フジロックでgirl in redを見た
フジロック2日目WHITE STAGEのトリとしてノルウェーのシンガーgirl in redが登場。
登場からめちゃめちゃ元気なロックガールそのものだった
自傷的で内省的なことを歌っていたデビューアルバムの印象が強いので、そのギャップに驚いた
もともとgirl in redは10代の頃、自宅の部屋にこもって曲を作っていたこともあって、ベッドルームポップのシンガーとしてデビューした
でも今年リリースしたセカンドアルバムはその部屋から飛び出して、彼女の世界が外へ大きく広がったことを印象づける曲がいっぱいだった
その様子がライブからも見られたと言った方が正しいのかもしれない
彼女はクィアであることを公言しており、セクシャルマイノリティとして様々な苦悩を抱えながら生きてきたことも忘れてはならない
その苦悩を乗り越える源にロックがあったこと、ロックは孤独と向き合う側にあるものだと思った
そして今こうやって大きなステージに立っていることは同じ境遇で苦しむ人たちへのエールにもなるだろう
僕にとってもフジロックの締めくくりにふさわしいアクトだった
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