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ルールも知らない嫁がデッキを組む(前編)

あけましておめでとうございます。
今年もいい1年にしましょう。
マスターです。

私は色々な動画を作っている都合、EDHだけに集中は出来ないんですが、シーズンに1回ペースで動画投稿できればいいなぁと思います。

という訳で今回は「素人がフィーリングでEDHのデッキ作るとどうなるのか」を前後編でお話しようかなぁと思います。
今回は統率者決定~使いそうなカードをピックアップするところまで。


どうしてこんな企画に?

まず経緯の話をしようと思います。
何故「MTGを全く知らない嫁がデッキを組む流れに?」という話ですが、これ実は嫁側から持ちかけられた話なんですよ。

遡ること11月中旬、嫁はゴールデンカムイにドハマりしており、読んだことのない私は「へぇー、ほぉーん」ぐらいの話をしていたんですね。
そこで持ちかけられたのが交換条件で、

「お前ゴールデンカムイを読め!代わりに私はEDHやるから!」

正気か!?
でも死ぬほど面白そうな交換条件じゃないか…
純粋に見たいのでもうちょっと詳しく聞いてみた。

「え、じゃあ自分のデッキ欲しくない?作ろうか?」
「1ミリも知らない私が作ったら面白いんじゃないか?」

お前天才かよ。
これはどれだけ時間がかかっても是非見たい。

デッキを作る上でのお約束

とはいえ嫁は大昔のポケモンカードを知っている程度のカードゲーム初心者。
全く理解していないとまず動くデッキを作ることが困難すぎるので、少しだけ口出しすることにした。

①クリーチャー、クリーチャー以外、土地の割合は教える

流石に土地10枚とか、クリーチャー10枚とかされると、まず戦うことが出来ないので、大体の割合は事前に教えた。
私の作り方をベースにクリーチャーが30~35枚、クリーチャー以外が30~35枚、土地が35枚と伝えたので、全く動けないということはなくなっただろう。
全く遊べなかったら面白くないからね。

②聞かれたら答える

とはいえ全く知らないとランダムに100枚入れて完成と変わらないので、聞かれたことは説明することにしました。
例えば「警戒とか飛行とかがどういう能力なのか」とか、「統率者は4人対戦で40点のライフを削り合うゲームだよ」とか。

統率者を決める

ここはイラストやフィーリングで決めてもらっても構わないので、私がもっている伝説のクリーチャーを全部出した。
膨大なので、まずピンと来たものをピックアップしてもらい、その後に能力を見てもらう。

「ふむ、何が書いてあるかわからん」

そりゃそうですよね。
じゃあもう全部フィーリングで決めていいんじゃないか?
使うカードをそれに合わせていくことになるのも面白い。

「あ、じゃあこれにしようかな」

嫁は鳥がとても好きなので、チョイスはとても分かる。
いい統率者じゃないか。
シナジーも考えやすそうだ。
いや、ルール知らないからシナジー組めるわけないんだけども。

ちなみに最終選考に残ったのがこいつら。

カイカはわかるけど…イクサヴァ!?
とはいえここ2体よりはガチョウの母の方が動きが簡単そうなので、見てる側としてはちょっとほっとした。

入れそうなカードをピックアップ

というわけで何が強いかはわからないけど、デッキに入れそうなカードをピックアップ。
さて、何を基準に入れていくのやら。

考え方がロジカル

まず統率者はいつでも出せる、何回でも出せるカードなんだよと教えた。
それからデッキに入りそうなカードを探して…という訳なんだが、まぁルールも何もわからないので、どう転がるか分からない。
鳥とか可愛い、美しいカードがどんどんピックアップされていくんだろうなーと思っていたところ…

「土地が無いとカード使えないから、まず土地を出すカード欲しいな…」

お?そのアプローチは想定してなかったぞ?
これは思ったよりちゃんと動くデッキになるんじゃないか?

そしてそういうカードをいくつか出した後、
「多分+1/+1カウンターとか食物って書いてあるカードは相性がいいはず」

ここで分かった。
この人、わからないなりにガチでデッキを作りに来ている…

これは面白いデッキが出来そうだし、上手くいけば構築済くらいの強さになる可能性が出てきて面白いぞ!

そういうカードが強そうに見えるのか

①コピーは基本得をする

「自分の強いカードをコピーできると強そうだよね」の時点で評価が高かったんだけど、「相手のもコピーできる」に気づいてから、結構ピックアップしてた。
目の付け所としては面白い。
確かに4マナで相手のデカブツ使えたら得だもんね。

②破壊不能は超万能

「破壊不能って、戦闘で負けないってこと!?」
その通りでございます。
確かに破壊不能は死ぬほど強いが、除去する抜け道が意外と多いので、この辺は実戦で覚えてもらいましょう。

③回復は最優先

「ライフが0になるとゲーム出来なくなっちゃうからね」
それは間違いないが、ライフを投げ捨てながら戦うのも実は強いのだ。
ただ、この辺はウィザーズが最初に通った道。(剣を鍬にとか)
慣れていないとかなり重要な要素に見えるのだろう。

「クリーチャーも回復してあげないと死んじゃうし」

なるほど、これはダメージカウンター的なやつがあると思っているな。
そりゃ沢山回復カードピックするわ。

(※後にクリーチャーを回復って書いてあるカードが無いことに気づき、ルールを把握することとなる)

逆に弱そうに見えるのは

とにかく抜いていたのは相手にリソース与えてしまうカード。
差し引き自分が得するカードは難しいと判断したのか、なるべく避けていた。

後編へ続く

という訳で出来上がった250枚ぐらいの山から厳選していく作業を後編にお話しします。
徐々に解像度が上がっていく過程と抜いたカード達の話をしようと思います。

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