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クルーズ船クルーになるために(2): アメリカC-1/D ビザ申請

クルーズ船員になるために、健康診断の後 私はアメリカC-1/Dビザを取得してくるようにエージェントから指示がありました。

C-1/Dビザ(通過ビザ・クルービザ)

米国に入航・着陸する船舶や飛行機で乗務を行なう乗員は、クルービザを取得する必要があります。米国やその海域を通過する飛行機や船舶の乗員は通常、通過/クルーを組み合わせたビザ (C-1/D)を利用します。

https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typecandd.asp USTravelDocs

アメリカ航路がある際は必要になってくるビザです。キャビンアテンダントも同じビザが必要とのことです。

ビザ取得までの流れ

米国ビザ申請ページよりアカウント作成

DS-160フォーム作成

お金を支払ってから面接予約

面接

受かったらビザがついたパスポートが家に届く

コストは、2022年時点で、
申請費用:22,400円
自宅郵送:3,190円

でした。ビザ代は乗船後船会社より返金して頂きましたので、実質自己負担は自宅郵送便代金のみでした。

DS-160

こちらビザ申請のフォームDS-160がとても分かりづらかったのですが、アメリカ大使館公式YouTubeに学生ビザ用のフォームの埋め方がありましたので、そちらを参考に埋めました。

https://youtu.be/qhVxexKxjOY

面接

面接予約を専用ページより行い、実際に東京都にあるアメリカ大使館へ赴き、面接を受けました。この際も大使館公式YouTubeの動画を見て、なんとなくイメージを作ってから挑みました。

面接への持ち物

大使館への持ち物で、古いパスポート(10年以内の)が必要とありました。VOIDのついた青いパスポート、どこに行ったか家の中を大捜索。。。昔のパスポートのコピーがあったので、それを持っていけばいいかなと思っていたところ発見!よかった
というわけで、私の場合は古いパスポートを持参しましたので確証はないのですが、もし無くしていたり、捨ててしまったようなら、面接会場前の受付の方に伝えれば良いのではないかな?と個人的に思います。

また、持ち物の、supporting documents (補助書類)ですが、私はこの時会社にお願いして、

offer letter (私がこの会社で働きますよ〜と書いてある証明書)
contract (会社との契約書)
e-ticket (乗船するために使用する飛行機のチケット)
を用意して頂きました。実際には、この時点ではSTCWトレーニングが終了しておらず、まだ契約できなかったので、全てダミーでした。でもこれらの書類がビザ面接の日に必要になるので、必ず先に貰っておきましょう。
これらの書類に加えて、自分の貯金証明もコピーして念の為持っていきました。


面接での質問

私が質問を受けたのはたったの3問のみ

  1. What company are you going to work for? (なんて会社で働くの?)

  2. How long have you worked for this company?(この会社でどのくらい働いてるの?)

  3. What role are you going to take on the ship?(船の上でなんの仕事して働くの?)

…….Ok, your visa has been approved.  終わり

わずか40秒足らずでビザがおりました!

その面接後8日で自宅にビザつきのパスポートが帰ってきました。


申請書類が少し厄介でしたが、面接はとてもスムーズでした。
こちらのビザを無事に取得後、ついに最終項目STCWの研修です!


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