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世界には体験が溢れている。


こんにちは!
一気に街は冬模様になりイルミネーションが綺麗ですね🥺
もうすっかり寒くなり、あたたかい飲み物が美味しい季節だ〜🍃😖💦


さてさて、今月のテーマは、note公式企画、読書感想投稿コンテスト「#読書の秋2021」です☺
こういう企画に参加するのは初めてなのでドキドキしています……!

それでは、早速どうぞ!


「体験の哲学」

読んだきっかけは、課題図書を何にするか探していたときに見たポプラ社さんの『今年の秋は「読書感想文をnoteに書く」という体験をしてみてはいかがでしょうか?(それが本書だと大変嬉しい!)』という言葉です。とても素敵だなあと思いました☺️


体験というと何か特別なことをしないといけないのかな、と読む前はなんとなくハードルが高かったのですが、そんなことはありませんでした。


本書は、人生をワクワクする旅に変えるひとつの方法論なのではないかと思います。

この本のおかげで、
知らないことへの恐怖感を好奇心に変えることが
できるんじゃないかなと、そんな気がしています!

超!オススメです👍

以下、少し具体的なお話を……!
長くなりますが、多分ネタバレはないはずなので
良ければお付き合い下さい。


哲学?

私にとって哲学とは、いつでも立ち返ることが出来る核のようなものです。
金言は自分の身を持って確かめて、しっくりくれば大切に持っておく。例えば以下の言葉たちです。

「知ったつもりになることは病気である。」
「貪欲じゃ足りない。」
「今日が1番おニューな日です。」
「幸せな人は親切である。」
「何を妄想するかで人生が変わる。」

そしてこの本で出会った、「未知の知」

まだまだ実用できてるとは言えませんが、
これからきっと自分にとって、大きな支えになると思い、大切にしている言葉たちです。

まずは意識する。

私はずっと無気力で生きてきました。
日常のほとんどの全ては流れ作業で、楽しいも苦しいも何となく流して。
小さい頃の思い出が少ないのもそういう理由かもしれません。

仕事を始めてから働くことの難しさを知りました。
文章を書くようになってから、その大変さを知りました。
自分に本気になれば、他人の苦しみに寄り添いたいと思うことも増えたし、他人の幸せを素直に喜ぶことも出来るようになりました。

でも、これらすべては「意識しないと気付けなかったもの」です。

言葉は、行動は、ひとつひとつ自分を解放するものなんだと今は思います。
自分が体感していないことには、共感できないですし…!


そういう意味でも、「意識し、体験する」ということは大切なことだと思います!

とはいえ、「体験しないことも個性」という言葉に救われました。
より多くのことを経験したから偉いという訳ではなく、体験の質に対して自覚的であることが最も大事だと。

「すべてやらなきゃいけない」と言う考え方でないなら頑張りすぎなくても、始められそうな気がするんです!

何より、思考も体験に含まれるというので凄くほっとしました……!
まだまだ行動力の低い人間なので😂


「純粋経験」  

「行為それ自体が目的となるような行為こそが幸福だ」

ついつい過去の経験から、これはこういう物で以前はこうだったとか思いがちですよね。

でも、昨日と同じ今日は絶対にない。
明日どうなるかも分からない。

コロナでそれを、痛いほど感じました。
今までできていたことが、こんなにも難しい。

できなくなってから気付くんじゃ遅いんです。

「できなくなるかもしれないから大切に味わおう」なんて思うことも無くなるくらい、日々を大切に過ごせるようになりたい。

改めてそう思いました。
チェックリストを埋めるまで、読了とは言えないかもしれませんが、最後に私が最近体験したことをお話して締めようと思います☺️


注意深く味わう

先日、約一年ぶりに京都に行きました。
京都は空が開けていて空気が綺麗なので、定期的に訪れたくなる街です。

パワースポットもたくさんあるので、そういった意味もありますが😺

その日、初めて着物をレンタルして街を散策しました。友人と3人だったのですが、私ひとりではそういう発想にはならないなと思ったので、正直あまり気は進みませんでしたが笑、楽しかったです!

着物は息苦しくて、下駄は歩きづらくて。
一歩一歩は小さく、食べられる量も普段より少なくて。

着物を脱いだ時、いつものスニーカーを履いた時のありがたみというか、幸せな気持ちと言ったら…☺️


ひとつひとつの出来事に、できるだけ意識を向けることにしつつ一日を過ごすと、沢山の良いことに気付けました。

出かける前は曇り空だったのに、京都に着くと天気が良くなりとても心地よかったこと。

その日たまたま訪れた場所でカメラマンさんに出会い、写真を撮って貰えたこと。
明るくてとても素敵な方で、写真が苦手な私にも、楽しい時間になりました。

そのカメラマンさんに教えてもらったご飯屋さんのマグロ丼がとっても美味しかったこと。

紅葉が鮮やかで綺麗だったこと。

お店に向かう途中で人懐っこい猫ちゃんに会えたこと。

おみくじは凶だったし、京都は少し不便で夜はとても寒かったけどそれもいい教訓になったこと。

そして何より、くだらないことで笑い合える友人と楽しい時間を過ごせたこと。


予定を細かく決めて行動するのも安心ですが、
たまには行き当たりばったりな旅もいいですね。

「体験そのものを味わう」というと私はまだまだかもしれませんが、一旦いつもと違うことをする、知らない場所に行ってみると、何気ない毎日の尊さに気がつけるのではないかなと思います。

いつかはまっさらな気持ちで一瞬一瞬を大切に過ごせるようになればいいなあ。

どこかに行かなくても、自分が立つこの場所で。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
本を読むことが習慣化し、そこから学ぶことも沢山あります。
その知識が無駄にならないように、できるだけ体験に移していけたらいいなと思います! 

「知は力なり!」

それでは、また👋


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