みんなって誰やねん
社会人になって3年経つのに、未だに職場というものに馴染めないまんまでいる。
というよりは、馴染んでいるふりはしてみるけれど、心の中になんだか違和感が残ることがあるなぁという感じ。
中でも違和感が残るのは、「みんな」って言葉を使った注意や命令をされる時。
「みんな」そうしてるんだから
「みんな」と違うよ
「みんな」はそれでお給料貰ってるんだから
とかなんとかいう先輩や上司からの注意をされると頭に?が浮かんでしまう。
本当は
「自分」がそうしてるんだから
「自分」と違うよ
「自分」はそれでお給料貰ってるんだから
なのに、「みんな」の幻想に取り憑かれて「みんな」と同じにしてきた「自分」はもう「自分」1人で注意する力がないから、「みんな」を隠れ蓑にして、注意してくるんじゃないかなと。
そもそも「みんな」って誰なのかな。
その言葉を使って注意や命令をする人は「みんな」を1人ずつに分解して、彼ら(彼女ら)の名前を言うことができるのかな。1人でも浮かぶ顔はいるのかな。
こういう時に使う「みんな」は自分に味方してくれそうな理想の誰かの集合体なだけであって、個々の〇〇さん、□□さんの集まりじゃないんじゃないかな。「みんな」の中には、「みんな」という言葉を使っているその人以外は実はいなくて、あとはぼんやりとした人の輪郭が複数あるだけなんじゃないのかな。
となると、結局「みんな」だろうが「自分」だろうが実質は一人やんけ。
だからもう、「みんな」はいいから、あなたの言葉で、あなたの行動で私を納得させて欲しい。あなたの言葉で注意して、あなたの言葉で命令して欲しい。
その方が素直に違和感なく聞けると、思います。