モデルナ製新型コロナウイルスワクチンmRNA-1273接種1回目
モデルナ製新型コロナウイルスmRNAワクチン(mRNA-1273)を職域接種で打ったので、接種1回目の経過観察を記録する。
ワクチン中のmRNAの構造に関してはBioNTech/ Pfizerの他記事が分かりやすいので、説明は省く(BioNTech/ PfizerとModernaのmRNA構造は5‘キャップ配列が異なるが主要配列は同一と言われている)。ワクチン中のmRNA量はModerna(0.1mg)がBioNTech/ Pfizer(0.03mg)よりも多く、Modernaの方がより早期により多くの抗体産生が起こる報告はある。
私の健康上の情報としては、BMIが22~23の普通体重、基礎疾患の自覚症状なし。アレルギーは花粉、ホコリとダニ、とある薬に対して発疹の既往歴あり。インフルエンザ不活化ワクチンの皮下接種に対する副反応は接種後2~3日は接種部位にごくわずかな違和感がある程度。
接種当日。接種後の待機時間は、薬の発疹歴があったので医師も悩んだが15分になった。接種後2時間ほどで、接種部位に軽い違和感が発生。接種後8時間ほどで、ハードな筋トレをした翌日の筋肉痛くらいの痛みに増加。
接種2日目。起床時体温は平常。接種部位の痛みは昨日と変わらず。倦怠感が強く、徹夜明けのような感覚(睡眠時間は3時間程度)。
接種3日目。起床時体温は+0.4℃。接種部位の痛みが継続し、6時間睡眠をとっても強い倦怠感が継続していたので、朝食後にアセトアミノフェン300 mgを服用。服用後30分程度で、接種部位の痛みも倦怠感も解消。以後、接種部位の痛みと倦怠感が再発することはなかった。
接種4日目。起床時体温は+0.3℃。
接種5日目~7日目。起床時体温は平常。他、特になし。
接種9日目~11日目。起床時体温は平常。接種部位に虫刺され程度のかゆみが発生。赤みはあるが、腫れはなし。無意識に搔いてしまったら冷却すれば治まったので、薬の使用なし。
以後、特記事項なし。
インフルエンザ不活化ワクチンの接種ではほとんど副反応が出た経験はなかった私も、今回は軽度の副反応が出たので、世界的にも副反応の報告数が多いのは納得。 接種部位の痛みがどのくらいの期間で消失するかを確認したかったのだが、倦怠感で仕事の効率が悪すぎたのでアセトアミノフェンを服用した。
(2021.08.07追記) 2回目接種時の観察記録はコチラ。