【おすすめ映画】プラスサイズ女性が活躍する映画6選
こんにちは。もち湖です。
いよいよ秋ですね!もう涼しいを通り越して寒いくらいです。
もうじき金木犀も香ってくるのだろうなと思うとドキドキしますね。
私は金木犀の香りが好きなタイプなのですが、
時々売っている金木犀の匂いグッズってどうしても本物には程遠く無いですか?
やっぱり自然の芳しさには敵わないんだなあと感じます。
それはそれとして良い匂いではあるので、買っちゃうんでしょうけどね。
これからあっと言うに空が高くなり、空気が冬にシフトするのだと思うと、
しんどかった夏が早くも少し名残惜しいです。
そしてこの短い秋の間に、秋の味覚を堪能しきらなければなりません。
さつまいもに梨、かぼちゃ、栗、秋刀魚に柿…。食の豊かな国、万歳!
普段節約生活を送っている私でも、さすがに抗えません。
大好きなさつまいもは特に…!
スイートポテトなんてもう堪らないですよね…。
さて、前置きが長くなりましたが、
みなさんは”プラスサイズ”という言葉を知っていますか?
これは従来のファッション業界での「平均サイズ」より、身長や体重が大きい人を指す言葉で、ポジティブな意味で使われることがほとんどです。
今回はそんなプラスサイズの女性が活躍する映画をご紹介してみようかなと思います!
プラスサイズ女性は明るいキャラクターであることが多いので、見ると元気が貰えること間違いなしです!(これが良いことか悪いことか分かりませんが…)
①アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング
●あらすじ
容姿にコンプレックスがあり、何事にも積極的になれないレネーは、ある日、自分を変えようと通い始めたジムでハプニングに見舞われ、頭を打ち気を失ってしまう。目覚めたレネーは、自分の容姿が絶世の美女になっていると思い込み、性格も超ポジティブに。すっかり自信に満ち溢れた彼女は、仕事も恋も絶好調になるのだが……。
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この映画の良いところは、主人公が自分磨きありきで自信を持つわけではないというところ。プラスサイズ女性が主人公の映画は、結局痩せたり、
スタイル以上の才能があって愛されるパターンが多いけど、
この作品は見た目はほとんど変わらず、気持ちが変わっただけで人生が好転していくという点がすごく素敵です。
気持ちが変わると態度が変わる、外見も(服装や髪型的な意味で)変わる。
どんな状況にいる人でも、気持ち次第でハッピーに生きられる。
観るだけで自分も変われるかもしれないと勇気をもらえる作品です。
②ピッチ・パーフェクト
●あらすじ
音楽好きでDJを目指しているベッカは、親の勧めで嫌々ながらも入学した大学で、ひょんなことからガールズアカペラ部に入部することに。個性は豊かだがバラバラなチームメイトたちとともに大会を目指すことになったベッカは、時に周囲と衝突しながらも次第に友情を育ませていく。
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この作品はプラスサイズ女優として有名な(見たことがある人も多いはず)
レベル・ウィルソンが出演しています。
彼女のパワフルな演技が遺憾無く発揮されていて、あまりのはちゃめちゃさに思わず笑みが溢れてしまいます。
歌やダンスのシーンも多いので、プラスサイズの女性が容姿に関係なく、
むしろコンプレックスを武器に堂々としている姿が印象的です。
「プラスサイズだよ。だからなに?私はこんなにセクシーで魅力的!」
レベル・ウィルソン演じるエイミーは、その大胆さでそう訴えてくるのです。好きにならずにいられませんよね。
③ヘアスプレー
●あらすじ
60年代ボルチモア、人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」に憧れる、ちょっと太めの女子高生トレーシーは、番組レギュラーメンバーのオーディションが開催されると知り、喜び勇んで挑戦するが……。
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これはもうプラスサイズ女子の代表作とも言えるのでは無いでしょうか。
きっと好きな人も多いですよね。
ぽっちゃりしていて、身長も高く無い、(そしてブロンドでも無い)
そんな女の子が持ち前のダンスのセンスと元気はつらつな性格を発揮し、周りを巻き込みながら、ぐんぐんとポジティブな方へと進んでいく。そんなストーリーです。
コンプレックスがあっても、それが夢を諦める理由にはならない。
たとえ壁が立ち塞がっても諦めることなく、むしろピンチをチャンスに変えていくトレーシーの姿に誰もが心奪われるはず。
個人的にもこの映画は大大好きです。ずっとずっと好きな作品です。
主人公がプラスサイズであること以上に大切なテーマを扱っていて、見た目や生まれは関係ない、誰もがステージに立てる素質があり、誰もが人生というドラマの主人公であると感じさせてくれます。
④ロマンティックじゃない?
●あらすじ
幼い頃にロマコメの世界に憧れていたナタリーは、母親の言葉に夢を壊されて以来、ロマコメを嫌うようになっていた。ある日、地下鉄構内でひったくりに襲撃された彼女は犯人を撃退するが、勢い余って頭部を強打し気を失ってしまう。やがて目を覚ました彼女は、周囲の様子がどこかおかしいことに気づく。自分がロマコメの世界にいることを確信したナタリーは、元の世界に戻るべく奔走するが……。
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こちらもレベル・ウィルソン様の出演作品です。主演です。
プラスサイズで仕事も恋もパッとしない。ロマンスなんて自分には訪れない。明るく振る舞いながらもそう感じている女性がひょんなことからロマンスコメディの世界に入り込み、ロマンスの魅力、そして、自分自身がありのままであることの大切さに気付く。そんな作品です。
あまりにドラマティックなので笑えてしまいますし、主人公の性格も相まってまさにコメディです。
恋愛に消極的な女性は、はじめ主人公の価値観にうんうんと頷いてしまうかもしれませんが、最後には広いベッドより、ブランド溢れるクローゼットより、美しい薔薇の花束よりも、もっと価値のあるものがあることに主人公と共に気付かされます。
⑤ブリタニー・ランズ・ア・マラソン
●あらすじ
ニューヨークで暮らすブリタニーは、パーティ三昧の不健康な生活を続けていた。ある日、ふとしたことで病院を訪れた彼女は、医師から血糖値や血圧の数値の高さを指摘され、このままでは生活習慣病は免れないと告げられる。危機感から近所でジョギングを始めた彼女は、次第に走ることに充実感を覚えるようになり、ニューヨーク・シティ・マラソンへの出場を決意する。
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この映画の序盤の主人公ブリタニーの性格や価値観に共感してしまう人も多いのでは無いでしょうか。わかっていても、行動できない。怖くて逃げ癖がついてしまっている。そんな自分への自己嫌悪と、周りを羨み妬んでしまうことへの罪悪感。たくさんの負の感情や過去を乗り越え、文字通り一歩ずつ進んでいく姿は、本当にやる気と勇気を与えてくれます。
重い扉を開き走り始めた彼女を見ていると、少しずつで良いんだ。この少しずつの努力が、次の一歩への自信につながり、進み続けることができるようになるんだと実感させてくれます。
ストーリーが進むごとに信念と自信に溢れ、強く美しく成長していくブリタニーの姿をぜひ見ていただきたいと思います。
⑥ロマンス in スタイル
●あらすじ
デザイナーを目指しながら縫製師の仕事をするエラは、友人ケイティーの手伝いで大手ファッション誌で働くことに。そこで出版社の御曹司であるデレクと出会い、自らの目標の1つである16サイズ以上(プラスサイズ)の女性へ向けた服作りと、ボディポジティブを発信することに邁進する。ハンサムで実力もあるデレクにときめきを隠せないエラ。賢く意志の強いエラにデレクも惹かれていくが……。
▶︎視聴可能VOD:Netflix
大手ファッション誌と聞いてまず頭に浮かぶのはアン・ハサウェイ主演の
「プラダを着た悪魔」ですが、この映画は体型にこだわりません。
洗練された女性であることに、スマートさは必須では無いのです。
主人公のエラは自らの体型を受け入れていて、世の中の女性にもそうであってほしいと願っています。ファッションが大好きなエラだからこそ、プラスサイズの女性にファッションを楽しんでほしいと強く願っているのが伝わってきます。
この映画を見て驚いたのが、「アメリカのレディース平均は16サイズ」という内容。
そんなにも多くの女性が16サイズであるのに、ファッション業界はいまだに14までを基準にしているのかと!
時代の最先端であるべきファッション業界が、いまだにその価値観であることに驚きです。
そもそも世界基準って謎ですよね。国によって体型なんてさまざまなのに。
痩せていることを美とする国もあれば、ふくよかさが美の象徴の国もある。
服作りをする上で基準が必要なのは重々承知ですが、誰もがファッションを楽しめる世の中になってほしいですね。
エラの前向きで強かな姿にパワーをもらえること間違いなしです。
はい、ということでプラスサイズ女性が活躍する映画を6つ紹介しました!
冒頭にも書きましたが、プラスサイズがテーマの作品はポジティブな気持ちになれるのでおすすめです。
自分の体型に自信がない方はもちろん、元気が欲しい時にぜひ見ていただきたい映画です。
2024年9月現在見られるVOD情報も記載しておいたので、秋の夜長にいかがでしょうか?
またおすすめの作品が見つかったらご紹介したいと思います。
それでは、また!
もち湖ねる
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