第一幕書き終える@映画製作2025.1.16
※真面目な日記になっております。
映画脚本の勉強をしたこの3ヶ月、自分との折り合いをつけながら決意した映画製作の旅路。
脚本の作り方に沿って事実に基づいて小説のストーリーを丁寧に組み立てる。
第一幕の小説を書き始めると忘れていた事がフツフツと甦ってくる。
いい事も悪いと感じた事も。
若い頃の自分と今の自分と何が違うのだろう。
思えば明らかに経験の差だった。
経験をしたからこそ常識や社会の穴などがよく理解できる。若い時はそんな穴にハマってしまうとは思ってもいなかった。純粋だからこそ気づいた時には戻れない道に入っている事もある。
しかしその経験があったからこそ考える力や判断力がついたのだと思う。
多分だが、このまま何もなければ私はまだ何十年か生きる予定だ。
10年経ってもきっと性格は変わらず、経験の学習で人生について今とは違う事を感じているに違いない。
人の元となる性格は大して変わらない。
精神的状態と肉体的状態で人間は変化するが加えて経験や学習の差で行動が以前とは変わる事は大いにあるのだと思った。あとは環境。
昨今のニュースや政治を見ていると今後の日本がどうなるかだなんてもう分かりきっていた。
でも、そこは良い面の発展を想像しないと人間は腐ってしまう。恐怖について考えてしまう内容のニュースは多いけれど、出来るだけ喜びを見つける方が少なくとも人生は豊かになると思う。
だから、人間は好きな事をしている時が幸せなのだと思った。勿論、愛する家族や友人、恋人や仲間と一緒に過ごす事も同じだ。
この小説を書くという事は私の人生で絶対にすべき事なのだと理解した。お金を稼ぐために好きじゃない事で働くけれど、出来るだけ「自分の好きな時間」を多く過ごした方が人間は幸せなのである。それか楽しめるような発見をする事。
それを周囲に伝える事。
社会とはみんなが一定の豊かさを感じて生きられる状態が『社会』なのだと思う。
現在ストリップ劇場は今後風営法が変わらない限り新しく作る事は不可能である。
戦後から今年で80年が経ち、この法律をいつか覆す事ができるチャンスが必ず来ると私は思っている。
食欲、睡眠、性欲は生きる上で欠かせないものである。加えて芸術文化の分かち合いがあるから人は喜びを感じるのだ。
芸術と文化の喜びを武器に劇場を守り、発展させる事ができるなら、生きる喜びを感じられる人ももっと沢山増える。
そう考えて私は小説を書こう、昨日の深夜に思った事。