コロナ自粛中に、私立大学というビジネスモデルが心底嫌いになった大学4回生の戯言(ざれごと)
初めてnoteで投稿しようと思い、ずっと思っていた内容で投稿します。
ただの大学4回生が書くだけなので、聞き流していただいても大丈夫ですし、共感していただけたらSNSなどでシェアしていただけると僕も嬉しいです。
本題に移ろうと思うのですが、なぜ僕が「私立大学」というビジネスモデルが嫌いになったかというと、大きく分けて理由は4つあります。
1,授業料が高額
2,単位の所得が容易
3,大した知識が得られない
4,顧客満足度を高める意識が皆無
5,非常事態に対する対応が粗悪
これらについて書いていくことにします。
※あくまでも、大学に通っている人を非難する内容ではないので、巷で言われているような「学歴は無意味」「大学は意味がない」などの意見とは異なりますので、誤解のないようにお願いいたします。
※前提条件として、私立大学を学校法人として認識した際、大学=法人(1つの会社) 大学生=クライアント(申込者)と認識してお話を進めていきます。なので、「大学の質が悪いのは、学生の努力不足だ」という批評は今回は無しでお願いいたします。
※学校法人と株式会社の大きな違いは活動目的です。 学校法人の活動目的はよりよい教育の提供です。 一方で、株式会社の活動目的は利益の追求です。 学校法人の活動は公共性・公益性の高い活動であり、そのため国からの税の優遇や補助などを受けています。
授業料が高すぎる
僕が大学というビジネスモデルが嫌いになった理由1つ目は、授業料が高すぎる点です。理系の私立大学では学科にもよるのですが、年に100万円以上かかる大学は少なくないです。
「入るのにそれくらいかかるのは当たり前」という意見がくるかもしれないのですが、何を根拠に当たり前なのか甚だ疑問です。
もちろん、ただ「高すぎるから」「一括で払うから」嫌いというような安直な意見ではないです。この問題点によって起こる2次災害のようなものが僕には、大学生の人生に大きな影響を与えかねないと思ってこの項目を入れました。
影響1 大学を辞めにくくなる
これが大学生の人生に一番影響を与えるのではないかと思いますが、半年で50万以上必要になるので、もし退学などすればその費用がもったいないと考える人が多く出てくると思います。
学校で自分が学びたかったことと違っていて、辞めるなら1年でも早く辞めた方がいいと思いますし、そこに勿体無いという感情は必要ないと思っています。
「あなたが今まで支払った学費」と、「残りの学費数100万+興味のない学問を学ぶ数年間」どちらの方が大事なのか?それは最近の人でしたら、わかると思います。
高卒の社員と大卒の社員が同じ職場に就くということも近年ではよくある話らしいです。「大企業に行きたいから大学に行く」だったら僕は必要な資金だとして自己投資してしまえばいいかなと思いますが、「ベンチャー企業に行きたい」とかでしたら高卒でも可能だと思います。
何が言いたいかというと、自分が本気でやりたいことを大学の授業料が高いことで奪ってしまう可能性がかなり高いということです。そもそも高く設定している必要が限りなく不必要なんです。
影響2 お金を払った気になれない
大学に通う多くの人は授業料を「親」もしくは「奨学金」で支払っていると思いますが、自分で支払った人はほぼいてないと思います。
そこまで多くのお金を自分で大学を入るまでの、高校と大学の間で稼ぐことは不可能に近いです。本題はそこではなく、なぜお金を払った気になれないのが悪いのか?という点です。
それは頑張る気力にならないからです。
例えば、もし大学の授業料が月払いで毎月6万円を自分で払うとすれば、勉強にもっと力を入れると思いませんか?
それは自分が大学のためにお金を払っていると認識するからです。これはごく当たり前の話をしていますが、自分が50万円で買ったものと、親からもらったもの、どちらを大切にするか想像していただければ、それは前者だと思います。
何が言いたいかというと、自己投資をする場合は、自分の資金で扱わないと全く意味がないということです。なので、大学の一括50,60万円の料金は見直すべきだと考えました。
単位の所得が容易
これは「なんとなく大学に通う」人には嬉しいかもしれないですが、私立大学のレベルの低さはこれが大きな原因ではないかと思います。
こんなことはしたことありませんか?(僕はあります)
・友達に出席カードを出してもらう。
・提出レポートを他人のものを写す
・友達にノートを見せてもらう
これらは単位の内訳が[出席][提出物][テスト]となっているので、起こる現象です。当時の全くやる気のなかった僕でもなかなかいい成績が取れたのは事実です。
大学側は教育機関として、これらを防がないといけないはずです。上記の現象が起こるのは、学生の怠惰ではなく教師の怠惰です。
出席カードを出してもらうのも、授業が面白くなくて出席しない可能性もありますし、レポートに関しても授業が面白くない+授業がわかりにくい+提出しないと点数が下がる、という理由なら学生は仕方なく提出しています。
すべて大学の教授側の、教え方が悪く怠惰なのです。大学に入ったばかりのやる気に満ち溢れた若者の、モチベーションをマネジメントできていない、学校法人の方針が間違いなのです。
とはいっても大学の教授も偉い人なわけなので、その人たちの時間も限られるので、オンライン授業などで授業を録画し、専門HPなどで見やすくすることで、教育の平等が見込める+空いた時間を授業の質向上に向けることができます。
間違いなくオンライン授業にすれば複数問題点は出てくるかもしれないですがメリットとして、
・教授の雇用料金なども見直せる(授業で毎回出てくる必要がない)ので授業料の引き下げ
・聞き逃した授業の復習、学問の理解を深められる
・授業がわかるようになれば楽しくなり意識が高まる
・理解を深めた生徒が多くなり大学の名が上がる
といった大学側、生徒側でWin-Winの関係ができます。
大した知識が得られない
これは僕が一番大学が気に入らなくなった問題点です。ただ、学生の姿勢によっては教授の話を一回で理解し、すごい知識が入る人もいるかもしれないです。ただ、学校法人である大学側が行う授業としては明らかに質の良い情報を提供してもらっているとは言い難いです。
僕は理系大学でしたが、授業をしている教授は故意かどうかは分からないですが、分かりにくい表現をしていたり、自己満足の授業をしているかのようでした。ただ、僕はそれでも点数を取りたかったので、分からない点はGoogleで調べて理解を深めていました。
んん?逆じゃないか?これ普通は?と思ったのは大学3年の時です。自習して分からない点を学校で聞く、だったらわかるのですがGoogleで書かれているほうが自分には分かりやすく感じました。(ブログなので複数回読めるため理解しただけかもしれないです)
大学の教授に分からない点を質問したときも、「だからこれは・・・」と言い同じ表現で帰ってくる。これは学校法人の方針と合わない対応のようにも思える。
プログラミングの知識も、独学した方が早かったのは思いますし、教師の授業はよく分からない点も多かったのは覚えています。座学の知識などはGoogleなどで調べてもかなりのサイトがヒットします。またはほかの本などでしっかりと読み込めば、それなりの分野は頭に入るのではないかと思ってしまいます。
まだ卒業していませんが、卒業したとしても大した知識もつかなく、そのまま就職、自分の学科とは全く関係ない業界に行く人も少なくはないと思います。それも理解していない学問で食っていくのは不安だったり、自分はできないんだ、と思ってしまったりするからです。それでは大学はただのお金と時間の搾取です。もはや詐◯とやっていることは似ていると思っています。
結果が出なければ、当人の努力不足。そんなことはお金を払っているのだから受け取る側は教育、改善に努めるべきだと思います。大学なんて質の悪いコンサルだと思っています。
顧客満足度を高める意識がない
コロナ自粛中私立大学というビジネスモデルが嫌いになってしまった原因4つ目が、顧客満足度を全く考えられていないところです。
大学側からしたら、僕たちはお金を払って学びをもらっている訳なのですが、僕が全く顧客満足度高める気ないやん!と思ったのは3つのことが原因です。
1,情報を取りに行かないと受け取れない
2,教授の授業が一方通行になっているな点
3,受けても身につかないカリキュラム
という点です。
こんなこと経験したことないですか?
例えば、確実に必要な情報が連絡もなしに、学部の掲示板にだけ貼られていること。
大学側の対応は「掲示板見てないんですか?」の一言。確かに大学の初めの集会のようなもので掲示板を見るように言われたが、完全に必要な情報の場合はメールで送るなりの配慮が必要だとは思います。
また、普通の企業などであれば、顧客にしっかりと情報が行き届くように、改善し、次回から改善するべきです。大学の態度は、横暴すぎるのです。
教授の授業も、毎回黒板に書いて同じ説明なら本当にオンライン授業の方がメリットがかなり多くなります。ただ、大学の授業でもいいなと思ったのは、外国語の会話の授業ですね。
話す相手が自分と近い歳の人が多く、話しやすかったり楽しめたりすることもあり、学校でやるのはベストだなと思います。結局勉強はアウトプットが重要なので、座学のインプットのみだったらオンライン授業の方が効率面、顧客満足度の点において、はるかに向上すると思いました。
何が言いたいかというと、座学だけなら大学は必要なくて、実習、会話などの実践、実技系のアウトプットに力を注ぐべきで、講義はすべて動画教材のみで良い。教授の空いた時間で演習問題など作成して生徒の成績UPに努めるべきだということ。
僕たちは教授が「授業しろ」と雇われている時間を使うために大学に行ってるのではなく、将来会社に就職して仕事をこなすスキル、知識を磨くために大学に行っています。圧倒的怠惰。
これらのことを書きましたが、すぐに大学側が変化するということが99%ないので、僕は大学は正直そこまで高い金額を出してまで行く必要がないと思っています。
ではどうしたらいいのか?とこれを読んでいる人は思っているかも知れませんが、学生側が考え方を改めるべきだと思っています。
学生側の考え方の改善
かと言っても大学生が「大学が悪いから俺らはなにもしない!」と言ってしまったら他責同士なので、大学と同じになってしまいます。なら僕たちは大学が悪いとわかりながら自分たちで出来ることまではしないといけないということです。
あくまでも僕は大学は質が悪いとは思いますが、学生に非が全くないとも思いません。
・人のレポートを写す行為
・出席を人に頼み遊びに行く
・テスト前日で丸暗記して卒業してなんの能力もつかない
これは大学側が引き起こした問題点ですが、学生側はやろうと思わなければ、やらないと思います。ただ、これらの行為をやった方が成績は良くなるのも明確ですし、真面目にテストを受けて成績が低くなり就活に響いても元も子もないので、それは言わないですが改める考えはたくさんあります。
目的がない場合就職する
「なんとなく大学にみんな行ってるから大学に行こう」この考えの高校生の人は専門学校に行くか、就職するかにした方がいいです。
なぜなら、僕もそうですがなんの目標も持たず進学した人は、大学に行っても流されて最後の一年でどの職に就くか考えるだけで、大学では特になんのスキルも持たずに終わってしまう人が大半だからです。
ただ、目標がなかった人が大学の中で素敵な先輩と出会い、考え、成長し素晴らしい人材に育った人も何人も見てきました。「自分はそうなれる!!!」と思った人は次の項をお読みください。
現時点で大学生の人は「俺はなんてバカな選択肢を取ってしまったのだ。」なんて考える必要はないです。人は1年であることをすればすぐに変われるので、その行動をするだけです。
その行動は2つあります!
自分が何になりたいか、将来どうなりたいかを考える
まず1つ目は、自分のなりたい姿を考えるです。
「でたよ、めっちゃ抽象的なアドバイス」と思った人はこのページを閉じてください。その人は具体的なアドバイスをしても何も行動しない人なので、同じ考えになれません。
なぜ自分のなりたい姿を考えるのが必要なのかと言いますと、これはインターンの倍率200倍ほどの企業のインターンの一次選考で行われていたものと同じです。将来のなりたい像を決めて行動すれば、目標設定でき自分のやりたいことが明確になるからです。
僕がこれを初めてやった時は、ただの居酒屋和民のアルバイトの時でした。そこで素晴らしい店長と出会い、将来について2人でお話しさせてもらったことがありました。
平日の19時頃、田舎のお店だったので結構暇だった日。店長が僕を従業員専用部屋に呼びました。
店長
「ゆうや、将来どうなりたい?」
理系の大学で3回生だった僕に質問してきました。
僕
「理系の大学なので、エンジニアですかね・・?」
この返事をした時店長は全く腹落ちしていなくて、もう一度質問してきました。
店長
「ゆうや、将来どうなりたい?」
僕はこの質問に3分ほど答えることができなかったです。
その時に初めて僕は自分がどうなりたいのか考え、何を軸に今まで生きているのか考え、これから自分はなんのために生きていくのか、どんなスキルが必要なのか、どんなスキルがこのバイトで身につくのか、そのスキルを身につけるためにどんなことをしないといけないのか・・・・
かなり真剣に考え、考えて徹夜した日もありました。その時から僕は自分が以前の「ただの」大学生とは全く違うような考え方、行動力になったのはかなり覚えています。
結果僕は、「人から直接ありがとうと言われたい」という考えを軸に持って行動して、大学のインターンでは理系とはあまり関係のない、コンサル系の企業に応募し、自分の考えなどを話し仮で内定をもらえましたが、辞退して今は自分で、複数個事業をやらせてもらっていたりします。
ただ、就職しないからと言ってこの選択をすることはかなり難しいと思うので、僕は大学生の人は「自分が将来どうなりたい」と自問自答するのに加え、もうひとつした方がいいことがあります。
将来どうなりたくないか考える
これを考えることで、自分のなりたくない像を言語化できるようになります。1つ目の方法は、企業に入ったらやるかもしれないですが、これはおそらくやらないです。大学生だからこそして欲しいです。
僕もこれは1ヶ月に1回くらいは自分の方向性が間違えていないか考えるためにやります。就活のインターンの申し込みの時でもやりました。
・理系のエンジニアの会社には行かない
・複数個ESをとりあえず書くはやらない
その後
・就職は今年はやらない
・大学には今年は行かない
などの自分のルールを作り、自分がやらないことを周りから固め、自分がやりたいことを明確にしていきました。
ただ、これは自分の中で妥協してはいけません。やらないことを決めることはかなり大事で、一度でも破ってしまったら負け癖、諦め癖がつきます。だから決めたことは守りましょう。
この記事を読んだ人は、
・自分がどうなりたいか考える
・自分がどうなりたくないか考える
この2つを必ずやって欲しいです。
正直普通に大学に通っていて、得られることは本当に少ないです。専門学校にすればよかったと本当に後悔したこともあります。
だから自分の目標を決め、やることを決めてただそれをこなしていけばいいかなと思います。
長くてまとまりの悪い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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