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日ペン ボールペン習字講座の受講記録 episode 1

※ 以下の記録は2021年から2022年受講当時のものです。2023年夏から課題の提出用紙の書式や級位認定などが改定されたようです。

第1回添削課題

教材が到着してすぐに住所氏名を書いて提出しました。
返却時にその添削と先生が書いたお手本(楷書)が同封されてくるので、2回目以降はそのお手本を参考にして練習。

自分の氏名というのは人生で相当回数書いているはずなのに、いまだに苦手なのが不思議。
手書きの機会が減っている昨今ですが、住所氏名はそれなりに書く機会があるという方も多いと思いますし、一番書くことが多い字から練習するというのはとっかかりとしていいと思います。

第2回添削課題

第1回の添削が帰ってくるまでの間にテキストに着手。
1冊目はひらがな・カタカナ・数字を学びます。
なぜかなから学ぶのかというと、一般的な文章に含まれるかなの割合が60〜65%程度と一番多く、文章の主体となるかなから学ぶのが全体を美しく見せてくれやすい・上達を実感しやすいということのようです。

理屈としてはわかるものの、いざ書こうとするとひらがなは曲線が多く、結構難しい。
文字サイズも普段書く字よりも大きく練習する(イメージとしては小学1年生の漢字練習ノートのようなサイズ感)ため、なかなか苦労します。
始めた頃は「早くひらがな終わらないかなー」と思いながら練習していました。

お手本を見ながらテキストのマス目を埋めていき、赤ペンで自己添削。
テキストのマス目だけでは足りない(すぐにうまく書けるようにはならない)ので、マス目のサイズが同じノートを買ってきて追加で練習していました。

カタカナはひらがなに比べると直線的で、若干書きやすかったです。
ただ、日常生活でひらがなほどは使わないというか、美しく書くことはそこまで求められないような気がしてモチベーションはあまり上がりませんでした笑

数字はおまけのような感じで、漢数字と算用数字のお手本が巻末にサラッと載っていました。
漢数字のコーナーでは「ついに漢字が!」と、ちょっとテンション上がりました。

テキストの最後には添削課題があります。
第1回は住所氏名でしたが、ここからはテキストの内容を受けた課題に。

添削課題の提出用紙は各回1枚ずつしかついておらず(当時)。
1枚書いてみたものの出来がいまひとつだったので予備用紙に枠線を引いて書いたものを使用しました。
提出用紙には中心線もなく(当時)、このときは下敷きに中心線を引いたものを使うということも知らなかったので、とにかく中心がそろえにくかった記憶があります。
ノートに何度か練習した後、3枚ほど書いて提出しました。

3週間ほどで返却。
返却時に級位認定されるのですが、『ペンの光』9級に認定されました。点数は70点。
初回としてはこんなものかと。

※ 当時は第2回・第4回・第6回・第9回・第12回の添削課題で級位認定がありました。2023年夏から基本コースと応用コースそれぞれの修了時に任意の級に認定される運用に変わっているようです。

わたしの担当の先生は、添削はあっさりめだったのですが、返却時のコメントの字が美しく、基本的に褒めていただけるので嬉しかったです。

ペン字仲間を見つける

リアルでは身近にペン字を学んでいる人がいなかったのですが、インスタを中心とした美文字ブームのおかげなのか、SNSには日ペンやほかの流派で学んでいる方がたくさんいて、そういう方々とつながることができたのもこの頃。
わたしと同じ頃に通信講座を始めた方や、既に修了されて『ペンの光』(日ペンの競書誌)に投稿されている方も。
単調になりがちな通信講座を完走できたのは、フォロワーの皆さんたちのおかげだと思います。

初めてのペン展

話は前後しますが、ちょうど通信講座を申し込んだ頃に都内でペン展が開催されていることを知り、訪れました。
日ペンが毎年夏に開催している展覧会で、ペンの光の書友や教会の理事の作品が展示されており、入場無料。
予備知識なく見に行って、規模の大きさにびっくりしたものです。

会場では物販もあり、ペン字用の道具やテキスト類、美子ちゃんグッズなどが販売されていました。
自宅からはアクセスがあまりよくなく、猛暑の中出かけて行くのをためらったのですが、行ってよかったです。
わたしも翌年から出品することになりましたが、あらかじめ見ておいたおかげでイメージできました。

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