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韓国ドラマ「今、別れの途中です」感想 主人公2人が気持ち悪い・・・

ソン・ヘギョ主演、現在韓国で放送中のドラマ「今、別れの途中です」の1話2話そして3話を途中まで(←ここがポイント)見たネタバレ有りの感想。

このドラマ全体をかなり否定的に書いてるので、このドラマが好きな人、そして主演の2人が好きな人は読まない方がいいです!!

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私が大好きな顔面のソン・ヘギョ。今回はファッションデザイナーの役と聞いて、美しいソン・ヘギョが堪能できるととても期待していた。

なのに、、、

ざっとあらすじ

ファッションブランドのデザインチーム長ヨンウン(ソン・ヘギョ)は出張で訪れたプサンで、ある男性と一夜を共にする。翌日からまた多忙な日々へと戻る中で、女友達であり上司でもあるチスクに自分の代わりにお見合いに行ってくるよう命じられる。渋々チスクになりすまして出向いた先で待っていたお見合い相手はフリーカメラマンのジェグク(チャン・ギヨン)。色々あってヨンウンの働くブランドの写真撮影をジェグクにお願いすることになって、実はジェグクの正体は世界的有名カメラマンJ氏で、前日のヨンウンのワンナイトの相手でもあって・・・

まず内容はさておき、ソンヘギョについて。美しいソンヘギョが見たいというわたしの希望は叶えられているはずなのに、でも、なにか違う、なにか足りない。。

ソンヘギョの演技力問題

その答えは彼女の演技にあると思う。わたしが以前見たソンヘギョの出演作(「その冬、風が吹く」「ボーイフレンド」)と似たような無表情、賢くて落ち着いた雰囲気の彼女。過去2作しか見ていないけれど、ソンヘギョって演技ワンパターンなタイプの女優だったのかなと思ってしまった。もしくはそういう役柄の作品を敢えて選んでいるか。

とにかく終始表情の変化が乏しく、話し方も落ち着いたトーンなので、ソンヘギョ演じる主人公ヨンウンが顔と仕事能力以外は魅力がある女性には見えない。部下を叱るシーンは能面のような顔で叱っていて、自分の上司がこんな人だったら怖いだろうなと思ってしまった。(この部下の叱られる理由となった行為が絶対やってはいけないようなことだったので中和されていはいたけど)。

そしてドラマの内容そのものについてだけど。。

心ではなく体で惹かれ合ってる、、、のかな?

はっきり言って、この脚本(と演出と俳優陣の演技)では、主人公2人が愛で引き寄せられるのではなく、単に夜の相性がよかったから惹かれ合うだけのように見えてしまう。

冒頭のシーン。にぎやかなクラブで楽しそうにお酒を飲むヨンウン。すぐ画面が切り替わり男性(顔は写されてないけどジェグク)とホテルの部屋に入っていってワンナイト。翌朝身支度をするヨンウンに男性が名前を尋ねる。このときの2人の会話はなぜかフランス語笑。

2人がどういう経緯でそういうことになったのかは描かれていない。今後出会いのシーンが追加で出るのかもしれないけど、今の段階で思ったこと。

ヨンウンの年齢設定が38歳なのにクラブで出会った男性とワンナイトという行動に恋愛観が昭和のわたしはドン引き。しかも、ヨンウンのキャラ設定にも合ってない行動。というのも、自分に自信のありそうなヨンウンがそんな安売りをするはずないし、友人&上司のチスクみたいにパリピキャラでもないからそもそもクラブにすら行かないと思う。

そして再会後のジェグクが、ヨンウンにご執心になるのもナンデダヨと違和感。

一応、ジェグクの誤解ではあるけれど男とひと悶着やっていたり、しれっとお見合いに来たり、仕事にプライドを持って取り組む姿を目撃したりして色んな面を持つ彼女に興味を抱く描写はある。でも、独身主義で愛にロマンを抱いていないようなジェグクがただのワンナイト相手だったはずのヨンウンを好きになるほどの描写はない。唯一、その瞬間となりえたかもしれないのは、部下を叱責するヨンウンを目撃したシーン。しかし、ここでのジェグクの表情に、感情はあまり出されていない。だからこちらとしては、まさかあそこで好きになったとは言わせませんよ!?となる。ジェグクの飄々としたキャラ設定と、前述したソンヘギョの不愛想で魅力的に見えない演技も相まって、どこでヨンウンをそんなに気に入ったのかがわからないのだ。

だから、ソウルに戻って一緒に仕事をすることになって、ジェグクがヨンウンにがんがん好意を示したり、ヨンウンもそんな彼を拒絶しつつエレベーターの中でキスしたりするのを見て、はあ、、、?とついていけなくなり。

しかも、2話の終盤でジェグクは死んだ兄の最愛の恋人がヨンウンであったことを知る。

ここでわたしとしては兄の元カノと恋愛。ダメ、ゼッタイ!となる。同じ思いの視聴者も多くいる、はず。母親が違うのかなと匂わせる描写もあったし、もしかしたら血がまったくつながっていない可能性もあるけど、少なくとも兄弟の関係は悪くはなかったようなので、倫理的にとまではいかなくても、2人の恋が決定的に応援できないものとなる。

そして3話前半では、ジェグクがヨンウンにユン・スンワン(←兄)って知ってるかと尋ねるが、ヨンウンは別れている最中だからと、彼が死んだ事実すら知らない様子。

ヨンウンの自宅で数人で飲み会をしている最中にも、自分は弟なことも兄の死も明かさず「あなたにとってユン・スンワンとは」とかめんどくさいことをヨンウンに問いかけるジェグク。お開きになりそれぞれ帰路に、しかしそこで一人踵を返すジェグク。ヨンウンの家に戻りピンポンピンポーン。ずっと無視していたヨンウンだけど、ついに扉を開ける。そこで入ってきたジェグクとあっつあつのキスシーン。

て、はあぁ????(°Д°)????

このシーン本当にキスに至る必然性がなかったから、単に酔ってそういう気分になっちゃっただけに見えたよ。

兄の元カノと知っていながら行っちゃうジェグクも、上司のお見合い相手だからとか色々言って拒絶していたのに受け入れちゃうヨンウンも、理性より性欲が勝ったように見えてただただ気持ち悪い。。。

2人がキスし始めたところで、あきれてチャンネルを変えた。そして、もう見ることはないと思う。

余談だけど、、

この作品は、脚本にも問題ありだし、キャスティングもちょっと妙。まず、ヨンウン(38)と同い年のチスクのお見合い相手がジェグク(32)なのがおかしい。ジェグクの家が結構お金持ちでお母さんも古いタイプぽいのに、そんな人が息子の相手に6歳も年上の女性を選ぶのが不自然。

そして、ヨンウンとジェグクの2人並んだ姿も、ソンヘギョがいくら美しいとはいってもやはり年の差は目に見えてあるから、違和感。にも関わらず年齢に関するセリフや年下男子という演出がないから、もう女性が6歳ぐらい年上なんて当たり前よっていう世界観なのかと考えながら見ることになってしまった。

脚本のイメージに合いそうな人を選んだというより、ただこの2人を共演させたくてイメージとか何も考えずにキャスティングされたのかなと邪推が止まらない。。ほかの俳優さんだったらもっと主人公たちに共感できていたかな?とは思った。

もしかしたら年齢に関することも今後出てくるのかもしれないけど、わたしはもう見ないからそれはわたしの知るところでは、ない。。。


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