【腕利きの射手、フィニアス】統率者100枚解説
ファウンデーションズも遊びつくしているでしょうか?
今回はデッキ紹介です、マスターです。
今回の統率者は腕利きの射手、フィニアスで、レベルは5程度になります。
クリーチャーをトークン軸に変えればレベル6になるんだけど、今回は純粋な兎デッキです。
以前に私が『岩山炎の後継者、メイブル』の記事を書いたことを覚えているだろうか。
そう、この下の奴である。
その時に書いたのが、下の言葉である。
そうすると公開できるのは、消去法でメイブルになった。
そうすると公開できるのは、消去法でメイブルになった。(大事なことなので2回言うよ)
『結局フィニアスも公開するのかよ!』と総ツッコミを受けそうなのだが、どうか言い訳を聞いてほしい。
ファウンデーションズで起きた大革命
それはファウンデーションズで起きた。
大量のデッキを持っていると、1セット出た際にこれが入る、これは迷うと大忙しになる。
今回はジャンプスタートも相まって入れ替えるカードが結構多い。
前回に内定式をしたくらいだ。
元々フィニアスはトークンでも効果の恩恵を受けられるのだが、美しさの都合上、兎同族デッキとして作られていた。
兎自体は枚数が少ないが故、かなり弱い兎も採用せざるを得ない。
そうなると新しい兎が来ると入れ替え候補としてはかなり期待される。
ただ、今回のは革命すぎた。
2マナ2/2ならよくある性能と思ってたら最後の1文を読んでほしい。
デッキに「継位兎」という名前のカードを何枚入れてもよい。
え?ってことはデッキの中身、20~30枚ぐらいこれに入れ替えないと活かせなくね?
ってことは構築の方針、がっつり歪みませんかこれ!?
という訳で「デッキが大幅に歪むことになるので記録しておかねばなるまい…」という記事なのだ。
メモってやつだね。
デッキ内容解説タイム
という訳でこの世にある兎を詰め込んだバージョンのフィニアスだ!
刮目せよ!
クリーチャー一覧を見て絶望した人、ちょっと待ってほしい。
確かにクリーチャー自体はリミテッドなのかというほど弱い。
私もなんで黄道の兎(1マナ1/1森渡り)なんか採用してるのかと思う。
兎は選べるほどの数がいないのだ。
ただ大変失礼ではあるが、メイブルの時とは一味違う。
時間はかかれど、継続的な強化が出来る統率者であるだけで、レベルが1つ上がる。
とにかくフィニアスが無理やり攻撃に出せる構えを作らなければいけないので、初手にブロックされなくなるカードは欲しいところ。
統率者
【1】腕利きの射手、フィニアス
という訳で統率者は強すぎて弓の大会を出禁になっているフィニアス君です。
警戒、到達は2/2だからそうそう活かせないが、攻撃したときにトークンと兎に+1/+1カウンターを乗せることが出来る。
後1ドローつくのが地味に嬉しい。
致命的な弱点はフィニアス自体が大きくならない。
なので低い打点を逆に活かしてアンブロッカブル状態を上手く作っていこう。
クリーチャー
【2~13】有象無象の兎
正直ここはカウンターを乗せないと戦力にならない兎。
一番強そうなプレストンですら2/5である。
ちなみにこのデッキはブリンクやリアニメイトする手段がほとんど無いので、プレストンはマジで2/5の兎として採用している。
そして地味に高価。
【14~18】役に立つ方の兎
新生も含めてトークンを自力で出せる兎達。
正直心もとないと言えばそうなのだが、頭数が増えるだけでかなり優秀なのだ。
頭数が増えるとパワー10に届きやすくなるため。
【19~22】強い兎
この辺りはまともに強い奴ら。
まず穴ぐら守りの導師はトランプルついてるだけで偉い。
なんなら隣のバニコーンよりこっちのが大事。
乗っ取り屋はどこに入れても強い。
このデッキには緑が含まれるのでそんなに無茶苦茶強く使える訳ではないのが玉に瑕。
ビルケはもはやエンドカードである。
こいつがいると攻撃クリーチャーの+1/+1カウンターが倍になる。
5/5やら6/6で面制圧するのはとんでもなく強い。
【23、24】名誉兎
そして兎に紛れているなんかよくわからん生物。
リアニメイト手段が無いので仮面の番人は何を追放しようが問題ないし、領界渡りは山ほど入れた兎をデッキトップから唱えられる。
多相を多用するのはナンセンスだと思っているが、これくらいは…ね。
【25~30】+1/+1カウンターサポート
そんな兎達をサポートするカード達。
正直フィニアス君で1個ずつ乗せてると速度負けするので、この辺でインチキするに限る。
そしてクリーチャーでやるのも大事な部分。
なんたってパワー10にしなきゃならんからね。
【31、32】フィニッシャー
どちらも自分のクリーチャーを参照する鉄板フィニッシャー。
このデッキは溜めて溜めて一気に蹂躙するタイプなので、上手く頭数が揃うように立ち回っていこう。
【33、34】除去
この辺りの除去も可能な限りクリーチャーに頼っている。
置物破壊といえば鉄板は再利用の賢者かと思っているのだが、今回は+1/+1カウンターを置けるので秋の騎士を採用。
【35~40】土地サーチ
遥か見やら耕作もいいが、今回はパワー合計を満たす必要があるので可能な限りクリーチャーで担う。
中でも装飾庭園を踏み歩くものはかなり重要で、パワー4を3マナで置ける。
【41】獣に囁く者
ここまで見た方は気づいたかもしれないが、このデッキはかなりクリーチャー比率が高いので、ドローソースとして採用。
ピン差しもどうかと思うので収穫の魂辺りも検討するといいかも。
ソーサリー
【42~44】トークン生成
そこまでしなくてもいいのだが、ここも兎にしている。
巣ごもりの季節は可能なら兎を多く出したいが、こればっかりは状況を見て判断しよう。
たまにフィニアス君を墓地に置いたまま巣ごもりの季節で釣ることがある。
【45】有罪判決
このデッキ最強の除去。
兎は軒並み生き残るので、一転攻勢をかけやすくなる。
最大の弱点はフィニアス君を巻き込む。
インスタント
【46~50】防御札
軒並み防御札とかいう尖った構成。(まぁアクローマの意志は攻撃に使うこともあるが…)
全除去対策でもあるが、フィニアス君を押し通す使い方をする場合も多い。
中でも不敗の陣形はこのデッキならではで、+1/+1カウンターを乗せながら攻撃にも防御にも使える隙の無いナイスカード。
エンチャント
【51、52】防御札
そんな防御札だが、エンチャントにも面白カードが沢山ある。
偵察は「やっぱ攻撃やーめた!」と出来る。
攻撃する素振りさえ見せればよいのだ。
贖罪への道は本来相手に貼るカードだが、このデッキではフィニアス君にエンチャントする。
そうすると無敵の狂戦士になって毎ターン突撃するのだ。
なんという噛み合い。
【53~56】+1/+1カウンターサポート
勿論クリーチャーだけでは厳しいのでエンチャントでも置ける数を増やしたい。
枝分かれの進化や倍増の季節は他のサポートカードが多い都合、意外と恩恵が高い。そして恩恵が高いと割られる。
【57、58】強化
こいつらは正直すぐ割られるレベルでヤバイ。
聖戦士の進軍はクリーチャーの比率が多い都合モリモリ乗るし、忠義の徳目はあらかじめ圏内まで削っておける。
【59】守護者計画
これは鉄板ドローソースなのでどこに入れてもいいが、当然継位兎を使いだしたら抜けます。
さよなら守護者計画。
アーティファクト
【60】打ち砕かれた尖塔、オゾリス
鉄板+1/+1カウンターサポート。
こいつは自力で+1/+1カウンターを乗せられるから偉い。
【61、62】強化
この辺りは+1/+1カウンターではないが単純に強い。
クリーチャー比重は高いので特に運命の扉は強い。
【63、64】無理やりフィニアス君で攻撃
とりあえずダメージを通す必要はないので、とりあえず討ち取られないようにすることが先決。
いい子は囁き絹の外套も入れような!(手持ちに無かった)
【65】人参ケーキ
2マナで1/1を2体出せるだけでそこそこ優秀なコモン。
3点ライフはオマケ。
【66、67】マナアーティファクト
まさかの2枚。
正直ビッグアクションをするデッキではないので、テンポよく動く方が大切なのだ。
土地
【68】統率の塔
説明不要。
【69~73】フェッチ、サーチ
とにかくクリーチャーに枠を割かなければいけないのでなるべく土地枠で土地サーチしたいところ。
ちなみにウルザの洞窟で持ってくる土地はイス卿の迷路です。
【74~78】2色土地
少なくないかと言われそうだが、このデッキにはそれより優先して入れなきゃいけない土地が多い。
【79~83】フィニアス君を押し通す土地
とにかく攻撃をしないといけないので、5枚採用。
討ち取られなければなんでもいいのでイス卿の迷路やスコフォスの迷宮も採用。
【84~88】その他土地
せっかくの兎なので村2種類は採用。
一番偉いのはカーンの拠点。
こういうカードが地味に効いてくる試合もよくあるぞ!
【89~94】平地
6枚採用。
そこそこの数残しておかないとサーチできなくなっちゃうからね。
【95~100】森
こちらも6枚採用。
どちらの方が重要とかはあまりないが、強いて言えば一徹のある平地が優先か?
良い子のお約束
ここまで見てくれてありがとう!
ただ良い子は絶対トークン軸で作ろうな!
そっちのが強いから!
約束だぞ!
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