上司の前で泣いた日
「やってしまった。でも、これでよかったのかもしれない。」
家について、少し落ち着いて真っ先に思った。
先日、休日出勤後に課の飲み会があった。
人数は5名。
正課長、係長、先輩2人と私。新橋の居酒屋にて。
正課長が私のことを誉めてくれた。
純粋に嬉しかったし、自分のやっていることが認められたようでホッとした。
ただそれと同時になぜか涙が溢れ出てきた。
ここでは書ききれないが、
ここ数ヶ月、仕事がすごく辛かった。
2年目になって任される仕事が増えて、新しい仕事を覚えるのに一杯一杯。
加えて前任の先輩は異動になり、新入社員の指導もしないといけなくて、自分の仕事は進め方が全然わからなくて、上司や他部署には色々注意され…。
残業時間はここ数ヶ月45時間ギリギリだったし、
お昼休みは1時間取るのも惜しくて、さっさと口に詰め込んだらデスクに戻り、
取らないといけない夏休みは来月に持ち越しだし、
その内唯一とれた2日間の夏休みでは大好きな京都に旅行に行ったが、仕事が終わらなくて心ここに在らず、ホテルに戻ったら会社携帯を見て取引先に連絡…。
土日も仕事のこと考えては憂鬱になり、友達に会いたくても連絡する余裕も出ず。
しんどかった。
でもそれを吐き出せなかった。吐き出す余裕もなかった。
(私以上にしんどい人がたくさんいることも理解しています。)
褒められたことはその日のプレゼンが良かったとのこと。
私の成長を見てくれているからこそ、おっしゃっていただけたのだと思う。
正課長はいつも私の良かったところを見つけては声をかけてくれる。
係長は姉御肌で、厳しいことをおっしゃる時もあるがいつも気にかけてくれる。
先輩方にも本当に恵まれている。心から尊敬できる方ばかりだ。
自分は恵まれている。
希望の会社に就職できて、やりたかった仕事ができている。
でも、それでも、
辛くて、上手くやれる自信がなくて。
朝起きるたびに「今日はこれをやらないと。」と考え憂鬱になったり、
夢では仕事をしている自分が出てきて嫌になった。
休日出勤の前、自己申告アンケートが配信された。
異動希望や部署に不満がある場合は上司を通さず人事に申告ができるものだ。
今の部署・仕事は好きなのだが、即答をためらってしまった。
もう少し、頭冷やして考えてからでもいいかと思った。
私が泣き始めた途端、上司は私の普段の勤務態度や取り組む姿勢について色々と褒めてくれた。「泣くな!」とフォローされた。
今抱えている仕事が上手くいかなくても、チャレンジすることが大事だと励ましてくれた。
厳密に言うと、私が辛いと感じていたのはそこではないのだが(笑)、見ていてくれているんだなと改めて思った。
隣の席にいた4つ上の先輩をもらい泣きとして、泣かせてしまった…。
場を乱して申し訳ない。
さらに帰宅すると、先輩から長文のラインをいただいた。嬉しかったが、気を使わせてしまって申し訳ない…。
また同時に、私は人に弱みを見せるのが苦手だと実感した。
大した人間じゃないのになぁ。。
今日は休日出勤の代休。
明日からまた仕事。
顔を合わせるのは気恥ずかしいけど、また頑張るしかない。
まとまりのない文章になってしまったが、
最後に私の心境を歌ってくれている曲を添えて。