 幸せに活動できますように!
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