きょうだい児の私、妊娠しました
ご無沙汰しております。
ありがたいことに読んでくださる方が増えていること、大変嬉しく思っています。
前回の投稿から随分時間が経ってしまったのですが...
その理由のひとつが、まさにタイトル通り。
こんな私ですが、「妊娠しました」
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結婚できない。
子ども産みたくない。
私には育てられない。
ずっと、そんなことばかり思っていました。
自分に自信がなく、親から愛されているのかも不安で、おまけに障害のある兄もいる。
「子どもがほしい!」とまっすぐ口にする友達を見て、どうしてそう思えるんだろう...と真剣に考えてしまうほど、
自分が子どもを産むことに、強い抵抗感がありました。
そんな私が、考え抜いた結果、「子どもがほしい」とやっと思えるようになり、このたび妊娠することができました。
考えが変わったきっかけは大きく二つ。
ひとつは、旦那の存在です。
旦那は、こんな私と結婚してくれて、安心感と愛する喜びを教えてくれました。
どんな人生にしたいか、
どんなことがやりたいか、
「我慢するためじゃなくて、一度きりの人生を、ふたりで目一杯楽しむために結婚したんだよ」
と、いつも言ってくれる旦那のお陰で、
ふたりで未来を創っていこう、と思えたのが大きかったです。
そして、結婚式で親の涙を見たとき、
孫の顔を見せてあげたいな、とぼんやり思いました。
もうひとつのきっかけは、児童福祉の仕事に就いたこと。
たくさんの親子に関わる中で、当たり前ですが、本当に色々な親子がいることを知りました。
学生の頃の私は、なんとなく(言葉が適切ではありませんが)「ダメな親」「良い親」がいると思っていました。
家庭環境や親の影響で、子どもの発達は大きく左右されると思っていたから。
そんな考えをもっていたので、どこかで私は「良い親」になれない気がしていました。
でも、「良い親」ってなんだったんだろう。
実際に色々なお母さんと接すると、お一人お一人、必死に考えて、迷って悩んで、どうにか頑張っている。
良い親になるというより、必死に子どもと向き合い、愛情を注ぐしかないんだ、と、
言葉にすると陳腐だけど、心からそう実感しました。
そう思えてから、親になることへの捉え方が少し変わった気がします。
さらに、私の職場は家族ぐるみで交流するのがひとつの文化で、子育てを楽しんでいる人たちや、子育てを終えて「色々あったけど、本当に幸せだった」と言っている人たちと、たくさん出会えたことも、大きかったのかもしれません。
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不安がないと言ったら嘘になる。
きょうだい児だから、遺伝するんじゃないか。
兄のことも問題山積みなのに大丈夫だろうか。
私にちゃんと産んで育てられるのか。
このご時世で、ますます子育て大変じゃないか。
とか、とか...
でも、きっと大丈夫。
過去の私が支えてくれる。
旦那と、大切な人たち、
そしてこれから出会う人たちと支え合っていける。
そう信じて頑張ろうと思います。
書きたいことは色々あるので、またnote更新したいな。
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